2017年2月6日更新

高齢猫のために知っておきたい…お別れするのに必要な費用はどのくらい?

愛猫が亡くなった時、あなたはどのように猫を送りますか?以前に愛猫との別れを経験したことがある飼い主さんなら、悲しみにくれながらも次の行動を起こすことができるでしょう。しかしながら、猫との別れが初めてだとしたら、何から手をつけてよいのか分からないのではないでしょうか?特に猫とのお別れにかかる費用については料金設定が幅広く、とまどってしまうこともあるでしょう。そこで、今回は猫とのお別れにかかる費用についてまとめてみました。

お別れに掛かる費用は、お別れの方法によってさまざま


人間の場合と同様に猫のお別れに必要な費用は、「どのように猫を送るか」によってかなり異なります。自治体に依頼して引き取ってもらう方法と業者に依頼して火葬してもらう方法では、かかる費用に数倍の開きがあります。業者に火葬をお願いする場合でも、依頼内容によって費用が変わります。ここではまず、ペットの火葬業者に依頼するケースでの平均的な費用をご紹介しましょう。

多くのペットの葬儀業者は合同葬、個別葬、立ち合い葬の3つのプランを用意しています。火葬の費用はペットの大きさによって変わりますが、だいたい3kg~5kgの猫を想定して平均的な料金を見比べてみましょう。

合同葬

他のペットと一緒に火葬します。愛猫を預けたら火葬は業者にお任せします。火葬後の遺骨は手元に戻ってきません。
(費用/1万5000円~)

個別葬

自分の猫だけを個別に火葬してくれます。ただし、猫を預けてから遺骨が戻るまで業者にお任せになり、遺骨の受取も後日になることが多いようです。
(費用/3万円~)

立ち合い葬

人間と同様、火葬している間、別室で待機することができます。お別れの儀式を行ってくれたり、僧侶による読経を手配してくれたりする葬儀所もあります。火葬後は拾骨することができ、遺骨も骨壺に入れて葬儀後すぐに引き渡してくれます。
(費用/5万円~)

通常、葬儀場では、これら基本的なセレモニーのほかに、粉骨(5000円位~)、位牌(1500円位~)、分骨用カプセル(2000円位~)などさまざまなオプションサービスや商品が用意されています。葬儀場によっては「お棺をデラックスにしたい」「供花をたくさん飾りたい」などの要望に応えてくれます。「猫が死ぬ準備をしたくない」という気持ちはもっともですが、日頃から下調べをしておけば、いざという時に後悔のないお別れが可能です。

ペットのお墓にはどのくらいの費用が必要なの?

愛猫の遺骨を手元に残した場合、その後にどのくらいの費用がかかるのでしょうか。これも遺骨をどのように管理するかによって費用が大きく変わります。人間の場合は四十九日が終わってから納骨しますが、猫の場合も四十九日を過ぎたら遺骨をどうするか考えなくてはなりません。

ペット霊園

最近はペット専用の霊園も増えています。ペット霊園にお墓をつくり埋葬する場合、霊園の場所やスペースによって差はありますが、通常10万円位~数十万円の費用がかかることが多いようです。ひとつのお墓に複数のペットを入れることができるところもありますので、多頭飼いをしている場合は後々のことを考えて大きめのお墓を確保すると良いでしょう。霊園を利用する場合は年間の維持費も必要になります。

散骨

最近では霊園などを利用せずに散骨する方法を選ぶ飼い主さんも増えています。散骨する場合、遺骨は粉骨して海や山などに撒くのが一般的です。例として海で散骨する場合の費用を見てみると、業者に遺骨を渡し散骨をお任せする委託散骨で1万円~2万円程度です。自らの手で散骨したいという場合には、一艇の船を複数の家族でチャーターする合同散骨と一艇をひとつの家族だけでチャーターする個別散骨のどちらかを選択することができます。合同散骨の場合は3万円程度ですが、個別散骨の場合は20万円以上の費用がかかるようです。(いずれも葬儀代は別。料金には粉骨、献花、散骨証明書、プロデュース料などを含む)

参考までにご紹介すると、散骨サービスの中には飛行機で空から散骨するデラックスなプランもあります。飛行機による散骨の場合、合同葬で5万円程度、個別葬で20万円程度、飼い主さんも飛行機に同乗できる個別葬は35万円の費用が掛かるようです。愛猫のためにはお金に糸目はつけないという飼い主さんはぜひ、調べてみてください。

自分が納得できるお別れにするために


ペットのお葬式が一般的になり、葬儀の形や費用も多様化してきました。昔は自分の家の敷地に埋めていたという飼い主さんも少なくなかったと思いますが、今では人間並みのお通夜、葬儀、お墓を選ぶこともできます。ただ、費用をかければ良いというわけではありません。どのようにすれば愛する猫を後悔なく見送ることができ、飼い主さん自身も心の区切りをつけることができるのか・・・を考えて自分なりのお別れをすることが大切なのではないでしょうか。

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