2016年12月7日更新

町の人たちが力を合わせれば【ねりまねこブログ】

この時期、子猫が産まれたという相談がつづきます。

隣町で、いつも地域猫活動を
ご支援くださるAさんから
ご相談がありました。

「近所に捨て猫なのか
突然、母子猫が現れました。

不憫に思い、ご年配の方が
自宅敷地で餌を与えてくれましたが
飼うことはできません。

母猫の不妊手術と子猫の保護と
里親探しを手伝ってもらえませんか」と。

私達が進める地域猫活動は

外にいる猫は外に置いたまま
適正な管理を推進する活動です。

市民の誰もが無理なくできますが

保護・譲渡となると話は別です。

私達には、とても保護する余裕はないので、

手術可能な2kgになったら
不妊・去勢手術をして、元の場所にもどすと
回答しました。

かわいい子猫がこれから寒い冬を迎え
ずっと外に暮らすのは可哀想だと

餌やりさんやAさんや猫を心配する人たちが

あちこちに声がけをしました。

最後は、Aさんが引き取る覚悟でいましたが・・・

その時、すぐ近くの方が
手をあげてくださいました。

飼い猫を18歳で看取ったばかりの
優しいご家族でした。

立派な広いお宅で、理想的な環境でした。

緊張していますが、初めての人にもさわれる
素直で慣れた子猫です。
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この子を保護するにあたって、

去勢手術エイズ・白血病検査
ノミダニ寄生虫駆除ワクチンなど
医療費がかかりました。

子猫を引き受けたご家族が
払うと申し出てくれましたが、

餌やりさんと、Aさんで全額、
ご負担くださいました。

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私達がすんなり引き取っていたら、
うちで抱え込む猫が増えるだけで
飼い猫になるまでの道のりは遠かったでしょう。

町の人たちのネットワークを使い、
力を合わせれば、たいていのことは
できるのです。

町の皆様、ありがとうございました!

飼い主様子猫のことを
どうぞよろしくお願いいたします。

ねりまねこ



NPO法人

「NPO法人ねりまねこ・練馬区地域猫推進ボランティアのブログです。 博愛の夫と、平均的猫好き妻による、市民ボランティア奮闘記! 地域猫とは地域にいる飼い主のいない猫の問題を、 地域住民・問題解決に取り組むボランティア・行政の三者が協力しあって解決を目指すことにより、 人と猫とが共生する地域づくりをしていくという考え方です。」

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