2017年6月7日更新

小さなアメリカ紳士!ボストン・テリアと一緒にドッグランへ行くには?

ペット生活

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編集部

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穏やかで寛容な性格とその独得のカラーリングから小さなアメリカ紳士やタキシードを着た紳士などの別名を持つボストン・テリア。室内ではお行儀よく生活していることが多いようですが、外に出ると活発な面が出てくるようです。今回はそんなボストン・テリアとドッグランに行くにはどうしたらよいのかを調べてみました。

 

ドッグランとは?

ドッグランと聞くと柵で囲われた広場のような場所を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?最近では道の駅や高速道路のサービスエリアなどにも併設されているので、目にする機会も多いと思います。

ドッグランはニューヨークが発祥の地だといわれています。1980年代に作られた飼い主と飼い犬専用の広場が始まりだといわれていますね。日本ではドッグランと呼ばれることが多いですが、実は和製英語のようで欧米ではドッグパークと呼ばれることが多いようです。

多くの方がイメージした柵ですが、ドッグラン内ではノーリードで犬は自由に遊ぶことができます。ノーリードで犬を遊ばせる時に心配なことは犬が施設の外へ出てしまうことです。ドッグランの外へ犬が出てしまうと思わぬ事故に合ってしまったり、併設されている公園や施設の利用者に迷惑をかけてしまうことになりますね。そのためドッグランは柵で囲われていたり、出入り口が2重扉になっていることが多いようです。

施設の中には犬用の水飲み場や、日差しを遮る木立、犬と飼い主が休むことができる休憩場などが設置されていて、飼い主と犬が快適に利用できるように考えられています。最近ではドッグカフェと併設しているようなところもあり、ドッグランで遊んだあとは飼い主と愛犬で食事やドリンクを楽しむこともできるようですね。

テリアの気質を持っているボストン・テリアにとって、自分のペースで自由に遊ぶことができるドッグランは上手に利用すればストレス発散にぴったりの素晴らしい施設です。しかし中には闘犬の血を引いているボストン・テリアを、怖いと感じる方もいらっしゃるようです。

多くの飼い主とさまざまな種類の犬種が集まるドッグランですから、お互いに気持ち良く楽しく利用するためには、怖いと感じる相手もいることを理解したうえで、利用している方への配慮を忘れずに利用したいところですね。

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利用前に身に付けておくべきこと

ドッグランを利用する時には事前に愛犬に身に付けさせておくべきしつけがあります。特にボストン・テリアは普段は穏やかなのですがやや興奮しやすい傾向があり、ボール遊びや犬同士のじゃれ合いでスイッチが入ってしまうと抑えるのが難しくなってしまうこともあるようです。

他の利用者の方に安心感を持って一緒に楽しく利用してもらうためにも、飼い主が愛犬をしっかりコントロールできていることをわかっていただく必要がありますね。ボストン・テリアとドッグランを利用するためには、次のようなことをしっかりと身に付けておく必要があるようです。

呼び戻し

ノーリードで犬を自由に遊ばせることができるドッグランで、絶対に必要なのが呼び戻しです。

ドッグランは自由に犬が遊ぶことができる施設です。そのため犬同士のじゃれ合いが喧嘩に発展してしまったり、出入り口が空いた瞬間に興奮した犬が外へ飛び出してしまったりというトラブルが絶えないのが現状です。

トラブルを少なくしていくためにはリードを離れて自由に動くことができる状態であっても、犬は常に飼い主のコントロールの元にいられるようにしておかなければなりません。そのために必要なのが呼び戻しです。

特に興奮するとなかなか抑えがきかくなる傾向の強いボストン・テリアの場合は、興奮する兆しがある時に素早く飼い主の元に呼び戻し、危険を回避することが周りの方への安心感につながります。ドッグランに行く前に室内や散歩で、名前や「おいで」にしっかりと反応できるように訓練しておきましょう。

クールダウン

呼び戻しでも書いているとおりじゃれ合いやボール遊びなど、好きなことをしていると興奮してしまいがちなボストン・テリアに必要なのがクールダウンです。呼び戻しとあわせてしっかりと身に付けておくとよいですね。

