2017年1月19日更新

もし愛猫が亡くなってしまったら……火葬や埋葬の手順を考えておこう

後藤大介



獣医師

 

近年猫の寿命は延びてきていますが、それでも平均16歳くらい。猫の20歳はヒトの100歳と同じくらいです。

つまり、猫を飼っているとどれだけ長生きしてもお見送りをしなければならない瞬間がやってきます。愛猫が亡くなってしまった時、悲しみにくれる中でもしっかりお見送りできるよう、どうしたらいいかを考えておきましょう。

 

愛猫とのお別れの方法


猫ちゃんが亡くなってしまった場合、お別れする方法は以下の3つが考えられます。

庭に埋める

お庭がお家にある場合は、その庭に埋めてあげるのも悪くはないです。その場合、しっかり埋めてあげないと、雨で出てきてしまったり、動物に掘り返されてしまうことがあります。ぎりぎりにならないよう、深めに掘ってしっかり土で埋めてあげましょう。

公的な機関で火葬

多くの自治体では、ヒトの斎場(火葬場)にペット用の火葬場を併設しています。市町村が経営していることが多く、その自治体に住所がある人であれば、2,000円程度(自治体によって異なる場合があります)で火葬をしてくれます。お骨は拾えませんが、お焼香はさせてくれる自治体が多いです。

「お住まいの地域名 火葬 ペット」でインターネット検索をすると出て来ることが多いです。わからない場合は動物病院か役所に聞いてもいいでしょう。

ペット葬儀業者での火葬や葬儀

最近ではペット葬儀屋さんも増えています。業者によって、自宅まで来て葬儀や火葬をしてくれるプランや、持ち込みプランなど選べることが多いです。

料金も内容によって数千円から数万円のプランまでいろいろあります。インターネットでも検索できますし、動物病院にもパンフレットがある場合も多いので、検索するか動物病院に問い合わせてみるといいでしょう。

遺体の保管方法・保管期間

遺体の保管方法

遺体は、基本的には涼しいところで保管するようにしてください。

ドライアイスや保冷剤、ペットボトルを凍らせたもの等を遺体のまわりにおいてもらうと傷みが遅くなります。冬場であればどこか寒い場所に安置してもらってもいいです。

ただし、凍らないタイプの保冷材は犬や猫が食べると中毒をおこしますので、同居の子がいる場合は注意してください。

遺体の保管期間

保管できるのは涼しくしていても3日が限度です。夏場であればハエなどが卵を産むケースもありますし、腐って臭ってきてしまうこともあります。3日以上は置かない方がいいでしょう。

 

その後


犬が亡くなってしまった場合は市町村へ連絡する必要がありますが、猫の場合は特別どこかに連絡をする必要はありません。もし、お世話になっている動物病院がある場合は、落ち着いたら報告してもらうといいでしょう。

特に持病があって通っていた場合は、病院スタッフが猫ちゃんのことだけでなく、飼い主さんのことも心配されていることもあります。また、報告しておけばDMなどもストップしてくれます。電話でも直接病院に行っても構わないので、報告しておいてくといいですよ。

 
 

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