2017年1月31日更新

愛猫との最期のお別れ~猫の葬儀の方法~

ペットは、どんなに大切にしていても、私たち人間よりも長生きすることは稀です。

猫の寿命は16歳程度と言われています。「猫は死期が近くなると姿を消す」と聞いたことがある人は多いと思いますが、昨今は室内だけで飼われている猫も増え、飼い主さんに看取られて亡くなる猫も増えています。

そんな家族の一員である愛猫と死別したら、どうすれば良いのでしょうか。

いつまでも遺体を家に安置しておくわけにはいきませんよね。かといって、庭先に埋葬するのも簡単ではありません。

愛猫が亡くなったら、「今までありがとう」の気持ちで、葬儀を執り行ってはいかがでしょうか。ここでは、愛猫の葬儀の方法について簡単にお話します。

最愛のペットが亡くなったら

猫_素材
可愛がっていた愛猫が亡くなったら、どうすれば良いのでしょう?いつまでも遺体を家に置いておくわけにはいきませんし、庭先に埋めるわけにもいきません。

どうしても庭に埋葬したいのであれば、1メートル以上の穴を掘るようにしましょう。穴が浅いと、他の動物に掘り起こされる恐れがあります。また、土葬をすると遺体が土に還るまで長い時間がかかります。そのため、日が経つにつれて異臭がしてくることもあります。

以前は土葬が主流でしたが、最近の都市部では愛猫が亡くなったら火葬にするのが一般的です。ペット専門の火葬場やペット専門の葬祭業者もあるので、まずはペット葬祭業者に連絡を取ってみましょう。

ペット葬祭業者には、愛猫の火葬はもちろん、葬儀や法要、年忌供養など総合的にサポートしてくれる業者もたくさんあります。中には、メモリアルアイテムの作成やペットロスのケアなども行っている業者もあります。

愛猫を火葬にする際は、好きだったペットフードや愛用の首輪、花など、天国に持って行ってもらいたいものを準備しておきましょう。一緒に燃やせるものに制限がある場合もあるので、わからないことがあればお世話になる業者の方に聞くのが安心です。

ペットを埋葬する

猫_素材
火葬にしたあとは、お骨を埋葬します。人間であれば、先祖代々のお墓に埋葬するのが一般的ですが、愛猫の場合はどうすれば良いのでしょうか?

お寺や霊園によっては、ペット専用の霊園があるところもあります。愛猫のお骨はペット霊園に埋葬するのが良いのではないでしょうか。

もし自宅から近い場所にあるペット霊園が分からない時は、ペット葬祭業者の方に聞いてみましょう。

ペット霊園には、「共同墓地」と「個別墓地」があります。また、「納骨堂」を備えているところも珍しくありません。

「共同墓地」に埋葬する場合、他のお宅のペットと一緒の場所に埋葬することになります。大きな供養塔が立っている場合も多く、定期的に読経や法要といった供養も行ってくれるところがほとんどです。

「個別墓地」は、ペットごとにお墓を建てます。墓石にペットの名前を刻んだりすることもできますが、「共同墓地」に比べて墓地使用料などが若干高くなるのは避けられません。

いずれの墓地の場合でも、自分が行きたいときに行って、お墓参りをすることができます。

ペットも同じお墓に入れる場合がある

猫_素材
利用している霊園や墓地によっては、ペットと人間が一緒のお墓に入れる場合もあります。法律的にも、ペットのお骨と人間のお骨を一緒に埋葬することは問題ありません。

しかし、お墓は自分一人のものではありません。

家族や親族の中には「どうして猫も一緒のお墓に入るの?」と思っている人が居ないとも限りません。また、動物と一緒のお墓に入るのに抵抗があるという人もいるでしょう。

確かにペットは大切な家族の一員で、人間と同じお墓に入れたいという気持ちもわかりますが、人間とお墓に入れる際は家族や親族とよく話し合って、充分な同意を得てからにしたほうが安心です。

また、墓地の管理者にも同意・承諾を得ておくようにしましょう。

「ありがとう」の気持ちでお別れを

猫_素材
愛猫は大切な家族の一員です。亡くなった後は、ぜひ「ありがとう」の感謝の気持ちを持って送ってあげたいものですね。

愛猫が亡くなった後は

  • ペット葬祭業者に連絡をする
  • ペットを火葬にする
  • お骨を埋葬する

という手順を踏んで、ペットを天国へ送ることになります。

愛猫との別れは辛いものですが、愛猫がこれまで私たちに与えてくれたものへの恩返しとして、しっかりと葬儀・供養をしてあげましょう。

ペット生活



編集部

犬や猫との暮らしを豊かにするお役立ち情報をお届けします。

関連記事

もし愛猫が亡くなってしまったら……火葬や埋葬の手順を考えておこう

近年猫の寿命は延びてきていますが、それでも平均16歳くらい。猫の20歳はヒトの100歳と同じくらいです。 つまり、猫を飼っているとどれだけ長生きしてもお見送りをしなければならない瞬間が……

猫の雑学

そこは寝床じゃないですよ!猫がキーボードを好きなわけと対策

猫を飼っている人なら経験したことがある、猫の「いけず」な行動(いけずとは関西弁で意地悪という意味です)。飼い主が遊びたい時に遊んでくれないのに、忙しい時ほど邪魔してくるのはもはや猫の飼い主の……

猫の雑学

猫の感情を理解するためにチェックしたい行動、しっぽ、表情!