クールダウンには「お座り」「ふせ」「待て」のコマンドが有効だといわれています。まず呼び戻して他の犬と離れさせ「お座り」もしくは「ふせ」をさせます。その後「待て」をかけて他の犬の動きなどを目で追わないようになるまで待たせましょう。ドッグランにクレートを持ち込んで、呼び戻した後にハウスでクレートに入れて落ち着かせるのもよい方法です。

クールダウンのしつけは室内だけでなく、公園など家族以外の人や他の犬がとおる場所でもおこなうにするとよいようです。「お座り」や「ふせ」の状態で人や他の犬の動きに惑わされることなく、しっかりと待っていられるようにしておくとよいですね。

なかには地べたに座ったりふせたりすることを嫌がる犬もいます。できるだけ小さな頃から散歩など外に出る機会を利用して、どこでもクールダウンできるようにしつけておくとよいでしょう。

人や犬とのコミュニケーション

ボストン・テリアの場合は、家族以外の人や他の犬とのコミュニケーションがうまく取れない状態でドッグランを利用することは、噛み付き事故などの危険性があるので控えましょう。

縄張り意識が強く家族を守るためには勇敢になってしまうボストン・テリアは、小さな頃か家族以外の人や他の犬と触れ合う機会を上手に作ってあげないと、見知らぬ人や他の犬に対して攻撃的な面を見せることがあるようです。

「ならばなおさら早い時期からドッグランを利用した方がよいのでは?」と疑問に思った方もいらっしゃるかもしれません。ドッグランはノーリードで犬同士が触れ合う場所なので、他の犬との挨拶の仕方や遊び方を理解できていない犬が利用すると、大きな事故につながってしまう可能性があるのです。

ドッグランを利用する前に散歩などリードを付けている状態で、飼い主がうまくコントロールしながら他の犬と接する機会を作ってあげることが先ですね。リードを付けた状態で興奮することなく他の犬と挨拶をかわすことができるようになってから、ドッグランへ連れて行ってあげましょう。

またボストン・テリアは家族以外の人にはあまり懐かない傾向があり、人とのコミュニケーションも意識的に教えてあげないと、触れられた時に相手の手を噛んでしまうようなこともあるようです。

ドッグランでは飼い主の断りなしに犬を触ることはマナー違反なのですが、なかには小さなお子さんも利用していることがあり、不意に触ろうとしてしまうことがあります。例え触った方がマナー違反でも、ドッグランのなかでの愛犬の行動はすべて飼い主の責任の元でおこなわれるのが大前提なので、噛んでしまったら犬の飼い主が責任を持たなければなりません。

ボストン・テリアは小さな頃から自宅に家族以外の友人などを招いて、誰に触られても大丈夫なように訓練しておくとよいですね。

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利用する時に守るべきことは?

ドッグランを利用する時に愛犬が身に付けておくことの他に、利用の際に飼い主が守らなければならないマナーがいくつかあります。

ドッグランを利用する時に守るべきマナーで主なものは次のような事柄です。

ワクチンの接種は済ませておく

人でも多くの人が利用するような公共施設を利用する場合は、感染性の病気は持ち込まない、移さない、もらわないがマナーですね。犬でも同じことです。ドッグランのように多くの犬や人が利用する公共施設を利用する時は、その年のワクチンの接種が済んでいる状態で利用することがマナーです。

ドッグランのなかにはワクチンの接種が済んでいることを証明できないと、入場させてもらえないドッグランもあります。初めて利用するドッグランへいく時は、鑑札や注射済み証を持参しておくとよいでしょう。

愛犬からは絶対に目を離さない

ボストン・テリアと一緒にドッグランを利用する時に、絶対にしてはいけないことは愛犬から目を離してしまうことです。興奮しやすく1度スイッチが入ってしまうとなかなかクールダウンが難しいボストン・テリアの場合は飼い主が常に愛犬の様子を監視して、興奮の兆候があった場合は速やかに呼び戻しができるようにしておく必要があります。

