2017年3月1日更新

犬の肌にシミが!病院に行った方が良い?原因と対策は?【動物看護師が徹底解説】

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

 

冬が過ぎると、だんだん日が長くなり暖かくなってきますよね。暖かくなる時期に気になるものといえば、紫外線。肌にシミができるとショックですが、あなたの愛犬にもシミができたらどうしますか?病院へ行きますか?それとも、放っておきますか?

 

それって本当にシミ?

毎日愛犬の皮膚をじっくり観察しているわけではないですから、シミみたいなものを見つけても、いつから?こんなのあった?も思いますよね。シミのように見えるものはいくつかあり、病気の可能性があるものや、心配ないものもあります。シミのような、気になるものができたら、それは一体なんなのかをよくよく観察して見ましょう。

シミか、そうでないか

元々の模様

毛色が2色以上ある犬は、皮膚も毛色と似た様な色に染まっていることがあります。普段は気にしていなくても、カットしたあとに見える様になって急に不安になったり、サマーカットにしたらやたらシミの様なものが目立って病気なのか不安になることもあるでしょう。触ってみてふくらんでいたり、ボコボコしていなければ大丈夫でしょう。また、その他の場所にも同じ様な色のシミがあったり、シミとシミでない部分の境界線が明瞭であれば心配いりません。

色素沈着

ひどい痒みに襲われた場所や、怪我の後などにみられる色素沈着。首輪がよく擦れる場所や、耳や指の間など、よく搔く場所にみられます。また、甲状腺機能低下症などのホルモン系の病気になったときも皮膚がシミの様に黒く変化することがあります。皮膚が代謝されていくうちに薄くなっていくこともありますが、そのまま消えなくても特に心配はいりません。

メラノーマ

1番見逃してはいけないのは、このメラノーマです。体表にできるメラニン由来の腫瘍はほとんどが良性ですが、稀に悪性の場合もあるので注意が必要です。ほくろが平べったくなったようなシミである場合、大きくなっていないかなどをよく観察し、早期にかかりつけの動物病院へ受診することをおすすめします

 

疑問をもつことが大事

なんだろう?と思ったら、とりあえずかかりつけの動物病院へ行き、見てもらうのが1番安心です。素人目で見ても、判断しきれない部分がありますから、プロに見てもらうのがよいでしょう。上記は、大丈夫な可能性が高いものに関しては”大丈夫”と書いていますが、100%を保証するものではありません。ほくろやシミはやっかいな腫瘍と混合しがちなので、見つけたら一度診察を受けてみてくださいね。

 
 

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