2017年2月2日更新

【猫の幸せ後編】動物が幸福を感じるのにもっとも大切なモノ★○○とは?

前回のブログ、『【猫の幸せ前編】動物が幸福を感じるのにもっとも大切なモノ★○○とは?』では、動物も人間も脳の基礎となるシステムは変わらない、動物も人間も幸福を感じるのにもっとも大切なモノ、それは気持ち、「情動」だということお伝えしました。

この「情動」ですが、動物にとって一番大切な4つの気持ちがあります。前編ではそのうちの2つ、「探索」と「怒り」についてご紹介しました。

今回の後編では残りの2つ、「恐怖」と「パニック」についてご紹介しましょう。

「恐怖」

動物の情動の中で一番してはいけない行為、それはただひとつ、「恐怖」を感じさせる事だと言われています。(テンプル・グランディンー「動物感覚」より)

動物にとって、「ものすごく痛い」ことと「ものすごく怖い」ことのどちらかを選ぶとしたら、間違いなく「ものすごく痛い」ほうをとると考えられているそうです。

人間(私)なら、もの凄く痛いなら怖いほうがまだマシかも…。と思いますが、自閉症で動物感覚を持つと言う動物学者、テンプル・グランディンに言わせると、人間は動物に比べて「恐怖」を抑制する力が強いのだそうです。

確かに猫は大きな音、不意に動くなど、ちょっとしたことでも驚きますよね。人間よりも怖がりなのは間違いなさそうです。面白半分に猫を驚かすのは絶対に止めましょう。

一般的に人間の自閉症の人もそうでない人と比べると、痛みに強く、恐怖に弱いそうです。


画像出典:猫壱(ねこいち・ネコイチ)公式サイト

パニック

最後にご紹介する情動は「パニック」です。動物でも人間でも赤ちゃんは母親の姿が見えないと泣きます。動物の中には、母親から引き離されてひとりぼっちにされた赤ちゃんはパニックのあまり死んでしまうこともあるとか。

このパニックは恐怖に似た情動ですが、動物は本当に人間に比べてこの分野にとても弱いそうです。

よく人は「心が痛い」という表現をしますが、動物の場合も身体的苦痛よりも他者からの関係から生じる苦痛のほうが辛い生き物のようですね。

いかがですか。人間と動物の感覚の違い。私は動物は痛みよりも恐怖の方が辛い、ということを初めて知りました。

アメリカでは、この動物感覚を尊重して、食肉にされる牛やブタの最後の瞬間に苦痛を与えずに屠殺する機械が開発されているそうです。今ではアメリカとカナダの牛の半分に、この人道的な食肉システムが使われているのだとか。(テンプル・グランディンー「動物感覚」より)

人間と動物には感じる感覚の違いがある。これは意外と知られていないのでは?この研究がもっと進めば、猫とももっとより良い関係が作れるかもしれませんね。

このことを紹介している、自閉症の動物学者、テンプル・グランディンは「動物の通訳者」と呼ばれているそうです。

彼女の著書、「動物感覚」と「動物が幸せを感じるとき」は大変面白い本でした。動物の気持ちに興味がある方は、是非読んでみて下さいね。

トップ画像出典:猫壱(ねこいち・ネコイチ)公式サイト

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