2016年11月18日更新

愛犬のお口のお手入を後回しにしてはいけない4つの理由

おかもとてつへい



ドッグマナー

自称犬の写真家(笑)/ NPO法人日本ドッグマナー協会 / 一般社団法人ペットライフデザイン協会 愛玩動物救命士 モラキジドッグは愛犬(モモ、ララ、キキ、ジジ)の頭文字からです。 犬同伴可の焼肉店で手作りフードでキャリアを積み、飼い主さんと愛犬の(ドッグマナーとペットライフ)共生の為に尽力しております。自社Webサイトコンテンツ制作や他社Webサイトも制作。

 

ワンちゃんが家にきてから気にしなければならないことや行うべきことは、実にたくさんありますよね!
ご飯の内容や与える回数、ワクチン接種、排泄のしつけ、避妊去勢をどうするか、などなど。
そんな中、まだまだ優先順位の低いこととしてお口のケアがあります。なぜこのことが後回しにされるのか分かりませんが、一緒に考えてください。

ヒトの歯の健康維持については8020運動がしばしば取り上げられます。
80歳まで20本の歯を残すことで、満足した食生活ができるといわれています。

 

ワンちゃんにとっての歯は、どのくらい重要なのか?

ワンちゃんにおいて、ご飯の食べ方は個々によって異なります。
ヒトでは咀嚼が認知症予防に効果があるようですが、ワンちゃんは、バリバリと噛み砕いて食べるコもいれば、いっさい噛まずにまる飲みしても平気なコもいますので、極端な話、歯がなくとも生命としては問題ないように思います。

実際、犬猫の歯科処置においてしばしば抜歯処置が行われ、なかには全ての歯が抜歯されてしまう子もいるそうです。その後の食事摂取について大きな問題が生じることは少ないです(もちろん食事内容については考慮しなければいけませんが)。
だからといってワンちゃんたちがお口のケアをしなくてもよいかというとそうではないようです。
なぜでしょうか?

お口のケアを怠ってはいけない4つの理由

  1. 口臭の防止
  2. 歯石によって菌が広がり二次感染の恐れがある。
  3. 他の臓器に悪影響を及ぼす
  4. 歯根歯周が化膿して鼻血が出たり最悪顔に穴があいてしまう。

歯についた食べ物の一部は口の中のばい菌によってヘドロのように分解され、
いやなニオイを放ちながら4~5日で“歯石”というものを作り出します。
お口の中でよく見られる“歯石”はばい菌の塊です。歯にがっちり密着していて放置しておくと、ばい菌が産生する毒素や菌そのものが少しずつ全身に広がっていきます。やがては心臓や腎臓、子宮などに悪影響を及ぼすことが知られています。また、歯根周囲が膿んでしまうことによって鼻血が出たり、顔に穴があくということがしばしばあります。
そういうことから歯石の形成を防ぐために、毎食後にはできなくとも週2回程度はお口のお手入れを行う必要があるそうです。

 

お手入れの方法はどうやるの?

お手入れの簡単な方法としては、指にガーゼを巻いて歯をこするというのがあります。
また効果的なものの一つに歯ブラシがあり、これがなかなか難しいのですが、子犬のうちから慣らすこともできますし、高齢のワンちゃんでもいくつかの方法でお手入れが可能です。
今では犬猫の歯周疾患を予防するために様々のグッズが用意されていますので、ご自身で扱いやすいものを探してみるのもいいでしょうね。

慣れていないコにとってのお口のお手入れは、麻酔をしてもしなくてもストレスになります。
普段からのケアがとても重要だそうです。“病はクチから”ということがありますので、日常的なケアをスタートあるいは継続が必要。
私たちにとって食後の歯磨きは日常のことですが、ワンちゃんたちにとってもそうなることを願います。

 
 

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