2017年2月4日更新

7歳を過ぎたら選びたい、シニア猫に長生きしてもらうためのフード

ペット生活

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編集部

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目次

ここ最近、急に数や種類が増えてきているのがシニア猫のためのフード。以前は7歳以上の猫をひとくくりにしていましたが、次第に対象年齢の高いフードが登場するようになって、今では20歳以上の猫のためのフードまで登場しています。愛猫に健康で長生きしてもらうためにもフードの選択は大切です。今回はシニア猫向けのフードをご紹介しましょう。

 

シニア猫用フードはアダルト向けフードとどこが違うの?

猫の7歳は人間で言うと45歳前後。動きが少しずつ緩慢になり、肥満になる猫も増えてきます。そこで必要になるのが、運動量や基礎代謝量の低下にあった低カロリーのフードや、健康を維持するための栄養バランスの取れた食事です。また、猫にとってもっとも大切なタンパク質は、シニアになると控えめにした方が良いと言われていましたが、最近では量を抑えるより質の良いタンパク質の摂取を心がけるべきだと言われるようになってきています。そこで、今回は高品質のタンパク、低カロリーなどのキーワードを基準におすすめフードを対象年齢別に選んでみました。

7歳以上のシニア猫におすすめのフード①アイムス 7歳以上 インドアキャット

免疫維持のためにビタミンE、Cやタウリンを配合したり、下部尿路の健康に配慮してミネラルのバランスを整えたりするなどの処方はアダルト向けのフードと同様ですが、シニア用はさらにグルコサミンを配合して関節の健康にも配慮しています。味はフィッシュとチキンがあります。天然のビートパルプを配合して特に毛玉に配慮した「7歳以上毛玉ケア」もあります。

  • メーカー:アイムス
  • 内容量:550g、1.5kg、5kg
  • フードタイプ:ドライフード
  • 7歳以上のシニア猫におすすめのフード②ナチュラルチョイス ニュートロ ナチュラルチョイス キャットフード 避妊・去勢猫用 エイジングケア

    避妊・去勢した猫は消費カロリーが低下し、肥満になりやすいと言われていますが、そのリスクはシニアになると一層高まります。ナチュラルチョイスは、ウォルサム研究所の栄養学ノウハウを取り入れたシニア猫にとって最適な栄養バランスのフード。しかも100g 375kcal(白身魚の場合)という低カロリーですので、肥満傾向にある猫にはピッタリです。味は白身魚とチキンがあります。

    • メーカー:ニュートロジャパン
    • 内容量:2kg
    • フードタイプ:ドライフード

    7歳以上のシニア猫におすすめのフード③サイエンスダイエット シニア 高齢猫用 ドライ

    必須アミノ酸をたっぷり含むチキン、ターキーなどを原料にミネラル成分を配合。健康な歯、骨、筋肉の維持をサポートしてくれるフードです。また、オメガ3、6の配合で皮膚や被毛の健康に配慮。高齢になると弱りがちな目や心臓はタウリンを配合することによりサポートしてくれます。味はチキン、まぐろの2種類。7歳以上をターゲットにしたサイエンスダイエットには、通常のシニアのほかに「インドアキャット シニア」「ヘアボールコントロール シニア」などのシリーズもあります。
    猫が好きな「極上うま味成分」を配合することで猫の食いつきにもこだわりました。

    • メーカー:日本ヒルズ・コルゲート
    • 内容量:800g、1.8kg、2.8kg
    • フードタイプ:ドライフード

    7歳以上のシニア猫におすすめのフード④サイエンスダイエット シニア高齢猫用 缶

    前項③でご紹介したサイエンスダイエットのウェットタイプです。やわらかく滑らかな食感のウェットフードなので固いものが嫌いなシニア猫でも難なく食べることができます。また、消化吸収にすぐれた高品質なタンパク質を使っていますので、消化器系にも負担をかけません。目や心臓を健康的に維持することもできるフードですで、味はチキン、ターキー、グルメ仕立てのツナ、シーフードがあります。

    • メーカー:サイエンスダイエット
    • 内容量:85g
    • フードタイプ:ウェット(缶)

