2016年12月18日更新

【動物看護師が徹底解説!】秋冬は愛猫も太りやすい!?寒い時期の肥満予防について

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

 

食欲の秋!を過ぎると、寒い寒い冬がやってきますね。冬に体重管理を厳しく行っている人もいらっしゃるようですが、実はどれだけきちんと管理しても、冬に太るのは仕方のないことだってご存じでしたか?それは人間だけの問題ではなく、猫にも共通して言えるのです。寒い季節につく脂肪とうまく付き合うには、どうしたらよいのでしょうか。

 

冬に太るのは当たり前のこと

人間も猫も、寒い冬に耐えるために脂肪を蓄えます。これは生物の生理現象ですので防ぐことはできません。ある程度体重が増加することは当たり前なので見逃すべきですが、丸々と太るのはちょっとやりすぎです。当たり前と言いつつも、きちんと体重と向き合って管理していかなくては、どんどん肥満猫へ変身していってしまうでしょう。

1㎏程度までは、見逃してそれ以上は徹底した管理が必要になりそうです

冬に太る原因は?

上記の理由のほかにも、太る原因となることがあります。猫は普段からずっと寝ている生き物ですが、寒い季節になるといつ起きているのかわからなくなるくらい、丸まったまま動かないでしょう。元々少ない活動量が、さらに下がることによって、摂取カロリーと消費カロリーのバランスが悪くなり脂肪をさらにため込む原因になります。

寝ているところをわざわざ起こして、遊びがてら運動させようとしても猫はなかなか乗り気にはなってくれないでしょうから、このバランスは摂取カロリーを調節するしかありません。冬になったからといって、最初からフードを減らす必要はありませんが、普段と同じ生活をしていて、寒くなってから突然ぐんぐんと体重が上がってきたのなら注意が必要です。フードの量を調節したり、オヤツをあげているのなら控えるなどして、摂取カロリーを少なくするようにしましょう。

 

体温を保つために代謝が上がる

冬は脂肪をため込む作りになっていて、さらに活動量も落ちて・・・と悪いことだらけに思えますが、外気が寒いことにより体温も多少変化していくので、平熱に保つために体は一生懸命代謝をして体温を保ちます。この働きによって、脂肪をため込みやすくなっても代謝は良いので、食事管理をきっちり行わなくても、どうしようもなくどんどん体重が上がっていくことはほぼないのです。

しかし、猫は特に家の中にずっといる生き物ですから常に暖房がついています。快適な温度で過ごすことによって、代謝を上げる必要もなく、脂肪ばかりが溜まっていく個体もいるのが現状です。とはいえ、ここまで何度も冬は太りやすいと言ってきましたが、冬になって特別食事を変えたり、おやつを増やしたりしなければ、春にはまん丸・・・ということはありません。”太りやすい”ということだけ頭に入れておけば、肥満のブレーキをかけるタイミングがつかみやすいので覚えておきましょう。

鍋のおすそわけや、猫用クリスマスケーキ、猫用おせちなどを暴食しなければ肥満にはなりませんので、安心してくださいね。

 
 

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