2017年1月25日更新

外で暮らす猫を事故から救え!寒い時期の猫バンバン運動

ペット生活

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編集部

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画像出典:日産
冬の寒さが本格化してくる1月。外で暮らす猫は寒さから身を守るために暖かい場所を探して暖を取りますが、そんな猫のお気に入りがクルマのエンジンルームやタイヤの上。ご存知のようにエンジンを止めた直後のエンジンルームはポカポカしていてコタツのように心地よい空間ですし、雨風も凌げるため絶好の隠れ家になるのです。しかしながら、クルマのドライバーがエンジンルームやタイヤの上に身を潜めている猫に気づかずにエンジンをかけてしまうと猫を傷つけることになりかねません。こんな悲劇を防ごうという試みが「猫バンバン運動」なのです。一体、どんな運動なのでしょうか。

 

JAFが始めて日産が広めた運動

「猫バンバン運動」はJAFが2013年に始めた運動。実際にエンジンルームに入り込んだ猫を事故に巻き込んでしまいJAFを呼ぶドライバーがいたため、「これ以上、不幸な猫を増やしたくない」という思いから運動をスタートさせました。猫がエンジンルームやタイヤの上にいる状態でいきなりエンジンをかけてしまうと猫はパニックを起こして逃げ遅れがち。しかも、猫がファンベルトなど回転部分の近くにいた場合、巻き込まれて命を落とすこともあります。また、ドライバーにとっても事故でクルマが故障したり、臭いが残って買い替えたりなど経済的な負担を強いられることも少なくありません。

そこで、猫に「クルマを発車させるから、逃げてね」と事前に知らせるのが「猫バンバン運動」。ボンネットをバンバン叩くことで、猫をクルマの中から追い出す作戦です。これをプロジェクトとして広くPRしたのが日産自動車。日産自動車はウェブサイトやfacebook、Twitterなどで運動を呼びかけ、「バンバン運動」のロゴやステッカーデータを無料で配布。これにより、止まっているクルマが猫の命を奪う可能性に多くの人が気づくことになったのです。

本当に猫はクルマの近くにいるの?


ところで、猫は本当にエンジンルームやタイヤの上などにいるのでしょうか?日産が行った調査では、「猫バンバン」した時にクルマの中や周辺に猫がいた割合は全体の14%。場所としてはクルマの下が一番多く、全体の約40%でした。

これに比べてタイヤの上は3%、エンジンルームの中は1%以下ですので、数はそんなに多くないとは言え、実際に猫がエンジンルームまで深く潜り込んでしまうことがあると分かります。一見、クルマには奥に入り込むような隙間はないように思えますが、クルマのエンジンルームの下にあるわずかな隙間が出入り口になっているようで、エンジンルームに入って事故に遭う猫の多くが1歳以下の子猫なのだとか。何だか心が痛みますね。

 

冬だけじゃない、「猫バンバン運動」は年中必要


運動開始当初は冬の寒い時期のみの呼びかけだった「猫バンバン運動」ですが、実際には冬以外も事故が起きていることがわかり、いまや1年を通じての運動に変わりつつあります。エンジンルームなど暖かい場所は冬限定ですが、クルマの下やタイヤの上などは夏には日の当たらない避暑スポットとして猫が好む場所です。ドライバーの皆さん!ボンネットをバンバン叩くだけでなく、クルマに乗り込む前にちょっとクルマの下を覗いてみる、クルマの周りを歩きながらクルマを叩いてみる、鳴き声に耳を傾けるなどのアクションを習慣化して猫を事故から守ってあげてください。あなたの大切なクルマを猫による故障から守るためにも忘れずに実行してくださいね。

 
 

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