2017年2月22日更新

カッパちゃんを見習って家に入れろ??【ねりまねこブログ】

ねりまねこ



NPO法人

「NPO法人ねりまねこ・練馬区地域猫推進ボランティアのブログです。 博愛の夫と、平均的猫好き妻による、市民ボランティア奮闘記! 地域猫とは地域にいる飼い主のいない猫の問題を、 地域住民・問題解決に取り組むボランティア・行政の三者が協力しあって解決を目指すことにより、 人と猫とが共生する地域づくりをしていくという考え方です。」

 

地域猫が病気・ケガ・高齢になった時、

どうしたらいいのか?
「家に入れたらいい」
「地域猫活動は保護活動ではないから、外で看取るべき」

など、様々なご意見がありますが

それは当事者が個々の事情に応じて決めることだと思います。

私達はチビちゃんを保護して治療したかったけれど助けることはできませんでした。

私の講演を実際に聞いた人ならわかることですが、

「カッパちゃんを見習って地域猫を家に入れろ」

なんて、言ったことはありませんし言うわけがありません。

動物福祉に配慮した終生飼育の義務を果たせないのに、
(簡単に言えば、「ちゃんと飼えないのに」)

野良猫を家にいれることは
人間にとっても猫にとっても不幸なことだと思っているからです。

とは言え、

適正飼育ができないのに、家に野良猫を入れた人たちを責めているわけではありません。

ちゃんと飼えないのに、家に入れたのは、何らかの事情があるかもしれないからです。

捨て猫されたり、周囲から猫を押し付けられたり餌やりをとがめられたり、
野良猫をいじめ、殺す人がいたり、放っておけない猫を見つけてしまったり、

見過ごせず、猫を抱え込み苦しんでいる人は少なくありません。

だからこそ「無理をして家に入れる」以外の解決策として

外で適正な管理をする地域猫活動という方法をお伝えしたいのです。

私は、誰かに何かを強制するつもりはないし、
(そんな権利はないし)
誰も責めるつもりもありません。

世の中で邪魔者にされ居場所のない野良猫たち

そんな野良猫に心を寄せる人は少数派です。

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

なぜ保護ネタを書くか?

瀕死で保護されたひかりちゃん。

その後、奇跡の回復を果たし、
幸せな飼い猫になりました。

近況写真をいただいたので、ご紹介します。

ひかりちゃんのことはこちら↓
寝たきりのひかりちゃん、飛ぶ!走る!

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私のところには、日々たくさんのご相談が来ます。

(相談が多すぎて、すべてに返信ができておりません。何卒ご容赦ください)

ご相談で最も多いのが、
「かわいそうな猫(子猫、人慣れした猫、ケガ・病気の猫など)
がいて、助けてあげたい。
できれば保護して飼い主探しをしたい」

という、保護に関するものです。

あとは、TNRの相談が少し、地域猫活動の相談は、ほとんどありません。

【ひかりちゃんのお友達そらちゃん、私達から迎えてくれました】

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

練馬区で猫問題の解決のためにご尽力くださる人たちがいます。

その内訳は・・・

私達のように練馬区が公募する地域猫推進ボランティアに
登録した人は140人と多くありませんが

おそらく、その10倍、1000人以上の人が
非登録で、個人的にTNR活動などのボランティア活動をしています。

さらにその10倍一万人以上の人が
行うボランティア活動は何だと思いますか?

保護活動です。

とは言っても

外にいる猫がかわいい・かわいそうで
家に入れて飼っているだけだから、

それがボランティア活動だなんて意識もしていないでしょうが

野良猫を減らすのに、重大な貢献をしてくれています。

ほとんどの方は普通の飼い猫と平和に暮らしていますが、

中には
無理をして、抱え込み苦しんでいる人たちもいます。

外にいる猫の悩みよりも、家に入れた猫の悩みは往々にして、はるかに深刻です。
(例えば多頭飼育崩壊のように)

それは自分が家に入れてしまった問題で逃れようがないからです。

最もニーズが高く、最も関わる人が多くまた、最も悩みが深い保護活動について

トラブルなくスムーズにできるよう広報・啓発が必要だと感じています。

私達の活動の目的は、

地域猫活動の普及・啓発以上に、猫の問題で困っている人達を助けることです。

タイトルは「ねりまねこ・地域猫」ですが、
大きく猫問題の解決策として、
「地域猫活動」以外の「保護活動」もお伝えしていきますので、
なにとぞご理解いただけたらと思います。

 
 

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