優雅な佇まいはまるでプリンス!「サルーキ」の歴史をご紹介

スリムな体つきに美しい飾り毛、端整な顔立ちが魅力的なサルーキ。まるでプリンスのような優雅な姿のサルーキは、犬種としての歴史も他の犬とは一線を画しています。今回はサルーキが歩んできた歴史についてご紹介します。

 

サルーキの歴史はとっても古い!


驚くことに、サルーキの歴史は数千年も前に遡ります。9,000年前の中東にある遺跡には、すでにサルーキらしき犬が描かれていたと言われるほどです。そのため飼育犬の中で最も古い歴史のある犬として知られています。中東の砂漠を遊牧民と共に数千年に渡って旅してきた歴史も持っている犬種です。

 

特別扱いを受けてきたサルーキ

プリンスのような気品さえ感じるサルーキ。実はその歴史も、プリンスさながらに特別扱いされてきたことが分かっています。例えば4000年前の古代エジプトの墓からは、サルーキのミイラが見つかっています。このことはサルーキがファラオのようにミイラにされるほど、とても大切に扱われ、王族と共に暮らしていたことの証拠です。

またサルーキの原産地、中東のイスラム文化では宗教上の理由から犬は不浄な生物として扱われることが一般的でしたが、サルーキだけは特別でした。犬が汚れたものと考えられていた中、サルーキだけは、人間と共に寝ることを許されていたようです。「サルーキ」という名前自体、古いアラビア語で「アラーの神より授かったもの」という意味があると言われていることからも、サルーキが特別な犬としてだったことが分かりますね。

 

運動能力も一流!

サルーキの魅力は美しい外見だけにとどまりません。数千年に渡り遊牧民と共に狩りを行ってきたサルーキは運動能力も抜群です。別名「ガゼルハウンド」とも呼ばれているサルーキ。その名の通り、ガゼルの狩りで活躍してきたわけですが、そもそもガゼルの走るスピードってどのくらいかご存知ですか?ガゼルの速さは時速70km~90kmと言われています。そのガゼルを狩るサルーキ、実は全犬種の中で一番足が速いかも・・・なんて意見もあるほど、未知数の運動能力を秘めた犬種なのです。イケメンなうえに運動神経もバツグンなんて、サルーキがもし人間だったら間違いなくモテてます。

 

性格までもプリンスのようなサルーキ


特別な扱いを受けてきた歴史を持つからなのか、自尊心が高く自立心の強い性格として知られているサルーキ。自分が納得しないと、飼い主の言うことを聞かない一面もあるようです。でもそんな芯が強いところも含めて、サルーキという犬種の魅力と言えるかもしれませんね。

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