2017年2月7日更新

猫用ダイエットフードって普通のフードと何が違うの?

猫も寒くなるとあまり動かなくなり、脂肪を蓄えやすくなります。ぽっちゃりしている猫を可愛いと思う方もいるかもしれませんが、肥満は健康上よくありません。かといって運動させようにも猫自身がダイエットしなくては!と思ってくれる訳もなく・・・そこで考えるのがダイエットフードではないでしょうか?

ダイエットフードと普通のフードの原料って?


人間が食べ物の産地や作り手、食品に含まれる添加物を気にするように、猫に与えるものにも気を使っている方も多いと思います。猫用フードのパッケージにも原材料が表示されています。

多くのフードにはトウモロコシや大豆など「穀物」が使用されていますが、猫は肉食なので穀物などの炭水化物を消化するのが苦手です。そして炭水化物をエネルギーとして積極的に使用することもないので、余分なエネルギーとなり脂肪として蓄積されます。反対にダイエット用フードの原材料は鶏やラム肉、サーモンなどの動物性タンパク質を含む物が多くなっています。

人間のダイエットと同じように糖質を抑え、良質なタンパク質や脂質をバランスよく摂取することが望ましいようです。

満腹感が得られるフードって何が入っているの?


ダイエットのためにはフードの量を調整することも大切です。しかし量を減らすとお腹がいっぱいにならないので、おかわりを催促されてしまったり、他の猫のものを横取りしてしまったり、食べ物を漁るようになってしまったり・・・と困ったことになりかねません。また、おかわりの要求に耐えきれず結局たくさんのフードを与えてしまう飼い主さんも少なくないのではないでしょうか?

ダイエットフードには食物繊維を多く含み、量やカロリーの調節をしても満腹感を得られるようなものもあります。基本的なダイエットフードの原料と同じで、チキンやサーモンなどの動物性タンパク質に食物繊維がプラスされているようなイメージです。

人間のダイエット食品でも食物繊維が多く含まれているものは満腹感が得られ、食べ過ぎを防止できるものがありますが、原理としてはそれと同じです。

摂取カロリーにも注意が必要!


ダイエットフードを与えるにしても、愛猫にどれだけのカロリーが必要なのかを知ることは大切です。体重に対してフードの量を調整したり、1日の摂取カロリーを計算して与えることは肥満解消への第一歩!!完全室内飼育の猫の場合、体重1キロあたり70〜80kcalが目安とされています。1日に必要なカロリーを計算し各家庭でのご飯の回数で割れば1食あたりのカロリーが計算できます。

★例えば体重4キロの猫で1日2回食事をする場合
70〜80×4=280〜320(1日に必要な総カロリー)
280〜320÷2=140〜160(1食分のカロリー)

そして1週間に1度体重を測ってカロリー計算をし直して、フードの量を調整するのも大切です。猫の体重変動をグラフにして飼い主さんのモチベーションをあげるのも1つの方法かもしれません。

フードの切り替えは慎重に


猫は何かが変化することにとても敏感なので、フードの切り替えにも注意が必要です。ダイエットフードに切り替える際にも、まずは今まで食べていたものとダイエットフードを混ぜて与えてください。フードの好き嫌いもあるかもしれないので、徐々に切り替えてあげてくださいね。

何か体調に変化が見られる場合は動物病院にいって診察を受けてください。また、どんなフードがいいのか分からない場合も獣医さんや看護師さんに相談してみてもいいかもしれません。

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