室内での生活がよく似合う?シー・ズーの散歩について

シー・ズーというと王宮の中で高貴な方々とのんびりと暮らしているようなイメージがあるため、あまり運動とは結びつかないところがありますね。実際のところはどうなのでしょうか?シー・ズーには散歩は必要ないのでしょうか?どうやらそんなことはないようです。今回はそんなシー・ズーの散歩について調べてみました。

 

シー・ズーに散歩は必要?

ふんわりとした被毛と大きく円らな瞳がどことなく眠そうなおっとりとした印象を与えるシー・ズーですが、実は意外とエネルギッシュで遊ぶことも動き回ることも大好きな犬が多いようです。

確かに大型犬や中型犬のように毎日時間をかけて散歩をすることで、体力を維持し運動への欲求を満たしてあげなければならないような犬種ではありません。しかし好奇心旺盛で意外と活発な面のあるシー・ズーにとっては、運動量の確保だけでなく好奇心を満たしストレスを発散する意味においても散歩をさせることには意味があるようです。

また食欲が旺盛でやや太りやすい体質をしているため、肥満になりやすい傾向があります。シー・ズーの場合は椎間板ヘルニアや気管虚脱など、肥満が誘発してしまう病気に注意が必要です。肥満にならないためにもある程度の運動代量は確保する必要があるようです。

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シー・ズーに散歩が必要なわけ

シー・ズーにとって毎日の散歩は、肥満を防止しストレスを発散させるためにも必要なもののようですね。しかし散歩には運動の意味だけでなく、シー・ズーにとって必要なさまざまな要素があるようです。

日光浴

犬も人間と同様に太陽の紫外線を浴びることで、体内でビタミンDを生成します。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けることで知られています。

足が短くやや胴の長い骨格をしているシー・ズーは椎間板ヘルニアなど骨や関節の病気に注意が必要なようです。また骨折などのケガも気を付けたいところですね。そんなシー・ズーにとってはビタミンDの生成を促し、カルシウムをしっかりと摂取することはとても大切なことです。

またビタミンDは皮膚病を予防することができる殺菌効果を持っているといわれています。高温多湿の日本の夏に弱いシー・ズーは、マラセチア皮膚炎や膿皮症などの皮膚病にかかりやすい犬種としても知られています。天候と気温のよい時に日光浴を兼ねて散歩に出るのは、皮膚炎の予防にもつながるようです。

他の犬や人とのコミュニケーションを学ぶ

シー・ズーは小型犬のなかでもあまり神経質な面がなく無駄吠えの少ない犬種だといわれています。性格的にもとてもフレンドリーな性格をしていて、他の犬や家族以外の人にも友好的に振る舞うことができるようですね。

しかし子犬の頃から家の中だけで暮らすような生活を続けてしまうと、どんなに友好的なシー・ズーでも他の犬や家族以外の人とのコミュニケーションをとることができなくなってしまいます。散歩には他の犬や家族以外の人とのコミュニケーションを学ぶという意味もあるのです。

できればワクチンが済んだ子犬の時期から積極的に散歩に連れて行って、多くの犬や人と触れ合う機会を作ってあげるとよいですね。

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シー・ズーの必要な散歩の目安は

ではシー・ズーに必要な散歩の頻度や時間はどのくらいなのでしょうか?シー・ズーの散歩は毎日朝と夕方の2回、1回の時間は30分くらいが丁度よい頻度だといわれています。

しかしシー・ズーは体格に個体差が大きいように、運動に対する欲求も犬それぞれに個体差があるようです。1時間以上歩いてもまだ帰りたがらないような犬もいれば、10分も歩くと抱っこをおねだりするような犬までさまざまなようですね。

1日2回1回30分という頻度はあくまでも目安です。犬の様子をみながら無理をしない範囲で散歩をさせてあげるのがよいでしょう。

 

夏場の散歩には注意が必要

シー・ズーは足が短い骨格をしているため、夏場はアスファルトや地面からの照り返しの影響を他の犬種よりも強く受けてしまいます。また鼻の短い短頭種のため暑さのコントロールが難しく、熱中症には特に注意が必要な犬種です。

夏の熱い時期には地面が熱を持つ前の午前5時~6時くらい、夕方は地面の熱がしっかりと抜けているのを確認してから散歩をおこなうとよいでしょう。もしも早朝や夕方遅い時間が難しい場合は無理に2回にこだわる必要はありません。朝か夕方のどちらか1回だけの散歩でもよいでしょう。また温度管理のできている室内のドッグランを利用するなど工夫をするのもよいですね。

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まとめ

シー・ズーの散歩についていろいろと調べてみましたがいかがでしたでしょうか?

シー・ズーが飼いやすいと紹介される中に、よく散歩の必要がないと書かれているものをみかけます。確かに運動量の面だけで考えれば室内で十分に遊ばせてあげるだけでよいかもしれません。しかしシー・ズーにとっては家の外から受ける刺激は、家の中にはない驚きと興奮をもたらしてくれるものなのです。そしてそれらの刺激を受けることで精神的に安定した犬へと成長していくのです。

シー・ズーにとっての散歩は飼い主とのコミュニケーションの場でもあります。毎日お互いに無理なく楽しめる範囲で散歩を続けてあげるとよいですね。

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