2017年1月24日更新

【動物看護師が徹底解説!】猫用サプリは飲ませても良いの?飲ませる前に気をつけることとは?

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

 

仕事や学業で時間に追われている、忙しい現代人には心強いアイテムと化しているサプリメント。健康維持や、美容目的で日常的に摂取している方も多いでしょう。そんなサプリメント、実は猫用のものもあるのはご存知ですか?しかも1種類や、2種類ではなく、様々な種類があるのです。ただし、その使用には注意が必要。無駄に高額なサプリメントや、意味のないものなど、本当に使用していいのかどうかの見極めが必要です。

 

医療機関では処方されない

人間の場合、サプリメントがお医者様から処方されることはほとんどないのではないでしょうか。あったとしても、保険適応外になってしまうはずです。サプリメントに近い効能のある、薬は処方されますが、サプリメントを飲むには自分で購入する人がほとんどでしょう。しかし、動物病院では違います。治療に使用する薬と併用して、サプリメントが処方される場合があります。健康を維持するだけではなく、体の免疫を底上げして治療の手助けをしてくれるのです。

効果は保障されない

薬とサプリメントの違いは、効果があるかないかです。サプリメントのCMや、広告も、病気の症状の改善を保障するような言い回しはされていないはずです。薬は治療に使うので、”治るかも”では困りますが、サプリメントの場合は”良くなるかも”で十分なのです。

よくあるのは、飼い主さん仲間の中でオススメのサプリメントを試してみたものの、自分の愛猫には効果がないとおっしゃられる方がいるのですが、効果の有無は保障されないので、そこは勘違いしないようにしましょう。誰もがみんな、同じように効果がでるわけではありません

 

飲み合わせは確認が必要

普段から持病のために薬を飲んでいる場合は、勝手にサプリメントを飲ませずに、主治医に確認をしましょう。中には、病気を悪化させたり、薬の効果を打ち消してしまうようなこともあります。処方されたサプリメントを飲ませるのは構いませんが、今はネットなどで自分の気になったサプリメントを簡単に取り寄せられる時代です。素人判断で飲ませて、愛猫を苦しめないよう注意しましょう。

詐欺に気をつけること

サプリメントを必死で探す飼い主さんの多くは、愛猫が重病を抱えています。腎臓病や特発性てんかんなど、治療が難しいと宣告されると、どうにか手立てはないかと様々な方法を模索するでしょう。その中で多いのが、サプリメントやその他の物品(ペンダントや数珠などがあります)です。飼い主さんの藁にもすがる思いを利用して、何の効果もないようなものを高額で売りつける業者も存在するのが現実です。

気になるものがあれば必ず主治医や看護師に相談をし、冷静になって考えてください。中には試す価値のあるものもあるでしょうが、意味のないものに治療に充てられるはずのお金を使ってしまうのはもったいないことです。主治医に相談しにくければ、初診の病院でも構いませんし、獣医に繋がる相談窓口でも構わないでしょう。弱い心に付け込まれないように、十分注意してくださいね。

 
 

関連カテゴリ