2017年3月18日更新

ボーダー・コリーの散歩には首輪がいいの?ハーネスがいいの?

ペット生活

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編集部

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優秀な牧羊犬として知能が高くタフで運動能力に優れた犬種であるボーダー・コリー。最近ではフリスビドッグとしても人気の高い犬種です。そんな運動神経抜群のボーダー・コリーには毎日の散歩は欠かすことができません。今回はボーダー・コリーの散歩には首輪がいいのかハーネスがいいのかについて調べてみました。

 

首輪とは?ハーネスとは?

ボーダー・コリーと安全に楽しく散歩をするためには、リードを付けるのは首輪がいいのかハーネスがいいのか迷ってしまう飼い主の方も多いようです。

どちらがよいのかを考える前に、まずは首輪とハーネスがそれぞれどのようなものなのかを理解しておきましょう。

首輪の特徴

昔から犬の絵や写真には、皮などでできた首輪が首に巻かれていることが多いですね。首輪には犬に飼い主がいることを示すという役割があるようです。

どんなに訓練を積んでいても犬はふとした時に思わぬ行動をとるものです。例えば散歩の最中に横で車がクラクションを鳴らしたり、玄関が空いている時に目の前を大好きな犬がとおっていった時など、急に飛び出していってしまうことも考えられますね。

そのように飼い主の元を離れて迷い犬になってしまった時に、首輪をつけていると明確に飼い主がいることを見る人にアピールすることができます。そのため保健所などに保護された時も保護期限が延長になることがあるようです。首輪に迷子札や連絡先を記入しておけば、保健所へ連れて行かれる前に保護した人から連絡をもらうこともできますね。

首輪には迷い犬への対策だけでなく、危険を回避するための道具としての意味もあるようです。遊びに夢中になっていて段差から落ちそうになったり、気の合わない犬と鉢合わせしてしまった時など、首輪をつけていればとっさに飼い主が掴んで止めることができますね。

このように首輪にはさまざまな意味があり、犬にとっては常に付けていることのメリットが大きいことから、室内で過ごしている時でも付けておくことが望ましいといわれているのです。

ハーネスの特徴

最近では散歩でもハーネスを利用している方が増えてきていますが、ハーネスは元はそり犬とそりをつなぐための道具として作られたものです。

ハーネスはそり犬が重量のあるそりを長時間引っ張ることができるように、犬が物を引っ張った時に体へかかる負担が少なく力が出しやすい構造になっています。ハーネスは犬への負担がすくないことから、盲導犬や介助犬など人を導く仕事をしている使役犬と人とをつなぐ道具としても活躍していますね。

散歩用に使われるハーネスというとナイロンなどでできたリボン状のものを前足に通す形のものを思い浮かべる方が多いと思いますが、最近ではファッション性が高くより体への負担が少ないベストタイプの物や、引っ張り癖を矯正することができる物など用途も形もさまざまなものが販売されているようです。

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それぞれのメリット・デメリット

では首輪とハーネスを散歩に使う場合、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?ボーダー・コリーに適している道具を選ぶためにもまずは両方を比較してみましょう。

首輪のメリット・デメリット

メリット

  • 着脱が簡単に行える
  • いつもつけておくことができる
  • 首に直接ショックを与えることができるので犬とのコミュニケーションが取りやすくしつけに向いている

デメリット

  • 首が細く頭の小さい犬種の場合は抜けやすい
  • 引っ張った時に首や気管に負担が大きい

ハーネスのメリット・デメリット

メリット

  • 引っ張っても首や気管に負担がかからない
  • 胴に回すので抜けにくい

デメリット

  • 犬が引っ張りやすい構造なので引っ張り癖を付けやすく治しにくい
  • 犬が咬んで壊してしまう可能性があるので装着をしたままにしておくことができない
  • 前足を通して胴体に回さなければならないので着脱に時間がかかる

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ボーダー・コリーに適しているのは首輪?ハーネス?

首輪とハーネスの特徴やそれぞれのメリット・デメリットをふまえて、ボーダー・コリーが散歩に使うにはどちらが適しているのかを考えてみましょう。

ボーダー・コリーは知能が高いため、ともすると飼い主よりも上位の振る舞いをしがちなようです。散歩の際にはしっかりとリーダーウォークを保ち、飼い主が常に上位であることを理解させる必要があります。

首輪は首に直接衝撃を与えることで、犬とのコミュニケーションがとりやすいという大きなメリットがあります。つまりリーダーウォークのしつけにはハーネスよりも首輪の方が適しているということですね。ボーダー・コリーの場合はリーダーウォークがしっかりとできるようになるまでは首輪を使用する方がよいようです。

リーダーウォークが身についてきて、散歩の時に安定して飼い主の側を歩けるようになってきたら、首輪から負担の少ないハーネスへと切り替えるのもよいですね。ハーネスの使用は愛犬の体の状態や様子にあわせて検討するとよいでしょう。

嫌がる時は無理をさせずにゆっくりと慣らしましょう

散歩へ行く時にはどうしても首輪かハーネスを付けなければなりませんが、どちらも犬にとっては付け慣れないものだということを忘れてはいけません。

首輪やハーネスを初めて付けた時は違和感から体を振ってみたり、やたらを掻いたりと落ち着かない様子を見せることが多いようです。なかには嫌がって噛んで暴れてケガをしてしまったり、逆に動けなくなってしまう犬もいるようです。

首輪やハーネスを付けて出かける前に、室内で付けることに慣らしてあげることが先ですね。

首輪やハーネスに慣らすにはまず室内で首や胴に軽いリボンのようなものを巻いて、何かを巻くことに慣らしてあげるとよいでしょう。リボンが巻かれていても気にしなくなってきてから、首輪やハーネスを巻くようにします。

それでも皮や布の感触に慣れずに嫌がることも多いと思います。その場合は無理をさせずすぐに外してあげましょう。少しずつ慣らしてあげることが大切です。巻かれていても落ち着いていられるようになったら、散歩の前の準備として室内でリードを付けて遊んであげましょう。

室内で遊ぶことに慣れてきたら初めて外へと散歩に出かけてみましょう。最初は外の雰囲気に緊張して慣れたはずの首輪やハーネスを嫌がることもあるかもしれません。その時も無理をさせず、犬のペースにあわせてあげることが大切です。少し歩けたらたくさん褒めてあげましょう。これを繰り返して少しずつ距離を伸ばしていきます。褒める時にご褒美のオヤツをあげるのも効果的なようです。

リーダーウォークの訓練が終わってハーネスへ切り替える時にも、同じ手順でハーネスに慣らしてあげるとよいですね。

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まとめ

ボーダー・コリーには首輪が適しているのかハーネスが適しているのかを、散歩で利用することを中心に調べてみましたがいかがでしたでしょうか?

ボーダー・コリーの場合はハーネスを使っている飼い主の方は少ないようですね。知的好奇心が旺盛で自立心が強いボーダー・コリーの場合は、常に首への衝撃を使ってコミュニケーションを取りながら散歩をした方が安全なのかもしれません。

しかし最近ではハーネスでも犬の引っ張り癖を矯正することができる物も販売されています。首輪でしつけていても引っ張り癖が治らず息苦しそうに歩いているようなら、1度引っ張り癖を矯正するイージーウォークハーネスなどへ切り替えてみるのもよい方法ですね。