誰とでも仲良くなれるフレンドリーなビーグルと一緒にドッグランへ行くには?

ビーグルは群れでウサギを狩る猟犬として活躍してきた習性からか、人見知りもなく他の犬に対してもとても友好的だといわれています。遊ぶことも冒険も大好きなビーグルですからドッグランで他の犬と遊ぶのはストレス発散にぴったりですね。今回はそんなビーグルとドッグランに行くにはどうしたらよいのかを調べてみました。

 

ドッグランとは?

以前は公園の中など特定な場所にしかなかったドッグランですが、アウトレットモールや高速のサービスエリアなどさまざまな場所に併設されるようになってきて、犬が遊ぶ場所として一般的な施設になってきましたね。ではドッグランとはどのような場所なのでしょう?

ドッグランとは飼い主と飼い犬専用の広場のことです。日本ではドッグランと呼ばれることが多いですが実は和製英語のようで、欧米ではドッグパークというのが一般的なようですね。1980年代にニューヨークで誕生したのが始まりだといわれています。

ドッグランは犬が自由に走り回ったり犬同士が遊んだりできる場所として提供されている広場なので、基本的にはノーリードで遊ばせてあげることができます。ノーリードで犬を遊ばせるためには、他の施設へ犬が行ってしまわないようにしておく必要がありますね。そのためドッグランは柵で囲われていたり、出入り口が2重扉になっていることが多いようです。

施設の中には犬用の水飲み場や、日差しを遮るような木立、犬と飼い主が休むことができる休憩場などが設置されていて、飼い主と犬が快適に利用できるように考えられています。安全面を考慮してサイズ別に小型犬用と中型・大型犬用に分かれているところもあるようですね。

遊ぶことが大好きでちょっぴりマイペースなビーグルにとって、ドッグランは他の犬と楽しく交流することができるストレス発散にはぴったりの場所です。しかしドッグランは公共の施設です。公共施設を利用する時には最低限守っておきたいマナーがあるものです。お互いに気持ち良く利用するために守っておきたいドッグランを利用する時のマナーについてご紹介していきましょう。

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利用前に身に付けておくべきこと

公共施設であるドッグランには犬に対する考え方が違う飼い主と、犬種も性格も違う犬が集まります。お互いに楽しく遊ぶためには、利用する前にしっかりと身に付けておきたいしつけがあります。

ドッグランを利用する前に身に付けておく必要があるしつけは次のようにいわれています。

呼び戻し

ドッグランで必ず必要なのが呼び戻しです。ドッグランのなかには呼び戻しができない犬の入場を断っているところもあるようです。

ではなぜドッグランで呼び戻しが必要なのでしょうか?ドッグランのなかではノーリードで犬が自由に遊ぶことができます。犬にとってリードを付けずに自分のペースで遊ぶことができるのはうれしいことですね。まして遊ぶ相手がたくさんいればなおさらです。

そのため普段は落ち着いている犬でも興奮して普段はしないようなことをしてしまったり、気の合わない犬と一触即発の状態になってしまうことも考えられます。特にビーグルはフレンドリーなのはよいのですが、ややしつこく追い回してしまう傾向があります。遊びに来ている犬のなかには追いかけられることに恐怖を感じたり、しつこくされることが苦手な犬もいます。

愛犬が周りの犬や人に迷惑をかけてしまいそうな時や、ドッグランの雰囲気が悪い時に、名前や「おいで」ですぐに飼い主の側に呼び戻せるようにしておく必要があるのです。ドッグランに行く前に室内や散歩で名前や「おいで」に、しっかりと反応できるようにしておきましょう。

クールダウン

興味のあるものがあると興奮しやすいところがあるビーグルは、呼び戻しにあわせてクールダウンも覚えておく必要があります。

愛犬が他の犬に執着してしまっているような場合や、興奮から吠え始めてしまっているような時は相手の犬からしっかりと引き離して、飼い主がコントロールを取り戻すためにクールダウンをさせます。

クールダウンには「お座り」「ふせ」「待て」のコマンドが有効だといわれています。まず呼び戻して他の犬と離れさせ「お座り」もしくは「ふせ」をさせます。その後「待て」をかけて他の犬の動きなどを目で追わないようになるまで待たせましょう。

クールダウンのしつけは公園など人や他の犬がとおる場所でおこなうとよいようです。「お座り」や「ふせ」の状態で人や他の犬の動きに惑わされることなく、しっかりと待っていられるようにしておくとよいですね。

人や犬とのコミュニケーション

よく他の犬とのコミュニケーションを学ばせるためにドッグランを利用している方をみかけます。他の犬や人とのコミュニケーションが身についていない状態でドッグランを利用することは、周りの人へ迷惑をかけることになるので控えましょう。

フレンドリーなビーグルは、初対面の犬に対してしつこく臭いを嗅いでしまうようなこともあるようです。人でも初対面の人に対して適切な距離を取って接することがマナーですね。犬でも同じことで初対面の犬に対してしつこく臭いをかぐのは、犬同士のマナーとしてはあまりよいことではありません。

ノーリードの犬と触れ合う前に、お互いにリードを付けている状態できちんと節度を守った挨拶ができるようにしておくことが必要です。

また人見知りをせず誰にでもフレンドリーに接することができるビーグルは、嬉しくなると人に飛びついてしまうこともあるようです。ドッグランには小さなお子さんも遊びに来ていることがあります。力の強いビーグルに飛びつかれると転倒などの危険性がありますね。

トラブルを防止するためにも散歩などを通して、犬と同様に人とのコミュニケーションの方法も教えておいてあげるとよいですね。

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利用する時に守るべきことは?

