2017年2月8日更新

70頭多頭飼育崩壊!?【ねりまねこブログ】

ねりまねこ



NPO法人

「NPO法人ねりまねこ・練馬区地域猫推進ボランティアのブログです。 博愛の夫と、平均的猫好き妻による、市民ボランティア奮闘記! 地域猫とは地域にいる飼い主のいない猫の問題を、 地域住民・問題解決に取り組むボランティア・行政の三者が協力しあって解決を目指すことにより、 人と猫とが共生する地域づくりをしていくという考え方です。」

 

どうぶつ基金では、今年度から多頭飼育崩壊現場の無料不妊手術を行っています。

先月、東京都で70頭の手術を行ったことが公になりました。

東京都多頭飼育崩壊現場で出張手術を実施しました(11/2「どうぶつ基金・無料出張手術」ブログ)70頭の猫の様子や、荒れた部屋の写真も掲載されています。

まず70頭という数の多さにビックリですが、
同じ東京なのにこの件について全く知りませんでした。

最近は、多頭飼育崩壊があれば、猫の引取り手(飼い主、または一時預かり)や
寄付などを募るため広く拡散されますが

この案件は人もお金も募らず、どうぶつ基金・獣医さん
ボランティアさんらで解決したようです。

ことの発端は7年前、2匹の猫を保護したことから。

不妊手術をしなかったばかりに妊娠と出産を繰り返し70匹に増えました。

床には下痢の糞尿が積み重なりゴミ屋敷の様相です。

手術の一週間前からボランティアさんが入り
大掃除をして、大量のゴミを出し、手術場所を作りました。

捕獲器を数十台で捕獲して、手術をしました。

猫のお世話のため、継続的に通われているようです。

文章で書くと簡単ですが、実際の現場は

猛烈な悪臭が漂う非衛生的な修羅場だったと想像します。

NHKと共同通信が取材に入っているので、報道を見たいです。

このケースで着目すべきは2点

  1. ボランティアが猫を引き取らない
    飼育指導を行い、飼い主に飼養継続させています。
  2. 寄付を募らない
    どうぶつ基金と獣医さんの力を借りて、全頭手術をしました。

多頭飼育崩壊の猫をまるごと引き取ったら
今度はボランティアの生活が破綻してしまいます。

そうならないための手法として参考になりました。

飼い主の親族・友人地域住民・町内会・行政などが
どのように関わったかは記載されていませんが、

できるだけ多くの関係者を巻き込み情報を共有し

それぞれができることで支援してもらうことが
望ましいです。

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

今年の初めに私達が関わった
練馬49頭多頭飼育崩壊のみぞれくん

保護当時はひどい猫風邪で、現在も後遺症はあるものの
幸せに暮らしています。

「ミスマッチをおこさないこと」

最近のロロ(旧名みぞれ)くん

先日、ロロくんのお友達として
うちから、新たに一匹迎えてくださいました。

この案件はNPOねこけんさんが
全頭レスキューしてくださいましたが

20頭の飼い主が決まってもまだ29頭も残っています。

引取りはボランティアに大きな負担となります。

多頭飼育崩壊は社会問題として、
広く地域社会で解決することが望まれます。

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