2017年3月29日更新

一回で終わるはずが長期戦に【ねりまねこブログ】

ねりまねこ



NPO法人

「NPO法人ねりまねこ・練馬区地域猫推進ボランティアのブログです。 博愛の夫と、平均的猫好き妻による、市民ボランティア奮闘記! 地域猫とは地域にいる飼い主のいない猫の問題を、 地域住民・問題解決に取り組むボランティア・行政の三者が協力しあって解決を目指すことにより、 人と猫とが共生する地域づくりをしていくという考え方です。」

 

たった2匹の子猫の保護の相談、

さっさと終わらせようと行ってみましたが、子猫は見つかりません。
捜索でぐるりと周ってみたら
見てはいけないモノを見てしまいました・・・

猫がたくさんいる一角です。

耳カットはありません。
ざっと10頭はいます。

この頭数はヤバイヤバイっす。

聞き込みしたら

以前から、たくさん猫がいる餌をやってる人も糞尿に困ってる人もいることがわかりました。
さて、どーしたもんか

うちから遠いし、関わりたくないんだが・・・(-ω-;)

ともかく保健所にその場で電話してご相談

そこにはボランティア登録した人がいないことがわかりました

私達が新たに管理地域として登録するには、まず町会長とアポをとって保健所職員と説明するプロセスが必要です。

スゴイ偶然ですが、私達が聞き込みした中にすでに町会長がいました。

後は保健所職員が同伴してくれたら、話は早い。

ということで、再度、保健所に電話したら、すぐに自転車で駆けつけてくれて、

町会長と地主様にご説明くださり、

私達の28カ所目の管理地域となりました・・・σ(^_^;)
子猫はどこにいるんだ????

一件一件聞き込みをして事情がわかってきました。

60世帯くらいのワンブロックの中に約20匹の猫が出入りしていますが

今年生まれの子猫が10匹もいるので、それまでは成猫10匹しかいなかったのでしょう。
一年で2倍に急激に増えたのです。

増えすぎた野良猫に対し迷惑被害を受けている人の苦情も出てきました。

餌やりAさんは近所の批判を耳にして餌やりをやめてしまいました。

Aさんの猫は、集合住宅に住む餌やりBさんの元へ流れました。

不妊手術をしていないので、子猫も生れます。

Bさんが餌やりする猫は12匹まで増えました。

増え続ける猫にBさんは夜も眠れぬほど悩みました。

そんな時に、救世主のように私達が現れたのです。(笑)

私達は野良猫対策を周辺住民に広報・啓発しながら進めます。
町会には回覧板でまわしました。

まずは大家様に現状を説明し、ご協力をお願いしました。

おかげで、Bさんは集合住宅の決められた目立たない場所で
ルールを守った餌やりを続けられることになりました。

集合住宅全戸に、地域猫対策のチラシも配布し、ご理解を促しました。

Bさんの住む集合住宅は幸い、苦情が出る前だったので、
穏便に済ますことができました。

いったんモメてしまうと修復するのは困難なので、

先手必勝、苦情になる前に早め早めの対策です。

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

餌やりBさんのお力を借りて集合住宅での捕獲・手術が始まりました。

今年、最初の出産でメス猫が4匹の子猫を生んだ時、

Bさんは2匹を捕まえ家に入れました。

残り2匹も保護したかったのですが、どうしても捕まりません。

私達が関わってほどなく、保護したかった子猫のうち一匹が交通事故で死にました。
死体は片づけられましたが、道路に歯と顎の骨が落ちていました。

Bさんと一緒に骨片を土に埋めて供養しました。

外に生きることは危険と隣合わせです。

この子猫の死の前に別の子猫がつかまり、Bさんが、里親探しをしようと一時的に保護しました。
数件、飼いたいという応募がありましたが
Bさんの情がうつり人にあげるのはやめました。

結局、今年生まれた子猫3匹も自分で飼うことになったのです。

増え続ける猫に誰よりも苦悩するのは、Bさんのような可哀想で見過ごせない人達です。
子猫を保護しつづけてもすぐに限界が来ます。

これ以上、Bさんの負担を増やさないため、メス猫だけは全頭不妊手術しなければなりません。

 
 

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