2017年2月20日更新

猫も車に酔う?車酔いの症状と対策【動物看護師が徹底解説】

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

 

愛猫を動物病院に連れて行くときに車に乗せる飼い主さんも多くいるのではないでしょうか。そこで気になるのが、車酔い。猫は車に酔うのでしょうか?また、どんな症状が出て、どんな対策をすればよいのでしょうか?

 

猫も車に酔う

人間と同じように、猫も車に酔うことがあります。猫は普段小さな箱の中に入ることはなかなかありませんし、車のように不規則に揺れるものに乗ることもありません。慣れない環境のストレスに加えて、車の揺れや加速の圧で耳の奥にある三半規管が刺激され、体調の悪さに繋がります。また、通気性の悪いキャリーに入っていることや、車内の匂い、蒸し暑さなどにも影響されることがあります。

どんな症状がでる?

主な症状としては、

  • 嘔吐
  • よだれ
  • 落ち着きがなくなる
  • 可視粘膜が青白くなる
  • 鳴き止まない

などがみられます。

嘔吐まではいかなくても、よだれがひどく流れてくることがあり、キャリーから出したら体がびしょびしょになっていて驚く飼い主さんもいます。車酔いよりも、ストレスの方が強い猫は失禁や脱糞などをしてしまうこともあります。また、体調が崩れ始めてから鳴くのをやめない猫もいて、運転者である飼い主さんの感情が高ぶってきて運転が荒くなり、危険な運転をしがちになります。車酔いの影響は猫だけではなく、飼い主さんにも広がるのです。

 

車酔いさせないためには?

車に乗せると酔うと認識しているのであれば、乗せないようにすることです。猫と一緒に外出する機会はなかなかありませんから、慣れさせるのにも無理があります。それでも遠方の動物病院に通っている方などは仕方なく乗せることもありますから、どうしても避けられない場合は、予備として酔い止めの薬をもらっておくのもよいでしょう。かかりつけの動物病院で相談をすれば、取り合ってくれるはずです。

また、車内環境をよくすることも必要です。なるべく涼しめに保ち、キャリーは通気の良いものにして、空気がこもらないようにしましょう。空気の入れ替えで、キャリーを開けたり窓を開けたりすることは非常に危険ですのでやめましょう。また、キャリーに入れない方が酔わないから入れない。というのも危険です。普段はおとなしく乗っていても、何かの刺激で暴れだすかもしれませんし、アクセルやブレーキペダルの下に逃げ込んでしまっては、人身事故を招きます。

失禁や脱糞、嘔吐をしてしまうと車内まで汚してしまうので、必ずキャリーに猫を入れ、出さないように徹底しましょう。酔いがどうにもならないときは薬に頼るのも1つの手段ですから、是非相談をしてみてくださいね。

 
 

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