ドッグランを利用している間はいつも一緒に遊んでいるような相手と一緒に利用している時でも、愛犬から目を離さないように注意しましょう。また愛犬が周囲に迷惑をかけてしまっているような場合や、逆に危険だと感じた時は素早く対応できるように、常に動ける状態で待機していることも大切です。

発情中は利用しない

「何で発情中のメスだけだめなの?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし発情中のメスを他の犬が利用する公共の場所へ連れて行くことは、愛犬自身にとっても危ないことなので控えた方がよいのです。

発情中のメスは独特なオスを引き付ける強い臭いを放っています。発情中のメスの放つ臭いはどんなに訓練を積んだオスでも本能を抑えていることが難しい、魅力的な臭いのようです。

そのため発情中のメスを連れて公共施設を利用することは、興奮したオス同士が喧嘩になってしまったり、興奮した犬に飼い主の方が急に引っ張られて転倒してしまうなど周りの利用者や犬に迷惑をかけることになってしまいます。

また周囲に迷惑をかけるだけでなく愛犬にとっても、興奮したオスに襲われてケガをしてしまったり、最悪の場合には望まない妊娠をしてしまう可能性もありますね。発情中は体調も崩しやすい状態です。できれば室内で静かに過ごさせてあげるとよいですね。

排泄は済ませてから、粗相はすぐに片付けましょう

多くの犬が利用するドッグランのなかで1匹1匹が粗相をしてしまったら、臭いや衛生面で問題が起こってしまいますね。ドッグランを常に清潔で気持ちのよい状態にしておくためには、ドッグランのなかでできる限り粗相をさせないことが大切です。

自宅に近いドッグランを利用する時は、自宅で排泄を済ませてから利用するとよいでしょう。自宅から離れたドッグランを利用する時は、近くを散歩させるなど工夫をしてできる限りドッグラン内で粗相をさせないように心がけましょう。

もしもドッグラン内で粗相をしてしまった時は、飼い主の責任で速やかに片付けましょう。なかにはおしっこの時には何もしない飼い主の方がいらっしゃいます。おしっこにも雑菌や臭いがありますね。おしっこをした時もウンチの時と同様に水をかけてしっかりと洗い流しましょう。

ドッグランのなかには犬用のトイレスペースが設置されているところもあります。トイレスペースが決められている場合は、リードを離す前にトイレを確認しておくとよいですね。

ドッグランの規約に従って正しく利用しましょう

ドッグランにはそれぞれの施設で決められた利用の規約があります。

規約の内容は利用料金や利用時間などの基本的なものから、利用にあたっての細かな内容までさまざまですが、どれも利用者同士がお互いにトラブルなく気持ち良く利用するために考えられたのもですから、その施設を利用している間は利用の規約に従って正しく利用するようにしましょう。

なかには事前の講習会が必要な場合や会員の登録が必要な場合があります。初めて利用するドッグランへ行く時は、予めホームページや電話などで利用の規約を確認しておくとよいですね。

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ボストン・テリアとドッグランを利用するには?

ボストン・テリアとドッグランを利用するために必要なことについて調べてみましたがいかがでしたでしょうか?

基本的には穏やかで優しい性格をしているボストン・テリアですが、テリア同士の取っ組み合いのじゃれ合いや興奮している姿を怖いと感じる方がいらっしゃることも事実のようです。「自分の犬は遊んでるだけなのに。」と感じる方も多いことでしょう。

しかしドッグランにはチワワのような小さな犬から、ゴールデン・レトリバーなどの大型の犬までサイズも性格も異なる犬が多く集まります。飼い主の方も犬に対する考え方や感じ方が違って当然です。

考え方の違う者同士が同じ場所を気持ち良く利用するためには、お互いに少し譲って相手の気持ちになって考えてみることが大切ですね。相手に譲ってもらうには自分からという気持ちで、怖いと感じている方がいたら自分の犬をリードにつないで、まずは飼い主の同士でコミュニケーションを取ってみてはいかがでしょうか?

 
 

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