2016年12月14日更新

【ペットシッターが解説】多頭飼育のお留守番、ケージはどうしたらいい?犬篇

多頭飼育であっても、犬にとって大切なパーソナルスペースとなるケージはそれぞれに用意してあげましょう。また、サークルと併用して使うと安心できます。お留守番の仕方や環境は、各家庭で異なるものです。しかし、まずは安全に、そして愛犬が体調を崩すことなくお留守番できるように準備しましょう。

お留守番前の安全なスペース作り


多頭飼いをしていると、思わぬ危険が家の中でも潜んでいることがあります。お部屋の中で放し飼いにしてお留守番させてみたら、お部屋の中を荒らしてしまった、誤飲誤食をしてしまったなど、事故につながってしまうこともあります。

まず、多頭飼いをする前に先住犬がしっかりお留守番できるようにしつけをしておきましょう。集団生活をする際に大切なリーダーと先住犬の関係性が出来上がっていない段階では、あとから来た犬も不安になってしまいます。まずは、静かに待っていれば飼い主さんは必ず帰ってくるということを理解してもらうためにも、先住犬のしつけをしておきましょう。

多頭飼いとなり留守番をさせる時は、部屋に放し飼いにするのであれば危険な物のない広い空間にする、またはある程度の広さを保ちながらサークルを使って犬のスペースをしっかり確保してあげましょう。大きいサークルには、パーツをつなげて頭数に合わせてスペースを広くできる物が販売されています。こういった大きなサークルの中にケージやトイレを入れて、お留守番の際にはここで過ごす、という習慣を持たせることが大切です。

お留守番に向けてケージは1頭ずつ用意


多頭飼いをしていて、お留守番させる時、ケージは1頭ずつ用意してあげましょう。お留守小さな穴の中で休むという習性を持っていた犬は、本来であれば、囲まれている「ハウス」の中で落ち着く場所ですが、少しずつ慣らしていく必要があります。

特にお留守番に慣れていない子犬がいる場合は、サークルの中でもベッドとトイレ、食事場所を分けてあげるようにしましょう。しっかりとスペースを分けてあげることで、トイレトレーニングにもなります。お部屋のあちこちで排泄を失敗してしまう心配もありませんので、特にサークルの中で過ごさせるようにするとよいでしょう。

初めてケージやキャリーバッグをハウスとして使う場合、中に入ることができたら扉を閉めずにおやつを与えるなど、少しずつ練習していきましょう。1頭ずつケージに入ることができるのであれば、休み時は自然と自分のスペースが決まっていきます。すんなり入ることができた時に、たくさん褒めてあげるようにしましょう。

サークルとケージを使うこと


多頭飼育の場合、留守番をさせる時のことも考えてサークルとケージを別に用意しておくようにしましょう。適切なサイズのケージであれば、ハウスとして使い、動物病院などに連れていく時のキャリーケースとして利用することもできます。

サークルは、普段の留守番の時だけでなく、ケガや病気の犬がいる時など、排泄や食事など他の犬と生活スペースを分けておきたい時に便利です。お部屋のスペースに合わせることができますが、なかにはよじのぼってしまったり、強く押してしまう犬もいますので、事故には十分に注意しましょう。

多頭飼育の場合、普段の食事のペースや量にも気を付けなくてはいけません。日ごろからケージの中で食事をするなどの習慣を作っておくと、健康管理に役立ちます。お互いの共有スペースとパーソナルスペースを作ってあげることが大切なのです。

まとめ

多頭飼育をしている場合、愛犬の健康管理と事故防止に気を配ることが大切です。その為、留守番をさせる時は、可能な限りサークルとケージを使ってお留守番させるとよいでしょう。もちろん、スペースが取れる範囲内で構いませんが、トイレ、ベッド、食事場所、1頭ずつが安心して過ごせる空間を作っておくことが大切です。

ayuka



ペットシッター

子どもの頃から動物が好きで、ペットのことを学べる専門学校へ進学。卒業後、会社員を経て、ペットシッターとして独立。愛玩動物飼養管理士、愛玩動物救命士の資格を取得し、日々たくさんのわんちゃんやネコちゃんのお世話に奮闘中。自宅では、トイプードルと猫1匹とのんびりとした時間を過ごす。

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