2017年3月19日更新

ゆずが生まれた場所【ねりまねこブログ】

そもそもゆず3兄妹がどこで生まれたかというと・・・

【健康なレモンとライム】

3年前TNRをなりわいとする業者さんが入り、
捕まらない猫だけが残っていた現場(地域No21)

戸建ての庭に猫17匹もいたおばあさんの家です。

この夏、ノミにさされまくって苦戦していました。

かゆいかゆいかゆい(>_<)

あのブログ記事を書いた後、大先輩のボランティアさんから丁寧なお手紙とご寄付をいただきました。
業者さんにお金を払いTNRを依頼したのは先輩ボラさんです。

地域猫活動が始まるずっと前から、先輩ボラさんたちが地道なTNR活動を続けてきました。

おそらく何百万円も猫に使ってきたのでしょう。
そのおかげで、この町は野良猫の爆発的な繁殖を抑制することができました。

おばあさんの家付近で業者さんはなんと14頭も捕獲し、不妊手術をしていたそうです。
(いい仕事してます)

それなのに、おばあさんの家には未手術猫が17匹もいる・・・

TNRをしても、メス猫を逃したり餌場に来る新参者を放置すれば数年で元に戻り、せっかくの苦労が水の泡です。

継続的な個体の管理(とりわけ餌やりさんとの連携)が重要だと、思い知らされました。

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

さて、この現場頭のいいサビ猫がいてど~してもつかまりません。

私達にはあちこちからヘルプの要請が来ているため、いつまでも、つかまらないメスに関わっている暇はありません。

おばあさんに捕獲器の使い方を教え毎週、チャレンジしてもらうことにしました。

次回の出産、来年の春までには何とかしようと悠長に構えていたら・・・

おばあさんから電話がありました。

「いつの間にかサビが3匹も子猫を生んでましたよ。」

私達が現場を離れて間もなく、サビ猫は妊娠・出産したのです。
痛恨のエラーでした。(>_<)

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

私達が新たな現場で駆けずり回っていたころ

おばあさんはどうしても捕まらないサビ猫と信頼関係を作るために
毎日、餌付けを続けました。

そうして徐々に距離が近づいた頃

サビ猫が子猫を連れているのを発見しました。
3匹もΣ(゚д゚;)

話を聞いて仰天した私達は現場に急行しました。

子猫は思ったより大きくすばしっこいです。
まずは茶トラ・レモンくんを夫が手で捕まえました。
風邪をひいていて他の子も心配です。

家と塀の間にベージュのゆずがいました。

狭いので、一列にしか進めません。

最前列 フォワード 私

真ん中 ディフェンス 夫

最後 ゴールキーパーおばあさん

というフォーメーションで向かいました。

まずは、フォワードの私が素手で行きましたが、 すばしこいゆずは突破しました。

ディフェンスの夫はたも網をかけましたが、室外機が障害となり押さえこめませんでした。

おばあさんはゴールキーパーのように地面に尻をつき両手・両足を広げ飛び込んできたゆずを腹に抱えました。

夫がすぐに抱き上げて確保できました。

「絶対に逃がしちゃいけないって思ったから、子猫も必死だけど、こっちも必死だよ」

おばあさんの大手柄です。

2匹確保しました!

最後のグレー・ライムちゃんは警戒心の強い母猫にくっついて、離れません。

先の2匹のようにチョロチョロしていれば、捕まえるチャンスもあるのですが・・・
こりゃあ苦戦するぞと思いました。

母猫はこれまで何回トライしても捕まりませんでしたがダメ元で捕獲器を置きました。

すると

驚いたことに母子ともに入ったのです。

何回、仕掛けても捕まらなかったのに、なぜ?

子猫が好奇心で入ったのを追って、捕まってしまったのかその心理はわかりません。

ともかく
夏から延長戦だった現場はすべてのメス猫を不妊手術し、終えることができました。

ゆずは治療中です。

ねりまねこ



NPO法人

「NPO法人ねりまねこ・練馬区地域猫推進ボランティアのブログです。 博愛の夫と、平均的猫好き妻による、市民ボランティア奮闘記! 地域猫とは地域にいる飼い主のいない猫の問題を、 地域住民・問題解決に取り組むボランティア・行政の三者が協力しあって解決を目指すことにより、 人と猫とが共生する地域づくりをしていくという考え方です。」

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