2017年2月21日更新

愛犬が震えている…震えが止まらないときに考えられる病気と対策【動物看護師が徹底解説】

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

 

寒さが本格化して、愛犬がぶるぶると震えている姿を見ることもあるでしょう。濡れたときに見せるような、頭をふるふると振るような仕草ではなく、小刻みに震え、息を吐いた時に震えがひどくなるのは、寒さだけではなく病気のサインかもしれません。寒いのかな?で済ますのは、危険かもしれません。

 

本当に寒いのか

夏に震えていたら疑問を持つ飼い主さんが多いかもしれませんが、冬に震えていてもあまり気に留めないかもしれません。

人間も寒さで震えることがほとんどですが、発熱で悪寒がするとき、怒りや不安での震え、考えてみれば震え1つにも様々な要因があることがわかります。愛犬の震えにも、寒さ以外の理由があるかもしれませんので、あまり軽視せずに何か体調の異常がないか観察をしてみてください。

震える原因は

寒さ

これは代表的な例ですが、寒いときはもちろん震えます。しかし、ほとんど家の中で震えることはないと考えておきましょう。そんな室温では、飼い主さんも寒くて震えているはずです。冬に窓際で寝ている時に震えている場合は、冷気に晒されて寒がっているかもしれませんので場所を変えて、様子を見ましょう。

また、寒いときは耳先や足先が凍るように冷たくなっているので、十分暖かいのに震えていたら、寒さが理由ではないかもしれません。

不安、恐怖

精神的なストレスで震えが出ることもあります。動物病院へ行って、診察台に上がった途端、震えだす犬もいるでしょう。自宅で震えるのは、来客があったとき、掃除機やドライヤーの嫌いな音がするとき、近所の工事で聞き慣れない音がするときなどです。普段の生活と違った部分がないか、探すことで愛犬がストレスを感じている原因が見つかるかもしれません。

痛み、体調の悪さ

気分が非常に悪いとき、体に強い痛みがあるときに震えることがあります。代表的なのが術後の震えで、面会中に震えが気になるとおっしゃる飼い主さんがたいへん多くいらっしゃいます。自宅では、腹痛、発熱、捻挫や外傷など、痛みが強く出ている時に震えることがあります。震えと同時に食欲が失せたり、活動性が明らかに下がることも特徴です。

 

震えの原因に合わせた対応を

寒さが原因となる場合は、暖かい毛布にくるんであげたり、室温をあげることで解決するでしょう。しかし、それ以外の場合は早めにかかりつけの動物病院へ受診するべきです。術後や、治療中の疾患があり、原因が明らかであっても、震えがなかなか止まらない旨を主治医に伝えた方がよいでしょう。

震え=ただ寒いだけ、では済まさず、何か他に原因があるのかもしれないという目を持つことで、愛犬の健康を守ることに繋がります。変だな?どうしたのかな?と思ったら、なるべく早く動物病院へ行き、原因を追求してもらうとよいでしょう。

 
 

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