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ハンドメイドマーケット「minne」で人気の、繊細な切子のグラス作品『夕焼け猫/万猫鏡L』の作家 可夜さんにインタビューしました!!
作品作りを始めたきっかけは?
猫グラスの製作販売を始めたのは2015年5月末のイベントの時からです。
ガラスの道に戻ろうと決心して会社を退職した後、何を作ろうかと考えていました。撮りためていた写真をそれとなく見返していたら、夕暮れ時に窓辺に佇むうちの猫の写真があったのです。とても幻想的だったので、ガラス再現してみたくなり作ってみました。それが今後の制作の方向を決めるきっかけになりました。
作品に込めた想いや、こだわり、作品に対する愛情は?
私の作品の特徴でもある瑠璃+オレンジの色に、夕焼け猫のデザインがマッチしているグラスです。
こちらは、水や日本酒を注ぐと、底に彫られている猫の反射が拡がります。反射に特化したデザインの為、卵のような可愛らしい形状になっており、女性に大人気です。また、万華鏡のように反射するサプライズ性もあり、プレゼントに買われる方が非常に多いです。
制作秘話を教えてください!
繊細なデザインを心がけています。
また、ガラスという繊細な素材を扱うので、慎重に加工をする必要があり気を使います。制作に苦労している分、輝きを増すのはガラスならではの魅力だと思います。
猫グラスを出すようになって、全国の猫好きから沢山の反響を頂くようになりました。全く想定していませんでしたが、猫を思い出したい、偲ぶ為にと言う方もいらっしゃいました。自分の為に作っていた猫グラスがいつしか誰かの為になっている事が不思議でしたが、しかし光栄に思います。
その他おすすめやお気に入りの商品はありますか?
夕焼け猫+七宝煌円環紋/切子
通常時の底にある夕焼け猫は光が通らず暗くなっていますが、グラスに注いだ飲み物を呑み干した時、光が夕焼け猫を透過し、燦燦と輝きを放ちます。
グラスの側面にあしらわれている切子の七宝紋は、同じ大きさの円形を四つ重ねてつないだ連続紋を指します。輪が四方に無限に広がっていくさまから四方となり、四方が七宝になったとされています。円満、調和の吉祥文として親しまれています。
飼っているペットを紹介してください!
雪という名前です。
事故にあったところを保護した黒猫で、胸元に白いダイヤがあるのが特徴です。
作家プロフィール
2008 ガラス彫刻を独学で始める
2010 東京ガラス工芸研究所にて吹きガラス受講
2012 宙吹きを本格的に始め、都内の吹きガラス工房勤務
2013 群馬のガラス工房にてサンドブラスト指導スタッフとして勤務
2015 5月末より猫グラスをきっかけに作品制作を始める
★今回ご紹介した作品の詳細はこちら【夕焼け猫/万猫鏡L】
まだまだ猫作品が見たい方へ
取材協力いただいたハンドメイドマーケット「minne」には、今回ご紹介した作品以外にもたくさんの猫作品が販売されているので、気になった方はのぞいてみてください♪