2017年2月17日更新

犬や猫と一緒にお風呂に入っても大丈夫?注意点はある?【動物看護師が徹底解説】

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

 

暖かくて気持ちの良いお風呂。全身の疲れが溶けてなくなるような感覚が気持ちよくて、ついつい長風呂してしまう方もいるでしょう。お風呂好きな犬猫もいて、飼い主さんもお風呂好きとくれば、一緒に浴槽に浸かってのんびりしてしまおう!という気になってしまいますよね。でも、ちょっと待ってください。犬猫と一緒にお風呂に入っても良いのでしょうか?

 

感染の可能性がある

一緒に湯船に入ってしまうと、何かしらの菌やウイルスが粘膜から感染してしまう可能性があります。犬猫から人へ、人から犬猫へ感染するものは少ないですが、可能性がゼロではない限り、避けるべきです。

また、普段は大丈夫であっても、粘膜や傷口から犬猫の被毛、フケ、体液に触れるとアレルギーを引き起こすことも少なくはありません。愛する愛犬、愛猫であることはわかりますが、きちんと境界線を引くべき部分はあるはずです。風邪や病気の治療中など、免疫が下がっている時はリスクが倍増します。湯船で同じお湯に浸かるのはやめましょう

のぼせや、火傷の危険も

人が気持ち良いと思う温度と、犬猫が気持ち良いと思う温度には差があります。犬猫の皮膚は赤ちゃんの皮膚よりも薄いといわれているので、40度を超えたお湯に入れるのは非常に危険です。我慢して入り続けることはなく、熱かったら逃げ出すはずなので重度のやけどまではいかないかもしれませんが、皮膚にダメージを与えてしまうのは避けられません。

また、長時間つかっていることによる脱水や、のぼせの危険もあります。犬猫は体調の悪さを口に出すことはできませんので、発見が遅れると手遅れになる可能性もあります。

 

時間を共有したいなら別風呂で

一緒に湯船に浸かっているような、ゆったりした時間を共有したいのであれば、別々の浴槽に入ってのんびりしましょう。2つ浴槽がついているお風呂はほぼないですから、犬猫用には赤ちゃん用のベビーバスなどを使うとよいでしょう。転倒して溺れさせないためにも、お湯は少なめにし、ぬるめにしましょう。熱々のお湯はやけどの原因になります。最高でも10分程度におさめ、犬猫には先にあがってもらうも良いでしょう。しっかり被毛を乾かして、風邪を引かないようにしてあげてください。

愛するが故、病気をもらったとしても一緒の湯船に入りたい!と思うかもしれませんが、入る時はどうか別々でお願いします。また、猫はお風呂嫌いの個体が多いので、無理に好きにさせようと一緒に入るのはやめてくださいね。