2017年6月7日更新

タキシードを着た紳士!ボストン・テリアの飼いやすさについて

バットイヤーといわれるピンと立った耳と大きな瞳が愛嬌たっぷりのボストン・テリア。ボストン・テリアは白黒の被毛がまるでタキシードを着ているように見えることや温厚な性格から、タキシードを着た紳士やアメリカ犬界の紳士などと評されることもありますね。今回はそんなボストン・テリアの飼いやすさについて調べてみました。

ボストン・テリアの性格は?

ボストン・テリアの元になった犬種はブルドッグとイングリッシュテリアを掛け合わせて生まれた、フーパーズ・ジャッジという雄犬だったといわれています。このオス犬は15kg近い大きな犬でしたが、小型の犬種との交配を重ねことで小型化されたのがボストン・テリアの基礎犬だといわれています。

ボストン・テリアの祖先犬であるフーパーズ・ジャッジが生み出された頃はまだ闘犬が盛んで、フーパーズ・ジャッジもより強い闘犬として生み出された犬種でその血筋にはブルテリアが入っているといわれています。

その後闘犬は動物愛護の観点から禁止され、ボストン・テリアも愛玩犬となるべく繁殖が続けられることとなり、次第に紳士とまでいわれるほどの温厚な性格の犬種になっていったようです。

そんなボストン・テリアはテリア系の中では我慢強く、自分から喧嘩を仕掛けるようなところはないようです。飼い主に対してはとても甘えん坊でさびしがり屋なところがあり、飼い主の言葉や仕草に敏感で飼い主の気持ちに左右されやすい繊細な面も持っています。

心を許した家族に対してはとても優しく穏やかな性格なので、小さなお子さんがいるご家庭でも飼うことができるといわれていますね。しかし誰にでも懐くというタイプではなく、見知らぬ人にはあまり懐かないところがあるようです。

吠えることをあまりしないので、マンションなどの集合住宅で飼うのに向いている犬種だともいわれていますが、縄張り意識が強いので自分のテリトリーに見知らぬ人や他の犬が入ると、警戒吠えをするようなところがあるようです。

じっくりと観察をして行動する慎重なところもありますが、テリア系ならではのやんちゃで遊ぶことが好きな面も併せ持っていて、1度テンションが上がってしまうとなかなかクールダウンが難しいところがあるようです。

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ボストン・テリアのしつけはしやすい?

ボストン・テリアは賢く利口な犬種で、飼い主の言葉や仕草に敏感に反応することができるので、しつけは入りやすい犬種だといわれています。しかしテリアとしての気質からしつけの仕方次第では頑固な面が表に出てしまい、あまりいうことをきかなくなってしまうようです。

ボストン・テリアのしつけで必要なことは飼い主がしっかりとリーダーシップをとってあげること、叱るよりも褒めるしつけをしてあげることです。ボストン・テリアはとても繊細な面を持っているため、強く叱ってしまうと逆にひねくれたような態度を取ることがあるようです。できないことを叱るよりもできたことをたっぷりと褒めてやる気を出させてあげることがコツのようですね。

またやや興奮しやすい性格をしているため、クールダウンのしつけが必要だといわれています。特に相手の犬から挑発を受けると興奮してしまうことがあり、この衝動を抑えられるようにしつけることが難しいといわれています。

この興奮しやすくクールダウンのしつけが難しい点が、ボストン・テリアは犬を飼ったことがある人に向いている犬種だといわれる理由の1つのようです。

ボストン・テリアの臭いと抜け毛は?

ボストン・テリアを室内で飼育する時に問題になるのが臭いと抜け毛の問題のようです。

ボストン・テリアは臭いが気になることが多い犬種だといわれています。臭いが強い原因にはさまざまなものがあるようですが、1つは皮脂の分泌が多くやや脂性な肌質をしていることがあげられます。体臭は汗と皮脂が混ざったものが酸化することで発する臭いだといわれています。そのため皮脂の分必が多い犬種ほど体臭が強くなる傾向があるようです。

ボストン・テリアは体臭だけでなく、顔にあるしわが蒸れやすくエサのかすなどの汚れが溜まりやすいため臭いを発しやすかったりよだれの分泌が多いなど、臭いの原因として考えられるものが多いのも気になるところですね。またボストン・テリアは便臭やおならの臭いがきついことでも有名です。

臭いだけでなくボストン・テリアは抜け毛も多い犬種のようです。ボストン・テリアは滑らかな手触りのよい短い毛質をしているため見た目は抜け毛が少ないように見えますが、実はボストン・テリアの毛は抜け毛が多いといわれているダブルコートの構造をしているため、抜け毛の量はかなり多い犬種になります。

ダブルコートの犬種は寒冷地で育種改良された犬種が多いといわれており、下毛が抜け替わることで季節にあわせた体温調整をおこなっています。そのため春から夏にかけてと秋から冬にかけて換毛期があり、下毛が抜け替わるため多くの毛が抜け落ちます。

ボストン・テリアも例外ではなく、換毛期にブラッシングをすると「小さなボストン・テリアのぬいぐるみが作れてしまうのでは?」と思うほどの抜け毛があるようです。

ボストン・テリアを飼う場合はブラッシングやシャンプーなど抜け毛や臭いの対策を、愛犬とのコミュニケーションとして楽しむことができるようになることが必要なようです。

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ボストン・テリアのかかりやすい病気は?

