2016年12月21日更新

猫は拾ってもキリがない【ねりまねこブログ】

3年前

S町で、野良猫の多産多死に
心を痛めたOLのSさんが

練馬区が公募する地域猫推進ボランティアに
登録しました。

私は後輩ボランティアの
アドバイザーとして、

孤軍奮闘するSさんと一緒に現場で

地域説明、捕獲と手術、
保護・譲渡をお手伝いしました。

Sさんのおかげで、問題は鎮静し、

その後、Sさんは引越しして、
誰も管理する人はいなくなりました。

地域猫活動(野良猫の適正管理)は
継続がキモです。

この現場から、

公園で赤ちゃん猫を拾ったと
ご相談がありました。

相談してきたのは、地域猫活動に協力し、
捕獲やカンパの支援をしてくださった施設です。

あまりにも小さくて、育てる手段もわからず
大変お困りの様子です。

登録ボランティアのSさんはもういない、

私達の管理地域外です。

地域猫活動は
「ボランティアが猫を保護する活動」
ではありません。

地域のみなさんが環境を保全するために

無理なく、できる範囲で
外の猫を適正に管理する対策です。

今回のように赤ちゃん猫を見つけたら、

自分で保護できない場合は
放置するしかないでしょう。

運が良ければ

母猫が咥えて持っていくか優しい人が拾って
動物病院に連れていき、助かるかもしれません。

または、

そのまま餓死するか、カラスなどに捕食されるか、
善良だけど育て方がわからない人に拾われ
死んでしまうかもしれません。

・・・・で

どうなったかと言うと・・・

お察しのとおり、

うちへ(;^ω^)

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体重は140g超え

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もうすぐ目があきそうなので生後7-10日ってところか。

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幸いなことに元気です。
ミルクもしっかり飲んでます。

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問題は産んだ母猫
(場合によっては、きょうだいも)が
いることです。

母猫の不妊手術をしなければ、
毎年、子猫が生まれ、

赤ちゃん猫を見つける度に
大騒ぎになります。

子猫で悩まないためには
周囲のメス猫の
不妊手術をするしかありません。

OLのSさんのように勇気を出して
ボランティア登録してくれる方が
現れるか、

自治会など地域コミュニティーで
野良猫対策をしてもらえたら
助かるのですが・・・。

ねりまねこ



NPO法人

「NPO法人ねりまねこ・練馬区地域猫推進ボランティアのブログです。 博愛の夫と、平均的猫好き妻による、市民ボランティア奮闘記! 地域猫とは地域にいる飼い主のいない猫の問題を、 地域住民・問題解決に取り組むボランティア・行政の三者が協力しあって解決を目指すことにより、 人と猫とが共生する地域づくりをしていくという考え方です。」

ねりまねこブログ

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