意外と活発なキャバリアと一緒にドッグランへ行くには?

人なつっこくて社交的なキャバリア。おっとりとしたイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実はとっても活発で好奇心旺盛な面もあるようです。散歩でも気になるものを見つけると飼い主を引っ張って歩くキャバリアの姿を見かけますね。今回はそんなキャバリアとドッグランに行くための準備などを調べてみました。

 

ドッグランてどんな所?

ドッグランと聞いてどのようなところを思い浮かべますか?恐らく多くの方は柵で囲まれた広場のようなところを思い浮かべるのではないでしょうか?

日本ではドッグランといわれていますが、ペット先進国といわれている欧米ではドッグパークと呼ばれており、飼い主と飼い犬のための専用の広場の事をあらわします。ドッグランが柵で囲まれている理由は、ドッグランの中では基本的にリードを付けずに犬が自由に走り回ることができるようになっているからです。

そのため犬たちが逃走してしまわないように、策で囲って他の施設とは区別しています。出入り口も2重になっていて、出入りの時も犬が外に出ないようにしているところも多いようですね。

最近では高速道路のサービスエリアや大きなショッピングモールなどに併設されていることもあり、気軽に利用できる所も増えてきました。好奇心旺盛で活発なところがあるキャバリアにとって、リードを付けられることなく自分のペースで自由に走り回れるのはストレス発散にはぴったりです。気軽に利用できるドッグランが増えるのはありがたいところですね。

でも犬が自由に遊ぶことができるということは、安全に利用するためには十分な準備と、守るべきルールがあることを知っておく必要があります。どのような準備が必要なのか、守るべきルールとはどのようなものかをご紹介します。

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行く前の準備

ドッグランを利用する前に準備として犬にしっかりと教えておきたいことがいくつかあります。

公共の場所であるドッグランにはさまざまな性格の犬と、犬に対する考え方が違う飼い主が集まります。中には気性があわない犬もいるでしょう。またどうしても考え方が相容れない飼い主も方もいるかもしれません。

トラブルになることなくお互いに気持ちよく利用するためには、ある程度のしつけができている状態であることが必要なのです。ドッグランを利用する前にしっかりと身に付けておきたいことは次のようなことになります。

呼び戻し

ドッグランを利用する時に絶対に必要なしつけが呼び戻しです。ドッグランの中には呼び戻しのしつけが100%でない犬の入場を断っているところもあるくらいです。

ではなぜ呼び戻しができないといけないのでしょうか?前にも書いているとおりドッグランの中は、ノーリードで犬たちが自由に遊ぶことができます。うれしさのあまり興奮しすぎて暴走してしまったり、気のあわない犬と喧嘩を初めてしまうことも考えられますね。

犬が自由に遊ぶことができるからこそ、興奮している状態でも飼い主がコントロールを取り戻せる呼び戻しが、できるようにしておく必要があるのです。家の中や散歩で「おいで」もしくは名前を呼ぶと飼い主のところへ戻ってくるように、しっかりと訓練しておきましょう。

クールダウン

呼び戻しとあわせて教えておきたいのはクールダウンです。ドッグランでは普段はおとなしい犬でも、興奮や緊張からいつもとは違う行動をとってしまうこともあります。そのような時に必要になるのがクールダウンです。

クールダウンには「お座り」「ふせ」「待て」のコマンドが有効です。少し落ち着かない様子であったり、無駄に吠えてしまうような状態であった場合は「おいで」で呼び戻して、「お座り」もしくは「ふせ」のコマンドをかけて「待て」をさせ、キョロキョロせずに飼い主に注目できるまで待たせます。

クールダウンさせることによって飼い主が側にいることを感じ、落ち着くことができる犬が多いようです。ドッグランに入ってすぐリードから離すのではなく、1度クールダウンさせてから離すのもよいといわれています。

社会性を身に付ける

キャバリアの魅力の1つは社交的で人や他の動物と友好的に振る舞うことができる所ですね。確かにキャバリアの持つ素晴らしい性質の1つですが、何もしなくても発揮されるというものではないようです。

キャバリアの社交性を引き出すためには、小さな頃から家族以外の人や他の動物と触れ合う機会を多く持つことが大切だといわれています。確かにドッグランでは多くの犬や家族以外の人と触れ合うことができますが、他の犬との交流のために最初からドッグランを利用するのは危険です。

他の犬たちが飼い主の元を離れて自由に遊んでいるドッグランでは、入ってすぐに多くの犬たちに囲まれてしまうことがあります。まだ他の犬とのコミュニケーションに慣れていない状態で知らない犬に囲まれてしまったらどうなるでしょう?緊張して吠えてしまったり、逃げ出してしまうことも考えられますね。