犬と生活をする時に1番心配なことは病気がちであるか?持病を持っていないか?ということではないでしょうか。言葉を話すことができない犬が病気がちであると、犬から目を離すことができなくなってしまいます。仕事をしている方などは、一緒に生活していくことが困難になってしまう可能性がありますね。

ではボストン・テリアはどのような病気に注意が必要なのでしょう。ボストン・テリアが注意しなければならない病気は次のようにいわれています。

短頭種気道症候群

ボストン・テリアのような鼻の短い短頭種は呼吸をすることが苦手な犬が多く、呼吸器官系の病気に注意が必要なことが多いようです。短頭種がかかりやすい呼吸器関係の病気のことを短頭種気道症候群といいます。

短頭種気道症候群には次のような病気が含まれます。

  • 鼻腔狭窄
  • 軟口蓋過長症
  • 咽頭小嚢反転症

眼病

ボストン・テリアのチャームポイントの1つでもある大きな眼ですが、出っ張った作りになっているため散歩などで枝や草でケガをしたり、室内で家具にぶつけてしまうこともあるようです。角膜などを傷つけてしまうと病気になりやすく眼病にも注意が必要なようです。

ボストン・テリアがかかりやすい眼病には次のようなものがあります。

  • 白内障
  • チェリーアイ

皮膚疾患

ボストン・テリアは肌や弱く皮膚疾患には注意が必要な犬種です。しわの間は臭いの原因になるだけでなく皮膚疾患にもかかりやすい部分で、肌同士が擦れやすく蒸れやすいなど理由から、1度かかると治りにくく再発しやすい特徴があります。

またアレルギーを持っている犬種が多いようで、アレルギー性の皮膚炎を発症することも多いようですね。

ボストン・テリアがかかりやすいといわれている皮膚炎には次のようなものがあります。

  • アレルギー性皮膚炎・アトピー性皮膚炎
  • 脂漏性皮膚炎・マラセチア皮膚炎
  • 膿皮症

膝蓋骨脱臼

ボストン・テリアのような小型犬に発症することが多い病気です。

後ろ足の膝蓋骨(膝のおさら)が脱臼(ずれたり外れたり)してしまう病気です。骨や筋肉の形成異常で起こるような場合は先天性、高いところから落ちるなどがきっかけで発症する場合は後天性といいます。

症状としてはスキップのような歩き方をする、脱臼した足をかばい3本の足で歩く、つま先立ちのような歩き方をする、膝が腫れている、歩きたがらない、立ち上がりにくそうにするなどがあります。

治療法としては膝蓋骨を正常な位置に戻す手術を受けるのですが、あまり病気が進行してしまうと骨が変形してしまい、手術に適さない状態になってしまうことがあります。そのため早期発見、早期手術が必要になる病気です。

ボストン・テリアの飼育費用は?

ボストン・テリアは個体差が大きく体重によって3つのタイプに分けられるようです。

  • ライト(小型):6.8kg未満
  • ミドル(中型):6.8kg~9.1kg
  • ヘビー(大型):9.1kg~11.4kg

そのためケージやキャリーなどの生活に必要な道具の購入費やエサ代などはサイズによってかなり違いがあるようです。

ライト~ミドル前半の大きさの犬ならば、ケージやキャリーなどは小型犬のサイズのものが使用可能なので、初期の費用はそれほど多くはかかりませんが、ミドル後半~ヘビーの大きさの犬の場合は、中型犬並の生活スペースを必要とする可能性があるため、初期の生活用品がやや高額になることが考えられます。

エサ代も体の大きさに比例して異なってくることが多いようですが、ボストン・テリアのエサで気になることはアレルギーを持っている犬が多いことです。食餌アレルギーのある場合はアレルゲンの入っていないエサを用意する必要があり、市販のドライフードで考えても通常のフードよりも高額になることがあります。

サイズによってはエサや初期費用などは小型犬の中では高額になる可能性があるボストン・テリアですが、遺伝性の疾患が少なく健全な犬種だといわれており、医療費の面で考えるとあまりかからずにすむ可能性を持っているようです。

ペットの医療費は保険がきかないため高額になることが多く、生涯に渡ってのペットの飼育費用のなかでも大きなウエイトを占めているものです。健全な犬が多く医療費を抑えることができる可能性があるということは、飼育費用の面で大きなプラス要素ですね。

またスムースコートと呼ばれる短毛な毛質なので被毛のケアが楽で、トリミングの費用もかからない点もポイントが高いところですね。

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まとめ

ボストン・テリアの飼いやすさについて実際に生活をすることを考えて、色々と調べてみましたがいかがでしたでしょうか?

ボストン・テリアは活発で遊び好きな犬が多いので、運動量はしっかりと確保してあげる必要があるようですね。毎日朝夕の2回30分以上の散歩が必要なようです。悪天候で外に出られないような場合でも、室内でボールを使って遊んであげるなどストレスを十分に発散させてあげないと、テンションが上がってしまい落ちつきがなくなってしまうこともあるようです。

ボストン・テリアを飼う人は散歩やボール遊びなど、犬と一緒に遊んだり運動をすることを楽しむことができる人が向いているかもしれませんね。

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