2017年3月1日更新

私のシマで事件発生!?【ねりまねこブログ】

ねりまねこ



NPO法人

「NPO法人ねりまねこ・練馬区地域猫推進ボランティアのブログです。 博愛の夫と、平均的猫好き妻による、市民ボランティア奮闘記! 地域猫とは地域にいる飼い主のいない猫の問題を、 地域住民・問題解決に取り組むボランティア・行政の三者が協力しあって解決を目指すことにより、 人と猫とが共生する地域づくりをしていくという考え方です。」

 

私の家を中心としたエリア

30匹目のカッパちゃんを去勢手術をしてから2年間、何事もなく平和に過ごしてました。

ところが事件発生です!
2ブロックほど離れた場所

地域猫のこうちゃん・くろちゃんをお世話しているAさん

こうちゃんはこの子↓です。
餌をねだってますが、飢えてるわけではなく、太った猫です。

旅行の際は、ペットシッターさんにお金を払って地域猫の餌出しをしてもらうほど猫思いの方です。
その家に、突然、生後4-5ヵ月の子猫が現れたのです。

母猫も兄弟も見たことがありません。
いったいどこから来たのでしょう???

Aさんは困惑しました。

こうちゃんたちに餌をやることさえご近所に気兼ねしています。
その上、1匹増えてしまったら・・・

Aさんは石を投げて脅かし、子猫を追い払おうとしました。
しかし、子猫はそばを離れません。

お腹が空いているのです。

すると、突然、こうちゃんがAさんに甘えて気をひき
その間に、くろちゃんが子猫を誘い、自分の餌を食べさせた
ように、Aさんには見えました。

「こうちゃんとくろちゃんが連携して子猫を助けようとしている」
Aさんは猫の優しさに涙が出てきました。

(真相は、単にこうちゃんがジャレて、くろちゃんはお腹いっぱいで子猫ががっついただけのような気がしますが・・・)

Aさんは可哀想な子猫に餌を与えました。

Aさんは高齢のご夫婦です。
こうちゃん・くろちゃんは最後まで面倒見るつもりですが、子猫は・・・

とても自信がなくて、夜も眠れぬほど悩みました。
そして、私達に相談に来たのです。

私達にとっては簡単な案件です。

子猫を見たら、手術可能な体重だし、その時点では、流れてきた野良猫か飼い猫が捨てられたのか判断できないので、

地域猫活動のセオリーどおり、手術して、元に戻すことを提案しました。
Aさんの顔は晴れませんでした。

 

餌やりさんの苦悩

早速子猫を捕まえに行きました。

ご近隣には、不妊・去勢手術をして元に戻すと事情を説明しました。
Aさんは近所に気兼ねしてましたが、

「家に入れろ」「持って帰れ」なんて非常識なことを言う人はなく
(表面上は)皆さん愛想よく快くご理解くださいました。

Aさんのご主人様はおっしゃいました。

「居着かれたら困るので公園にでも置いていこうかと思ったりもしたんですが捕まえることができなくて・・・」

こうちゃん達に小屋と餌を与える優しいAさん夫妻が
子猫に石を投げるとか公園に遺棄するとか言うことに驚きました。

つまり、

子猫の出現に悩みそこまで、精神的に追い詰められていたのです。

子猫はAさん夫婦には近寄ってくるそうですが、手でつかまるほどは慣れてないので道具を使いました。
檻越しでは、かわいいんだか、かわいくないんだか、慣れてるのか、慣れてないのかよくわかりませんでした。

私は「不妊手術して、一晩休ませてからお返しに来ますね。」と言ったのですが、
Aさんは私に封筒を握らせて「この子のことをお願いします。もう、戻さないでください。どうか、どうかお願いします。」
と泣きつかれてしまいました。

封筒の中には子猫の餌代が入っていました。

練馬区の地域猫活動に保護は含まれていません。
本来、ボランティアは住民が何を言おうと猫を引き取るべきではありませんが

Aさんを救う方法は子猫を引き受けるしかなく
地域猫活動でも動物愛護活動でもなく、
人間救済のために飼い主を探すお手伝いをすることにしました。

 
 

関連カテゴリ