2017年2月28日更新

犬や猫の「カギ尻尾」はなぜなるの?注意した方がいいことは?【動物看護師が徹底解説】

犬や猫の尻尾をそっと撫でてみたら、あれ?曲がってる?ってことありますよね。まるで骨が折れたかのように、ぐにゃりと曲がっていて、これって痛くないの?いつから?と心配になってしまいますよね。犬猫のかぎ尻尾ってどうしてなるのでしょうか。

ほとんどが生まれつき

生まれつきではなく、後天的にかぎ尻尾になることもありますが、ほとんどは生まれつきと考えて良いでしょう。

仔犬や仔猫の時は、骨も柔らかいのでなんらかの衝撃で曲がってしまうこともあります。また、遺伝で曲がっていることもありますので、触って痛みを感じなければ放っておいても大丈夫です。純血種の猫では珍しく、雑種の猫では多くみられます。短いくの字の尻尾、長くて先がL字の尻尾などいろんな形があります。

犬の場合はなかなかお目にかかることはありませんが、ポメラニアンシーズーなどにたまに見られます。これらの犬種に限ったことではなく、どんな犬猫にもありえることです

事故や骨折?

生まれつきではなく、後天的にかぎ尻尾になる原因のほとんどは骨折です。また、事故で骨折や外傷を負った場合も、曲がったまま治ってしまった、なんてこともあるでしょう。いずれの場合も今痛みや外傷がなければ、気にすることはありません。折れてるのか確かめようとして、曲がってる部分を伸ばそうとしたり、触ったりするのはやめてくださいね。

かぎ尻尾は幸運を引っ掛ける?

かぎ尻尾は、幸せを引っ掛けて持ってきてくれるという言い伝えもあります。ブリーダーさんや、ペットショップの店員さんは、かぎ尻尾を見ると、価値が下がってしまう…と思うかもしれませんが、そんなことはありません。かぎ尻尾であっても可愛いのは変わりませんし、幸せも持ってきてくれるかもしれないなんて、こんな良いことはありませんよね。かぎ尻尾であっても、それはその子の個性ですからそのままを受け入れてあげましょう

痛みや傷がある場合は受診が必要ですが、そうでないのであれば、特に気にせず今まで通り過ごしてくださいね。

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

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