例え攻撃性がなく友好的なキャバリアでも、1度他の犬に対して苦手意識を付けてしまうと、恐怖感を払拭することはなかなか難しいことです。それではせっかくのキャバリアの魅力である友好的な面を、うまく引き出してあげることができなくなってしまいますね。

ドッグランでリードを離した状態で他の犬と交流をする前に、リードをつけて飼い主がコントロールをとっている状態で、冷静に挨拶をすることができるようになっておくことが必要です。

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利用する時のルール

公共の場所を利用する時には、利用ルールが書いていなくても暗黙のうちに守るべきものがあるものですね。ドッグランでも利用する時には必ず守るべき暗黙のルールがあります。

ドッグランを利用する時に守るべきルールは次のようにいわれています。

ワクチンの接種

多くの人が集まる公共の場所では病気をうつさないように、マスクなどで予防をしておくことはマナーの1つですね。犬でも同じことです。ドッグランは多くの犬が利用する公共の場所ですから、伝染性のある感染症などを持ち込むことはルール違反です。

ワクチンで予防している病気は伝染性が強く、感染すると感染した犬だけでなく人にも危険がおよぶ可能性がある病気です。多くの人や犬が利用する場所へそのような病気を持ち込んだらどのようなことになるかは、考えなくてもわかりますね。

ドッグランの中にはワクチン接種済みの証明ができない犬の入場を断っている施設もあるくらいです。ドッグランを利用する前にはワクチンの接種は必ず済ませておきましょう。また初めて利用するドッグランへいく時は、鑑札や注射済み証を持参するとよいでしょう。

発情中の利用は控える

発情中のメスの利用は控えましょう。中には生理用ショーツを付けて利用している方もいらっしゃいますが周りの迷惑になりますし、なにより自分の愛犬が危険な目にあいかねないのでおすすめできません。

発情中のメスは交尾のためにオスを引き寄せるフェロモンが過剰に分泌されている状態です。オスにとってメスの発するフェロモンの臭いは、どんなに訓練を積んでも本能に勝てない強い吸引力を持っています。生理用ショーツを付けていても臭いを隠すことはできません。

発情中は体調も崩しやすくなります。できるだけ静かに過ごさせてあげることを心がけるとよいと思います。

排泄は済ませてから利用する・粗相は素早くかたづける

ドッグランを利用するならできるだけ衛生的なところを利用したいものですね。ドッグランを衛生的に保つためには、できる限りドッグランの中で粗相をさせないことが大切です。

ドッグランを利用する前に家で排泄を済ませておくとよいですね。もしも室内でうまく排泄できない場合は、ドッグランの近くを少し散歩するなどの工夫をするとよいでしょう。

それでも興奮から粗相をしてしまうこともありますね。ドッグランの中で粗相をしてしまった場合は、飼い主の責任で速やかに片付けましょう。ドッグランの中には粗相をした時の対処方法に決まりがあるところがあります。決まりがある場合はそれに従って正しく片づけをおこないましょう。

ドッグランの中には施設内に犬用のトイレを設けているところもあります。もしもトイレが用意されている場合は、リードを離す前にトイレの位置を教えてあげるとよいですね。

愛犬からは目を離さない

ドッグランで犬を自由に遊ばせる時の大前提は、飼い主が愛犬の行動のすべてに責任を持つということです。そのためにドッグランを利用している時は愛犬からは目を離さないようにしましょう。

愛犬が少しでも危険だと感じた時は素早く抱き上げる、逆に他の犬に迷惑をかけている時は離してクールダウンをさせるなど、トラブルになる前に早めに対応できるようにしましょう。

利用規約に従いましょう

ドッグランの中には利用の規約が決められているところがあります。利用の規約があるということはそれだけ管理体制がしっかりとしたドッグランだということでもありますね。お互いに気持ち良く利用するために決められているルールですから、規約に従って正しく利用するようにしましょう。

規約の中には利用料金や利用時間などの基本的なものだけでなく、ワクチン接種済みであることを提示する必要があったり、首輪やハーネスなどとっさの時につかめるものの着用を義務付けていたりする場合があります。初めて利用するような場合はあらかじめ利用の規約を調べておくとよいですね。

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キャバリアとドッグランを利用するには

キャバリアとドッグランを利用するために必要なことについて調べてみましたがいかがでしたでしょうか?

室内では穏やかに過ごすことが多いキャバリアですが、1度外に出るとさまざまな刺激に好奇心がくすぐられ夢中になってしまうことが多いようです。そんなキャバリアにとってドッグランは散歩とは違う刺激に溢れた魅力的な場所でしょう。ルールを守って楽しく安全に利用できるようにしてあげたいですね。

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