2017年2月19日更新

犬が車に酔ってしまったら…車酔いの症状と対策【動物看護師が徹底解説】

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

 

最近では愛犬と一緒に泊まれる宿泊施設やお食事処も増えていて、連休などを利用して遠出をする飼い主さんも増えてきているのではないでしょうか。特にドライブは周りを気にすることなく、プライベートな空間で旅を楽しめるため、愛犬と出かけるなら車を使うという方も多いはずです。しかし、そこで気になるのが犬の車酔い。酔ってしまったら、どうすれば良いのでしょうか。

 

突然元気が無くなった?

車に乗ったすぐはよかったものの、だんだん活動性が落ちてきて、元気もなくなってきた…という経験をした飼い主さんもいるでしょう。他にも、突然吐いたとか、震えだしたとか、旅を中断したくなるほど心配になってしまうような状況になることもあるでしょう。犬も人間と同じように、車酔いすることがあります。車酔いは、バランス感覚を保つ三半規管に由来する症状ですが、具体的にどんな症状が出るのでしょうか?

車酔いの症状は?

犬が車酔いをしたときは、大抵

  • 元気がなくなる
  • 嘔吐する
  • 震え始める
  • 落ち着きがなくなる
  • きゅんきゅんと不安げな声を出す

などの症状がみられます。

これらの症状がみられたら、一旦車を止めて外へ出し、落ち着かせてあげましょう。少し止まったくらいでは症状は治まらないので、なるべく長い時間外へ出して気分転換をするか、引き返せる状態であれば引き返して自宅で安静にするかどちらかにしてください。水をほしがっても、あまり大量には飲ませず少しずつを数回に分けて与えるようにしましょう。

 

ひどい場合は薬を服用して

車に酔いやすい犬だと分かったら、なるべく車で出かけるのはやめましょう。しかし、どうしても車で出なくてはいけない時もありますから、そういった場合は数日前に動物病院へ行き、車酔いを防ぐ薬をもらいましょう。

車に乗せるときはクレートに入れた方がよいですが、なるべく周りが見えて、外の空気が取り込みやすい穴が多いものにしましょう。こもった空気や、外が見えない不安感から酔いが強くなることがあります。ただし、酔いやすいからといって、クレートから出して膝に乗せて車を走らせるのはやめてください。行楽シーズンに、窓から犬が飛び出して救急病院に運ばれてくることが多くあります。うちの子はおとなしいから、乗り慣れているからといって乗せるのは危険です。運転を邪魔して人身事故につながる可能性もありますので、きちんとルールを守った上で愛犬とドライブを楽しんでくださいね。

 
 

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