2017年2月13日更新

避妊、去勢していない猫は気をつけて。2月は発情が始まる時期

最近では子猫の時期に去勢、避妊手術を受けさせる飼い主さんが増えてきて、発情の季節になっても普段と変わらず何食わぬ顔で過ごしている猫が多くなりました。それでも、「猫をケージに入れられず病院に行けなかった」「貰い受けた猫が手術をしているかどうか曖昧だった」「手術は可哀想」など、さまざまな理由で去勢、避妊手術を受けないまま発情期を迎えてしまうケースもあるでしょう。実は2月は猫の発情が始まる時期。去勢、避妊手術を受けていない場合、猫はどのような状態になり、どんなリスクがあるのでしょうか。

発情すると猫はどうなるの?


猫は年に数回、発情の時期を迎えますが、一年で最初の発情期が2月~4月にやってきます。発情はまず雌猫に訪れ、それに呼応するように雄猫の発情が始まります。発情の時期は猫の年齢や環境によって多少異なりますが、発情期が近づくと雌猫には発情サインが現れます。床に体をこすりつけたり、「うあぉ~ん」という独特の鳴き声をあげたり、壁などに匂い付けするスプレー行動が起きたりしたら、それは発情スタートのサインです。雌猫が発情すると雄猫も同じようにスプレーしたり、大きな声で雌猫に応えたりするため、飼い主さんが悩まされるだけでなく、近所迷惑になることも少なくありません。発情は一度始まると2~3週間続きますので、その間、「寝られない」「部屋がオシッコ臭い」などのトラブルに耐えなければならないでしょう。

実は避妊、去勢していないと猫自身にトラブルが発生することがあります。発情期間中にパートナーを見つけて交尾し、妊娠、出産することができる猫は良いのですが、交尾する相手がいないまま発情し続けると、ストレスが溜まり、寿命が短くなることがあります。さらに雌猫の場合、子宮蓄膿症などの病気になることもありますので、注意が必要です。猫に手術を受けさせることに抵抗を感じる飼い主さんもいらっしゃると思いますが、交尾できない発情は猫にとっては苦しい状況であることを理解したうえで、判断することが大切です。

まだまだ子猫だと思っていたら・・・?秋生まれの子猫の飼い主さんは2月に要注意

猫は1年で大人になりますが、発情期が来るのはそれよりずっと前。生まれて4~6ヶ月程度で発情を迎えてしまうケースも多いため、まだまだ子猫だと思っていた猫がいきなり発情期を迎えることがあります。また、2月に生まれた子猫は暖かい気候に恵まれて、次の発情シーズンの5~6月発情を迎えてしまうこともあります。まだ成熟しないうちに妊娠してしまうと母子ともに命を落とすことも。2月を境にもし、あなたの猫が発情してしまったら、猫に子供を産ませる選択をするのか、手術して猫の発情を抑えるのか考える必要がありますね。

ペット生活

ペット生活

編集部

ペットとの暮らしを豊かにするお役立ち情報をお届けします。

関連記事

猫のやけどの応急処置を知っておこう【獣医師が解説】

「猫はこたつで丸くなる」の季節がやってきました。冬は寒いだけでなく、猫への危険もいろいろあります。特に冬によくある事故の一つが、暖房器具や熱いお湯によるやけど。やけどは病院で診てもらうことが……

猫の雑学

猫も夢を見るの?寝言を言うの?いびきをかくの?猫の眠りの秘密に迫る

いつみても可愛い猫の寝顔。飼い主さんにとってはいびきをかいていても寝相が悪くても寝顔を見ているだけで癒しになりますよね。睡眠時間の長い猫、睡眠の質はどのようになっているのでしょうか?ずっと熟……

猫の雑学

体重20㎏を越える猫も!太った猫の健康リスクを考える【獣医師が解説】

猫の肥満……良くないとはわかっていても、欲しがるとついついおやつを上げてしまうなんて人は多いのではないでしょうか。今回は猫の肥満の現状と、肥満のリスクについて解説します。おうちの子は大丈夫で……

猫の雑学

寒い冬を乗り切ろう!猫のために私たちができること

寒い冬……スキーやスノーボードといったウィンタースポーツや、冬ならではの美味しいものなど、寒い時期ならではの楽しみがありますね。しかし、猫にとってみればどうでしょうか?実は、冬は猫にとってあ……

猫の雑学

幸福や金運を招く「招き猫」。知ると面白い「招き猫」の由来や意味について

前足を上げて招く姿がユニークだと今や外国人観光客にも人気のある招き猫。日本人なら知らない人はいないでしょうし、家にあるという人も少なくないのではないでしょうか。 しかしながらこの招き猫……

猫の雑学