2016年12月21日更新

【ペットシッターが解説】多頭飼育のお留守番、ケージはどうしたらいい?猫篇

ayuka



ペットシッター

子どもの頃から動物が好きで、ペットのことを学べる専門学校へ進学。卒業後、会社員を経て、ペットシッターとして独立。愛玩動物飼養管理士、愛玩動物救命士の資格を取得し、日々たくさんのわんちゃんやネコちゃんのお世話に奮闘中。自宅では、トイプードルと猫1匹とのんびりとした時間を過ごす。

 

猫の多頭飼育の場合、猫の相性やテリトリーが気になる方も多いのではないでしょうか?お留守番をさせる場合もお部屋で自由に過ごさせることが心配な場合、ケージでのお留守番が安全になります。お留守番をさせる時の注意点とポイントをご紹介します。

 

猫の多頭飼育、ケージでのお留守番編


猫を多頭飼いする場合、先住猫との関係も少しずつ慣らして安心して迎えてあげたいものです。また、猫の体調が悪い場合などもケージを使うことで生活スペースを分けることができ、安心して暮らすことができます。

お留守番をさせる際も、そのままでは思わぬケガや事故につながりそうな時、お部屋のスペースに限りがある時などはケージがとても便利になります。

猫の多頭飼育でケージ飼いをする場合、ケージが2段から3段のものを選ぶようにしましょう。もちろん、ケージの中でのスペースが限られますので、入っても2匹までと考えておいたほうがよいでしょう。ケージの中で上下運動ができる猫専用のケージを用意する必要があります。

ケージの中に、トイレ、食事場所、ベッドというように、段ごとにスペースを分けてあげるようにしましょう。猫はテリトリーも大切にしますし、とてもきれい好きです。お留守番中も安心できる環境を整え、あまりに長時間に及ぶ場合は、知人や専門のペットシッターさんなどに一度出してもらうなどしてストレスが溜まり過ぎないよう注意しましょう。

猫の多頭飼育、お部屋でのお留守番編


自宅で自由に猫達をお留守番させる場合、まずは自宅の環境を整えましょう。

猫は隙間に入ることはもちろんのこと、脱走も得意です。風を入れる為に網戸にしておいたら上手に開けて外に出てしまったということもありますので、戸締りには十分注意しましょう。入って欲しくない場所には鍵をかけておくとよいでしょう。

多頭飼育していると、猫同士で何かよいおもちゃを見つけて思いっきり遊ぶことがあります。気づくと、追いかけっこが始まることがあります。高いところから瓶をやガラスを落として割ってしまったり、思わぬ物を誤飲してしまう事故にもなりかねません。普段から危険な物は片づけ、お留守番前には、興味を示すものや人間の食べ物、お菓子なども片づけておくようにしましょう。

猫を多頭飼育していると、お互いに体を舐めあってグルーミングしたり、寄り添って寝ているということもあります。猫たちは自分で落ちつく場所を見つけることが得意です。暖かいところ、涼しいところ、上手に見つけて体を休めています。室温には十分注意して、キャットタワーやベッドを各所に用意するなど、猫達がゆっくり休める環境を作ってあげましょう。

 

留守番中に注意しておきたいこと


多頭飼育している猫たちをお留守番させる際、ケージでもお部屋での放し飼いであっても、まずは食事管理をしっかりしてあげましょう。レトルトやパウチなどは傷みやすいので、置き餌をする場合はドライフードを与えるようにしましょう。多頭飼育の場合は、お皿をいくつかに分けて各所に置いておいたり、給餌器などを使うと便利です。

食事と同様に、飲み水もしっかり確保してあげましょう。多頭飼育していると、猫たちが走り回ってうっかりお水が入ったお皿をひっくり返してしまったということもあります。たっぷりお水が入った容器をフード同様にいくつか用意して、置いておくようにしましょう。流水が好きな猫の為に、給水器を用意しておいても安心です。

猫はトイレが汚れていると排泄しなくなってしまうこともあるほど、きれい好きです。多頭飼育の場合、普段よりもさらに1つ多めに予備のトイレも準備しておくとよいでしょう。また砂もたっぷりに補充しておくようにしましょう。

まとめ

安全のためにケージでお留守番させる場合、猫たちの普段通りのままに自由にお留守番させる場合、いずれにしても食事、水、トイレの準備は事前にしっかり行うことが必要です。

その上で、猫の成長段階や他の猫たちとの相性、留守番の期間やお部屋の環境などを踏まえて、どのようにお留守番させるか考えるようにしましょう。