2017年6月7日更新

タキシード柄だけじゃない!ボストン・テリアのカラーについて

タキシードを着た紳士とも呼ばれ白黒のイメージがあるボストン・テリア。短頭種のなかでもスポーティーな体つきをしていているので見る人にシャープな印象を与えますね。でもボストン・テリアのカラーは白と黒だけではないようです。今回はあまり知られていないボストン・テリアの被毛のカラーについて調べてみました。

ボストン・テリアの被毛の特徴は?

ボストン・テリアの毛質は手触りが滑らかな、短く艶のあるスムースコートと呼ばれる毛質をしています。スムースコートの犬種はトリミングに行く必要がなく、自宅でブラッシングやシャンプーをするだけで被毛や肌を綺麗に保つことができるので、被毛のケアに手間がかからないという特徴があります。

しかしケアに手間がかからないかわりに、ボストン・テリアは抜け毛は多い犬種のようです。

ボストン・テリアの被毛はダブルコートと呼ばれる上毛と下毛からなる2重構造になっており、季節にあわせて下毛が抜け替わるようになっています。そのため春から夏にかけてと秋から冬にかけての季節に変わり目には、抱っこをすると洋服に付くほどの抜け毛があります。

また短毛の犬種は長毛の犬種よりも上毛の寿命が短い傾向があるようで、ボストン・テリアも換毛期だけでなく1年をとおして、パラパラとした短い毛が抜け落ちるようです。上毛は短く固い毛質をしているため、家具や洋服に刺さってしまいお掃除や手入れが大変なようですね。

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ボストン・テリアのスタンダードカラーは?

ボストン・テリアの日本でのスタンダードカラーについて、一般社団法人・ジャパンケネルクラブ(JKC)ではどのように定められているのでしょう。

ボストン・テリアのカラーはブリンドル、シールまたはブラックにホワイトのマーキングがあるものと規定されています。シールとは赤みがかった黒のことで、日光や明るい照明の下では赤みがかって見えますが、通常は黒く見えるカラーのことです。

ボストン・テリアのスタンダードカラーではホワイトのマーキングがどのように出るかに重点が置かれているようです。

スタンダードとして認められるために必ず必要だといわれているマーキングは、マズル・バンドと呼ばれる口の周り、頭部から両目の間を通って鼻梁に抜けるブレーズ、前胸の白い班です。これらのマーキングは必要とされるマーキングで、出ているとより望ましいといわれているマーキングが首回り、前足の1部または全部、後ろ足の飛節と呼ばれる部分から下といわれています。またブレーズも頭部のカラーが均一になるようなブレーズが望ましいようですね。

頭部やボディーは基本的には地色であるブリンドルなどのカラーが優勢であることが望ましいようですが、ホワイトが優勢になってしまっている場合は、他のマーキングとカラーの出方がより望ましい形であるとことが必要とされるようです。

ボストンカラーって何?

ペットショップなどでボストン・テリアが販売されている時に、カラーのところによく書かれているのがボストンカラーという表記です。

ボストン・テリアといえば白と黒のタキシードカラーのイメージですが、実際には黒の部分はブリンドルでありシールやブラックでもあるさまざまなバリエーションになるわけです。ボストンカラーというのはそれらすべてのカラーを総称した名称のようですね。

そのため同じカラーでも具体的にブラックブリンドル&ホワイトやブリンドル&ホワイトなど、地のカラーの名称とホワイトのマーキングという表記になっている場合と、ボストンカラーと表記されている場合の2通りがあるようです。

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実際にはタキシードカラーは珍しい

前にも書いているとおりタキシードのような白と黒のイメージが強いボストン・テリアですが、実際には漆黒のカラーを持つブラック&ホワイトは日本では珍しいカラーだといわれています。

もっとも多いのは茶系のカラーが優勢でブラックの縞が入るブリンドル&ホワイトで、茶系のカラーよりもブラックカラーが優勢なブラックブリンドル&ホワイトが次いで多いカラーになるようです。

その他にもブリンドルにはシールブリンドル&ホワイト、マホガニーブリンドル&ホワイト、ゴールドブリンドル&ホワイトなどのカラーバリエーションがあるようですね。一般社団法人・ジャパンケネルクラブでも、マーキングの出方などのクォリティーが同じ場合は、シールやブラックよりもブリンドルであることが好ましいとされています。

スタンダードとして認められていないカラーは?

スタンダードカラーとして認められていないカラーはミスカラーと呼ばれ、ドッグショーへ出陳すると大きな減点になったり、ミスカラー同士の繁殖は避けるべきであるなど繁殖にも注意が必要だといわれています。

ミスカラーを作り繫殖などに注意を促す背景には、犬種特有のカラーを守るという意味合いがあるようです。ボストン・テリアではホワイトのマーキングが入らないブラック1色のカラーは認められていません。

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まとめ

ボストン・テリアのカラーについて色々と調べてきましたがいかがでしたか?

白と黒のイメージの強いボストン・テリアのカラーが、実は真っ黒よりも茶色と黒の縞模様のブリンドルの方が多いのは意外なことでしたね。子犬の頃は白黒のカラーだった犬が、成長に連れて茶色が入りブリンドルになっていく場合もあるようです。

黒とはほど遠い明るい茶色のマホガニーブリンドル&ホワイトなどは、どちらかといえばブルドッグやボクサーのような印象のカラーになるようですね。

どのカラーも個性的で美しいカラーなので、「思ったカラーじゃない!」と考えずに愛犬の成長とともに縞の出方などを楽しんであげるとよいですね。

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