2016年12月26日更新

【動物看護師が徹底解説!】冬でも犬や猫のノミダニ予防は必要?

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

 

夏から蚊、ノミダニ予防で忙しかった飼い主さんもここで一息……、とはなりませんよ!冬でもノミダニ予防は必要なのです!

 

冬でも安心できない

ノミダニ予防は通年行うということは、主流になりつつありますが、皆さんが100%これを理解しているわけではないでしょう。確かに外気温が下がるにつれて、どんな虫も活発に動くことはなくなりますが、犬猫の体に付いているノミダニは当然家の中に入って来ます。

家の中はとても暖かいので、家の中に入って来たノミダニは快適に繁殖することができてしまうのです。このことから、ノミダニ予防は一年中行う必要があるのです

外に出ないから、ノミダニに寄生されない?

完全室内で暮らす超小型犬や猫は、外に出ないためノミダニに寄生される心配はない、予防はしなくて良いと思っていませんか?

ノミダニに寄生されるタイミングは、散歩の時だけではありません。ノミダニを人間が連れ帰ることだってあるのです。そこから犬猫に寄生、繁殖、孵化…と、どんどんその数を増やしていってしまいます。こうならないためにも、ノミダニ予防は散歩の有無に関わらず、きちんと予防をしましょう。

 

ノミ取りシャンプーは有効か?

もしも、愛犬愛猫がノミに寄生されても、シャンプーをすればいなくなるから大丈夫、だから予防も必要なし!と思っている飼い主さん、それは間違いですよ。

ノミの動きは非常に早く、皮膚の上をすばやく動き回ります。犬猫の体表にはたくさんの毛が生えているので、寄生している全てのノミを見つけ出すことは不可能でしょう。シャンプーをしたとしても、洗い残した部分や、上手に洗いづらい顔周りなどに一時的に逃げて、洗い終えた後に背中や腰に戻っていくことも考えられます。大部分のノミを落とせたとしても、数匹残っていればまた繁殖して増えていきます。完全に取り切ることは難しいので、寄生されないようにするのが1番です。

それぞれに合った予防薬を

ノミダニ予防といえば、首の後ろに付ける液剤タイプや、飲み薬のタイプもあります。皮膚の弱い個体は液剤タイプではかぶれることもあるので、飲み薬にするのが無難でしょう。飲み薬が苦手な猫は液剤タイプの方がやりやすいです。毎月やらなくてはいけないことなので、手間がかかって面倒になってしまうと継続することが難しくなってしまいます。それぞれに合ったやり方で、確実に予防できる方法を探していきましょう