2017年2月12日更新

7人の侍(地域猫篇)【ねりまねこブログ】

ねりまねこ



NPO法人

「NPO法人ねりまねこ・練馬区地域猫推進ボランティアのブログです。 博愛の夫と、平均的猫好き妻による、市民ボランティア奮闘記! 地域猫とは地域にいる飼い主のいない猫の問題を、 地域住民・問題解決に取り組むボランティア・行政の三者が協力しあって解決を目指すことにより、 人と猫とが共生する地域づくりをしていくという考え方です。」

 

私達は練馬区保健所と協働で
地域猫活動を推進していますが、

自分の登録地域以外に、

新しく登録されたボランティアグループを
支援するアドバイザーの役割も担っています。

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

理想的な地域猫活動をご紹介します。

あるマンションで野良猫が増えて問題となりました。

このエリアは町会組織がしっかりしており、
まず、区にご相談がありました。

地域猫活動による対策のお話をしたところ
興味を持ってくださり、

早速町内会の総会にて、

練馬区保健所とNPO法人ねりまねこで

地域猫対策のご説明を行いました。

町内会の協議の結果役員を中心に、
「地域猫研究班」を結成し、

野良猫の捕獲と不妊・去勢手術を
進めることとなりました。

手術費用は住民のご寄付で賄い
足りない分は町会から支出します。

町会全体に地域猫活動の回覧を行い、
町会HPにも対策のおしらせをしました。

実働部隊は7人。

自らを「7人の侍」と称し、
練馬区にボランティア登録しました。

私が講師として、具体的な捕獲方法
猫の継続管理・個体管理の方法などを
レクチャーする集会も行いました。

この時のメンバーは猫を飼っていないし、好きでもなく
猫の生態に詳しい人が一人もいないので、

餌やりさんの見つけ方、味方にして協力させる方法をアドバイスしました。

7人の侍たちは、私達の捕獲作業を
2ヶ所も見学されて実地にのぞみました。

猫を観察する人住民と話すのが得意な人、
車を持っている人など

それぞれの強みを発揮し、

短い期間で、問題エリアの猫約20匹を手術しました。

何より素晴らしいのはシニアを中心とした住民達が
いきいきと、楽しそうにやりがいを持って
活動されていることです。

課題もあります。

手をつけた時期が遅くすでに何匹もの子猫が産まれてしまいました。

今は、小さくて手術できませんが

放っておけば、来年には、新たな子猫を産む親になります。

成長を見計らって再度、捕獲と手術をしなければなりません。

また、他にも猫で困っているエリアからヘルプ要請が来たり、

町会予算の問題があったり、悩ましいです。

とは言え、

できることから、進めることが大切です。

地域猫活動は行政・ボランティア・住民の三者協働と言われますが、
主たる担い手は住民です。

住民自ら、解決の手法を会得したこの町会の活動はひとつの理想形だと感じます。

 
 

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