2017年1月13日更新

【動物看護師が徹底解説!】犬や猫もオナラをする?

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

 

ある日自宅でまったりしていたら、どこからともなく臭い香りが・・・。トイレしたのかな?と見に行っても何もなく、もしかしてオナラ?と不思議に思った経験がある飼い主さんも多いはずです。犬や猫もオナラをすることってあるのでしょうか?それはどんな時なのでしょうか。

 

犬猫もオナラをする

犬や猫も、我々人間と同じように、腸内でガスが発生しオナラが出ることがあります。しかし、自分でコントロールしているというよりは、自然と出てしまうことが多く、お尻から空気が出る感覚にびっくりした顔をする犬猫もいることでしょう。一緒に寝ていたら顔に直撃、なんて経験のある飼い主さんもいるかもしれませんが、狙ってやっているわけではないので許してあげてくださいね。

ガスが発生するときってどんなとき?

水分不足からくる便秘であったり、食事が合わずに消化不良を起こしているとき、なんらかの理由で便が外へ排出されず腸内に長くとどまっている場合など様々な原因が考えられます。腸内にポリープや腫瘍、出血がある場合もすごく鼻につくオナラをするときがあります。また脱水などで腸管の動きが悪くなっている場合も、ガスが多量に発生し、オナラを多くすることがあります。

 

オナラではなく、分泌物のにおいかも?

体調がよく、健康であれば一日にそう何度もオナラをすることはないので、あまりにもオナラのような匂いがする場合は、肛門の周囲を観察してみてください。犬猫の肛門には4時と8時の方向に肛門嚢と呼ばれる袋があり、そこにかなり匂いのキツイ分泌液が入っています。猫は特に興奮したときや、怒った時などにピュッを排出してしまうことがあるので、その分泌液が周囲についたままになっているといつまでも匂いがするので、もしも汚れていたら綺麗にしてあげましょう。

一日に何度もオナラをするようであれば受診を

上記に示したように、健康な状態であれば一日に何度もオナラをすることはありません。飼い主さんが気づくほどの音が出るときや、何度もオナラのような匂いがするときは一度かかりつけの動物病院へ受診しましょう。腹部の膨満感や食欲の低下などが併発しているのであれば、病気の可能性もありますので、たかがオナラと見くびらずに病気の早期発見のため、必ず受診しましょう。食物アレルギーの場合もオナラが多く出たりするので、思わぬ原因が見つかるかもしれませんよ。