2017年1月12日更新

旅行に出張……頻繁に家を空ける人でも猫は飼えるの?

ペット生活



編集部

犬や猫との暮らしを豊かにするお役立ち情報をお届けします。

 

猫を飼いたくても、「旅行や出張で家を空けることが多いから猫を飼うことはできない」と思っている人は少なくありません。しかし、それは大きな誤解です。家を頻繁に空ける人の中には、猫を飼っている人も少なくありません。猫に留守番をさせて旅行や出張に行っている人もたくさん居ます。ただし、頻繁に家を空ける人が猫を飼うには、少し工夫が必要です。ここでは、家を頻繁に空ける人が猫を飼う上で気を付けたいことについて、簡単にお話します。

 

猫だってひとりぼっちは寂しい!

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「猫は群れを作らない動物だから、ひとりぼっちでも平気」と思っている人は少なくありません。飼い主がどんなに長い間家を空けても、エサと水さえきちんとしておけば悠々自適に過ごすようなイメージがある人も珍しくないでしょう。

でも、猫だってひとりぼっちは寂しいのです。

猫は、とても愛情深い動物です。群れは作りませんが、一緒に暮らしている飼い主やその家族に対してとても深い愛情を抱いています。そんな愛情深い動物だからこそ、「いつも暮らしている人が帰ってこない」という環境に不安になってしまう猫も少なくないのです。

また、長い間飼い主が帰ってこないと「捨てられてしまったんじゃないか」「もう帰ってこないんじゃないか」と落ち込んでしまう猫もいます。

個体差はありますが、飼い主やその家族が半日家を空けただけでも、人間が帰宅するなり足元にまとわりついてしばらく離れない寂しがりやな猫もいるんですよ。

猫は勝手気ままな動物という印象がありますが、猫もひとりぼっちは寂しいもの。猫を留守番させるときは、そんな猫の気持ちにも少しだけ気を配ってあげてくださいね。

状況に応じて「預ける」という選択も

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もし飼っている猫が子猫だったり、体調が優れなかったりする場合は、短い期間であっても信頼できるところに預けるようにした方が良いでしょう。

子猫の場合、体調を崩しやすいだけでなく、思わぬトラブルを起こしたりします。好奇心から家具の隙間に入って出られなくなったりする子猫は珍しくありません。

体調を崩している猫を一匹で留守番させるのは、あまりにも酷です。急な体調の変化にも対応できるよう、信頼できるペットホテルや動物病院などに預けるようにしましょう。

また、長い間家を空ける時も信頼できるペットホテルや知り合いに預けたほうが良いと言えます。

エサや水、トイレといった猫の生活環境の問題もありますが、信頼できる所に預けたほうが飼い主の気持ちがラクになるからです。

猫を一匹で留守番させていると、やはり猫のことが心配になりますよね。「ちゃんとご飯は食べているかな?」「具合が悪くなったりしていないかな?」「寂しい思いをしているんじゃないかな?」といった心配はもちろん、「ソファや壁は無事かな……」「障子や襖は無傷かしら」といった心配もあることと思います。

でも、信頼できる所に預ければ、エサや水、トイレの心配はありませんし、具合が悪くなったときも安心です。もちろん、ソファや壁、障子や襖がボロボロになっているのでは……?なんて心配もする必要がないので、自分の予定に集中することができます。

具体的に「○日以上家を空ける時は預けたほうが良い」と言うことは難しいですが、自分の気持ちや愛猫の性格・体調・年齢、猫が過ごす環境などを総合的に考えて、もし不安があるようであれば信頼できるところに預けるということも考えましょう。

猫を留守番させるときに気を付けたいこと

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寂しい思いはさせてしまいますが、猫もきちんと留守番はできます。しかし、留守番をさせるなら、猫が快適に過ごせる環境を万全に整えてから家を出るようにしましょう。

エサと水

留守番をする際に忘れてはいけないのが、猫の食事と飲み水です。猫に留守番をさせるときは、エサと水をたっぷり用意してから家を出ましょう。いつもより多めにお皿に盛ったり、お皿を置くポイントを増やしてください。

もし毎日決まった時間にエサをあげているのであれば、自動給餌器を使うと決まった時間にエサをあげることができますよ。

飲み水も、たっぷりと水が飲めるように「水飲み場」を増やしてあげてくださいね。できるだけ新鮮な水を飲ませたいのであれば、自動給水器を利用するという方法もあります。

エサが少ないと、猫が辛い思いをするだけでなく、空腹のあまりキャットフードの袋を開けようとすることもあります。その結果、帰宅したらキャットフードが散乱していた……ということも。留守にする間、キャットフードの袋は猫の手が届かないところにしまっておきましょう。

粗相をしても怒らないで

猫は綺麗好きな動物です。トイレが汚れていると、トイレ以外の場所で粗相をしてしまうこともあります。留守番中は、どうしてもトイレの掃除ができません。そのため、帰って来たら別の場所に粗相をしていた……なんてことも。でも怒らないであげてくださいね。

どうしてもトイレ以外の場所に粗相をされるのが嫌な時は、「自動ネコトイレ」を使う方法もあります。

家を空ける時は、事前にトイレを綺麗にしてから出かけるようにするのも大切です。

夏は涼しく、冬は暖かく

部屋の温度も気を付けたいポイントです。エアコンを賢く利用して、猫が過ごしやすい温度にしてあげましょう。

猫はある程度自分で快適な温度の場所に移動して過ごします。でも、家全体が暑かったり、逆に寒かったりすると、快適な場所を見つけることができません。

一部屋だけでも良いので、エアコンやクールマット・ペットヒーターなどを利用して快適な場所を作ってあげてください。家全体が極端に暑かったり寒かったりすると、猫も体調を崩してしまいます。

夏、暑すぎれば熱中症になってしまいます。冬は、寒すぎると水を飲む量が減るため、下部尿路疾患が発症しやすくなります。夏も冬も、部屋を過ごしやすい温度にしてあげましょう。

一匹でも留守番させるためには

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猫も留守番はできますが、決してストレスを感じていないわけではありません。特に、それまで家にいることが多かった人が急に家を頻繁に空けるようになると、猫は環境の変化から大きなストレスを感じます。不安で、寂しくて、体調を崩してしまう子もいます。ストレスから、問題行動を起こしてしまう子もいます。

一匹でも留守番できるようにするには、日頃から「ほどよい距離」を保った関係を築くようにしましょう。

四六時中猫から見えるところに飼い主やその家族がいると、猫にとってそれが当たり前になってしまいます。そうすると、いざ一匹で留守番させようとなったとき、不安や寂しさから問題行動を起こしてしまうことがあるのです。

時々は離れて過ごす時間も作るなど、猫が「少しの間飼い主が居なくても平気」と思える関係を作るのが上手に留守番させるコツです。

 

猫だって寂しいことを忘れないで

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猫も一匹で留守番はできるので、家を頻繁に空ける人でも飼えないことはありません。しかし、ひとりぼっちで過ごすのが寂しいのは人間も猫も一緒です。帰ったらまずは猫の様子をチェックしてください。ケガをしていたり体調を崩しているようであれば、すぐに獣医さんに診てもらいましょう。水やエサを取り換えることも忘れずに。帰宅してしばらくは猫が甘えてくるかもしれません。そんな時は猫の好きなようにさせてあげましょう。猫だってひとりぼっちでの留守番は寂しいし、不安なのです。荷物の整理があるから、着替えたいからと邪険にしないであげてくださいね。

 
 

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