    7歳以上のシニア猫におすすめのフード⑤セレクトバランス シニア 小粒

    7歳以上のシニア猫の必要な栄養バランスを考慮したフード。ビートパルプなどの食物繊維を配合することにより毛玉の生成を抑えるよう配慮しました。特質すべきは高い抗酸化作用のあり、細胞の活力の源とも言われるコエンザイムQ10を配合していること。コエンザイムQ10は人間のサプリとしても注目されている成分で、猫の免疫力と健康維持をサポートしてくれます。フードが小粒になっていてシニア猫でも食べやすい点も評価されています。味はチキンとラムがあります。

    • メーカー:ペッツチョイスジャパン
    • 内容量:500g、2kg
    • フードタイプ:ドライフード

    7歳以上のシニア猫におすすめのフード⑥アニモンダ フォムファインステン デラックス シニア

    添加物などを極力使用しないフードにこだわり続けてきたドイツのアニモンダ社のプレミアムドライフード。人間が食するレベルの原材料を使用し、肉などのタンパク源の割合が多いのも特徴です。特に対象年齢が指定されているわけではありませんが、7歳頃からおすすめしたい商品としてセレクトしました。肥満になりがちなシニア猫に配慮して脂肪分を減らし、その分、質の高いタンパク質を配合することで栄養バランスを保っています。ビタミンCとEを独自配合することで若々しい体をキープできるように配慮。また、オメガ3&6のにより、健康的な被毛、皮膚を保つことができます。

    • メーカー:アニモンダ
    • 内容量:250g
    • フードタイプ:ドライフード

    7歳以上のシニア猫におすすめのフード⑦アニモンダ ラフィーネクロス シニア猫用

    こちらもドイツのアニモンダのシニア用ドライフードですが、「フォムファインステン デラックス シニア」に比べ、価格がリーズナブルなのがポイント。厳選された鶏肉、七面鳥肉、子羊肉の3種類にヨーグルト入りのクリスピー粒を加えてあり、猫が味の違いや食感を楽しめるようにできています。レシチン、カルニチン、不飽和脂肪酸、自然由来のビタミンを配合することにより猫の健康を幅広くケアします。

    • メーカー:アニモンダ
    • 内容量:400g、1.5kg
    • フードタイプ:ドライフード

    11歳以上のシニア猫におすすめのフード⑧メディファス 11歳から腎臓・心臓の健康ケア

    猫は高齢になると腎臓や尿路の疾患に罹る可能性が高くなりますが、メディファスはシニア猫の下部尿路の健康に特に配慮。麻布大学との共同研究をもとにミネラル分やアミノ酸の量を調整し、尿がpH6.5~6.8になるように栄養バランスが取られています。さらにマグネシウムとカルシウムの含有量を調整することにより結石を予防。尿路以外にも、関節・骨の健康のためのグルコサミン、ガゼインホスホペプチドを配合したり、腎臓や心臓の健康のためにリンやナトリウム量を減らしたりなど、細かく配慮されています。猫を元気にするためにヨード卵・光を配合する発想もユニークです。

    • メーカー:メディファス
    • 内容量:600g、1.5kg
    • フードタイプ:ドライフード

    11歳以上にシニア猫におすすめのフード⑨ピュリナワン キャット 優しく腎臓の健康サポート11歳以上

    シニア猫は腎臓の疾患に罹りやすい傾向があります。ピュリナワンのシニア用フードは高品質のタンパク源を選び腎臓への負担を軽減しているのが特徴です。さらに天然のグルコサミンとコラーゲンを配合して関節の健康を維持。400gずつの小分け包装で風味が長時間続くよう工夫されています。

    • メーカー:ピュリナワン
    • 内容量:800g、2.2kg、4kg
    • フードタイプ:ドライフード

    11歳以上のシニア猫におすすめのフード⑩アイムス キャット 免疫力維持に 11歳以上

    アイムスの11歳以上対象のフードは、タンパク源にチキンなどの肉類を多用することにより、肥満になりにくい食生活を目指しています。また、マグネシウム量を減らして下部尿路の疾患を予防したり、消化の良いタンパク質とビートパルプ(食物繊維)の組み合わせて健康的な排泄を促すなどの工夫がされています。消化器官の健康は免疫力の向上にもつながるためか、「病気になりにくくなった」という飼い主さんの声もあるようです。