猫には未だ、解明されていない部分もあるようですが、現在わかっている仕草で、猫の愛情表現や怒り、安心感などがあります。猫の種類や個体差・育てられた環境により、もちろん違いはありますが、ここでは……

猫の雑学

猫が好きな場所の条件を知って猫のための空間を作ろう

最近、動物園などで野生の動物にできるだけストレスを感じさせない環境を作る「環境エンリッチメント」が話題になっています。環境エンリッチメントは動物園だけでなく、お家で飼い猫のためにもできるんで……

猫の雑学

その肉球、ぷにぷにですか?冬は猫の肉球の乾燥に注意!

猫のチャームポイントは数多くありますが、中でもとりわけ「肉球」に魅力を感じている人は多いと思います。ぷにぷにの肉球に触ると癒されますよね。でもこの肉球、猫にとって、生きていくうえで無くてはな……

猫の雑学

【夏の侵入者→虫】私も嫌だけれど、猫が食べてしまうのも嫌!一体、どうしたらいいの?

夏になると増えてく虫。高層マンションの上階に住んでいる人には関係ない話かもしれませんが、一戸建てや低層階だと、いつのまにか虫が侵入していることがありますよね。人間にとってもいい迷惑ですが、猫……

猫の雑学

「うちの猫は痩せてる?太ってる?猫の平均体重ってどのくらいなの?」

猫の室内飼いが奨励されるようになって事故や伝染病に罹る危険が減り、最近は平均寿命がずいぶん長くなってきました。その反面、外でエサを獲ったり跳びまわったりすることがなくなって運動不足な猫が増え……

猫の雑学

お正月休みのためにやっておくべきこと、知っておくべきこと

年の瀬も迫ってきました。今年は一年ご家族や猫ちゃんは元気に過ごせましたでしょうか? この時期の心配事の一つが「年末年始に調子を崩したらどうしよう?」心配されている愛猫家の方も多いと思います……

猫の雑学

これであなたも猫マスター? 鳴き方で猫の気持ちがまるわかり!

「ニャー」「ゴロゴロ」「シャー」など、猫の鳴き方といってもたくさんの種類があります。この鳴き声には、それぞれに猫の気持ちが隠されているのです。ぜひ鳴き方に注目して、猫の気持ちを読み取りましょ……

猫の雑学

猫の中でも人気のキジトラは由緒正しい正統派?キジトラの特徴

猫の中でも人気の高いキジトラ。サバトラと混同されることも多いようですが、魚のサバのようにグレイ調の縞模様をもつのがサバトラ、鳥のキジに似た茶色と黒の縞模様をもつのがキジトラです。野性味を感じ……

猫の雑学

エコだけじゃない、猫のいる家で蛍光灯をLEDに変える理由

あなたの家では照明にどんな光源を使っていますか?昔ながらの白熱灯や蛍光灯でしょうか?それともエコを意識してLED電球をつけているでしょうか。家の照明は光の色や省エネ性能などを考慮して選ぶ人が……

猫の雑学

猫も夢を見るの?寝言を言うの?いびきをかくの?猫の眠りの秘密に迫る

いつみても可愛い猫の寝顔。飼い主さんにとってはいびきをかいていても寝相が悪くても寝顔を見ているだけで癒しになりますよね。睡眠時間の長い猫、睡眠の質はどのようになっているのでしょうか?ずっと熟……

猫の雑学

猫の毛の色で性格が違う?米カルフォルニア大学が研究を発表!

体のカタチはほぼ一緒ながら、さまざまな色や柄で個性を発揮する猫。猫好きの皆さんにも「私は三毛猫が好き」「飼うならチャトラがいいなぁ」など好みがあるのではないでしょうか。猫の毛の色は親猫の……

猫の雑学

悲しい、辛い、苦しい……ペットロスから立ち直るために

どんなに大切にしていても、いつかは必ずペットとの「お別れ」がやってきます。多くの場合、ペットの寿命は私たち人間のそれよりも短いでしょう。もし、ペットが自分を残して先に天国へ旅立ってしまったら……

猫の雑学

いままで動物を拾って帰った経験はある?飼ってもらえた人は約半数。

皆さんは、捨てられている犬や猫を拾って帰った経験はありますか?また拾って帰った動物はちゃんと飼ってもらえましたか?今回は、社会人男女500人に「動物を拾って帰った経験」について聞いてみました……

猫の雑学