公共の場所を利用する時には利用の際のマナーがあるものですね。ドッグランにも飼い主が守るべきマナーがいくつかあります。

ドッグランを利用する時のマナーには次のようなものがあります。

ワクチンの接種は済ませておく

ドッグランなど犬と利用できる公共施設を利用する時には、必ずその年のワクチンの接種を済ませておく必要があります。

人でも公共の場所を利用する時はマスクをするなど、病気を移さないまたはもらわないように心がけるのは当たり前のマナーですね。犬でも感染性の強い病気を公共の施設に持ち込まないように心がけることは飼い主として最低限のマナーです。

ドッグランのなかにはワクチンの接種が済んでいることを証明できないと、入場させてもらえないドッグランもあります。初めて利用するドッグランへいく時は、鑑札や注射済み証を持参しておくとよいでしょう。

発情中は利用しない

発情中のメスの公共施設の利用は、ワクチンが未接種な状態での利用と同様にマナー違反です。

発情中のメスは自分が交尾可能であることを示すために、オスを引き付ける強いにおいを放っています。発情中のメスの放つ臭いはどんなに訓練を積んでいても、オスにとって本能を抑えることが難しい魅力的な臭いです。

そんな臭いを放っているメスを多くの犬が利用する公共の場所へ連れて行くどうなるでしょうか?

興奮したオス同士が喧嘩になってしまったり、興奮した犬に飼い主の方が急に引っ張られて転倒してしまうことも考えられますね。また愛犬自身も興奮したオスに襲われてケガをしてしまったり、最悪の場合には望まない妊娠をしてしまう可能性もあります。

発情中のメスを連れて公共施設を利用することは、周囲に迷惑をかけるだけでなく愛犬自身にも危険がおよぶ可能性があるので控えるようにしましょう。また発情中は体調も崩しやすい状態です。できれば室内で静かに過ごさせてあげるとよいですね。

排泄は済ませてから、粗相はすぐに片付けましょう

多くの犬が利用するドッグランを常に清潔な状態に保っておくためには、できるだけドッグラン内で粗相をさせないように、利用をする前に排泄を済ませておくことが大切です。

「自分の犬は小さいからそんなに大量の粗相はしないわ。」と考えてしまいがちですが、1匹1匹の粗相の量は少なくても、度重なったらどうなるでしょう?犬の習性で他の犬の臭いがするところで、同じように粗相をすることが多いですね。そのため芝生を張っているドッグランなどでは、そこだけ芝生が枯れてしまう被害が出てしまうこともあるようです。

ドッグランを利用する時は自宅で排泄を済ませてから利用するとよいですね。自宅から離れたドッグランを利用する時は、近くを散歩させるなど工夫をしてできる限りドッグラン内で粗相をさせないように心がけましょう。

それでも他の犬の臭いにつられて粗相をしてしまうこともありますね。ドッグラン内で粗相をしてしまった場合は、飼い主の責任で速やかに片付けましょう。ドッグランの利用規約に粗相の片づけ方がある場合は規約に従って正しく片づけましょう。

ドッグランのなかには犬用のトイレスペースが設置されているところもあります。トイレスペースが決められている場合は、リードを離す前にトイレを確認させて排泄を済ませてから離すようにしましょう。

愛犬からは絶対に目を離さない

ドッグランを利用する時に1番気を付けなければいけないことが、飼い主同士の話しに夢中になって愛犬から目を離してしまうことです。ドッグランで犬を自由に遊ばせる時の大前提は、愛犬の行動のすべてに対して飼い主が責任を持つことです。愛犬が何をしているのかを見ていない状態では、何かあった時に責任を取ることはできませんね。

ドッグランを利用している間は飼い主同士の情報交換をしていても、目は愛犬から離さないように注意しましょう。また愛犬が周囲に迷惑をかけてしまっているような場合や、逆に危険だと感じた時は素早く対応できるように、常に動ける状態で待機していることも大切です。

なかには犬だけをドッグランに残していく方や、犬とお子さんだけをドッグランに残していく方がいらっしゃいます。どんなに慣れている犬でも犬だけもしくは何か事故があった時に責任を取ることができない子供と犬だけを残して、大人がドッグランを離れることもルール違反です。

トラブルになった時に責任をとることができる大人が必ず一緒にいて、愛犬の行動を常に監視していることがドッグランを利用する時の大前提です。

ドッグランの規約に従って正しく利用しましょう

ドッグランにはそれぞれに利用の時の規約が決められています。内容はさまざまで利用時間や利用料金などの基本的なものだけのところから、ワクチン接種済みであることの証明が必要なところもありますし、なかには事前に講習会を受け会員登録をしないと利用できないところもあります。

利用の規約はドッグランを管理している方々が、利用している人が安全に楽しく利用できるようにと考えて作られたものです。利用者がお互いに気持ち良く安全に利用するためにも、施設を利用している間は利用規約に従って正しく利用するように心がけましょう。

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まとめ

ビーグルとドッグランを利用するために必要なことについて調べてみましたがいかがでしたでしょうか?

日本でドッグランが広まり始めたのは最近ことなので、まだ利用の際のマナーが徹底されていないのが現状のようですね。そのためピクニック気分でレジャーシートを引いて仲間や家族で飲食をしてしまうような方や、愛犬用のオヤツを持ち込んでしまう方もいらっしゃるようです。

ドッグランにはさまざまな犬が集まります。なかにはアレルギーを持っていて食べ物に制限のある犬もいますし、心臓などに病気を持っていて体重をコントロールしている犬もいます。

食べ物の持ち込みやドッグラン内での飲食は他の犬の迷惑になりますので、控えた方がよいですね。

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