    • メーカー:アイムス
    • 内容量:850g、1.8kg
    • フードタイプ:ドライフード

    14歳以上のシニア猫におすすめのフード⑪サイエンスダイエット シニアアドバンスドチキン 高齢猫用

    サイエンスダイエットはアメリカで150人以上の獣医師や栄養学者の研究のもとに生まれたフード。マグネシウム量を調整して尿路結石を予防したり、腎臓の健康ために塩分やリンの量を減らすなどのレシピは11歳用と共通していますが、14歳用の場合はさらにグルコサミン、コンドロイチン、DHAを配合して関節の健康や運動能力の維持にも配慮しています。

    • メーカー:日本ヒルズ・コルゲート
    • 内容量:800g、1.8kg、2.8kg
    • フードタイプ:ドライフード

    シニア猫におすすめのフード⑫メディファス 15歳から長生き猫の高栄養

    前の⑧でご紹介したメディファスシリーズのさらに高齢猫用、15歳以上を対象にしたフードです。高齢猫の体に合わせて、少食でも必要な栄養を摂れるように高栄養設計になっているのが特徴(7歳対象のフードに比べて約115%)。また、ビタミンB群や抗酸化成分のビタミンEも多めに配合されています。(7歳以上対象のフードに比べて約180%)噛む力が弱くなっても食べられるよう小粒になっているのも特徴です。

    • メーカー:ペットライン
    • 内容量:560g、1.4kg
    • フードタイプ:ドライフード

    18歳以上のシニア猫におすすめのフード⑬ミオレトルト なめらかとろみ仕立て

    18歳以上の猫を対象にしたフードを出しているのは日本のペットフードメーカーの特徴。ミオレトルトのこちらの商品は18歳以上を想定したパテよりも柔らかい、とろみ状のフードです。高齢になると食が細くなりがちですので、食べられるものを食べて体力を維持したり、水分を摂って脱水を防いだりすることが何より大切です。ミオレトルトは旨み成分の配合で猫の食欲をそそるよう作られているので食欲のない猫にはおすすめ。また、グルコサミンを配合して足腰のサポートにも配慮しています。いつものフードに掛けてあげたり、ドライフードを軟らかくするのに使ったりしてもOK。かつお味とささみ味がありますので猫が飽きないように交互にあげてみてください。

    • メーカー:日本ペットフード
    • 内容量:40g
    • フードタイプ:ウェットタイプ(柔らかいパテ状)

    18歳以上のシニア猫におすすめのフード⑭ペットライン キャネット メルミル なめる栄養食

    食欲が落ちたり、歯が弱くなったりしたシニア猫でも食べられるとろみスープ状の総合栄養食です。高齢猫に多い心臓病や腎臓病に配慮し、リンとナトリウムの含有量を調整してあります。腎臓病の猫は尿の量が増えて脱水しやすい傾向がありますが、スープ状のフードは無理なく水分を摂ることができる点もメリットでしょう。18歳以上を対象にしていますが、病後で食欲のない猫のための一時食としても活用できます。

    • メーカー:ペットライン
    • 内容量:40g
    • フードタイプ:ウェットタイプ(柔らかいパテ状)

    まだ、7歳と油断しないで。フード選びは長生きの秘訣

    7歳の猫といえば、人間の目から見たらまだまだ若く見えます。「ウチの猫7歳なんだけど、もうシニアなの?」と驚く飼い主さんもいるかもしれません。でも、考えてみてください。人間だって45歳を過ぎれば、健康診断で成人病を注意される年頃です。愛猫が7歳を過ぎたら、年齢にあった食べ物を用意してあげるのが長生きの秘訣と言えるでしょう。また、年を重ねて食が細くなったり、食べ物に好き嫌いが出てきたりしたらフードブランドを変えるだけでなく、飼い主さんの工夫も大切です。フードを温めてあげたり、軽く匂いつけしてあげたりするだけでも食欲が戻ることがありますので、細かな心遣いで猫を大切にしてあげてください。