2017年6月30日更新

脳を使うとストレス発散!雨の日は愛犬が喜ぶ宝探し!

長谷川真理恵



JKC A級トリマー、JKC C級ハンドラー

グルーミングスクールに4年通い、JKC A級トリマーライセンス、JKC C級ハンドラーライセンスを取得。フリーのトリマーとして働く傍ら、在学中にモデル犬として迎えたトイプードルのチャンピオン完成をきっかけに繁殖学・遺伝学を学び、ドイツやイギリスのブリーディングスタイルをモデルとして極少数頭のみのブリーディングを手掛ける。主人の海外赴任に伴い愛犬とともにドイツへ越した後、現在はベルギー在住。日本とは大きく異なるヨーロッパにおける"犬とは"を日々体感中。

 

お外大好き、お散歩大好き!な愛犬にとって辛いのが雨の日。愛犬がまだ若くてエネルギッシュな場合、体力を持て余す愛犬を前に飼い主さんにとっても雨は辛いもの。また毎日お散歩に行っているけれど、愛犬がまだまだ元気でお家の中で暴れまわって困っている!なんて場合も。お家の中で存分に走り回れたらいいですが、中々そうはいきませんよね。
そんなときにはお家の中でできるアクティビティを増やしてあげることで、愛犬のストレスも解消されます。

 

頭を使って適度に疲れさせる、宝探し

犬の嗅覚をフル活用させることが出来る遊びが宝探し。
いくつか用意したカップの中に、1つだけおやつを忍ばせて愛犬に当てさせるも良し。市販のおやつが隠せる知育トイを使うも良し。一旦愛犬を別の部屋に待たせて、部屋の中にいくつかおやつを隠して探させるも良し。おやつ大好きな愛犬なら大喜びです。

もしも愛犬が中々見つけられない場合はお肉系の香りの強いおやつを、すぐに見つけてしまう場合はクッキーなどで香りが弱いもので難易度をあげましょう。
また肥満気味でダイエット中の場合はおやつの代わりにいつものフードを量って使い、使った分のグラム数は夕食から減らすことで1日のトータルカロリーを調節してあげてください。

大きく動かなくても脳を使うことで、意外と疲れてくれストレス発散につながります。

若い犬はみんな大好き!引っ張りっこ

簡単に体力発散をさせたいパワフルな愛犬には引っ張りっこ。
ロープ型のおもちゃで愛犬のサイズに合うものを選ぶと良いですが、これを気に入ってくれない場合はタオルを結んだものなどを使うと良いでしょう。
特にまだ乳歯が抜けきっていない愛犬にはおすすめしたい遊びです。

ただしおもちゃを投げて遊ぶ際には上に投げないように気をつけましょう。
おもちゃに合わせて飛び上がることは愛犬の足腰のためによくないので、前に前に投げることを意識してあげてください。

 

今後の性格にも影響する、室内遊びで気をつけたいこと

特に若い犬やテンションが上がりやすい犬の場合に気をつけてほしいのが、必ずクールダウンをさせるということ。
ついつい楽しそうにはしゃぐ愛犬を見てこちらも嬉しくなってしまいますが、ヒートアップしすぎて興奮した状態を日頃から経験していると、将来あらゆる感情においても興奮しやすい犬に育ってしまいます。日頃から興奮をコントロールする、テンションが上がっているときにも指示を聞けるという習慣は落ち着いた犬に育てるためにとても重要なことです。

集団の中での犬はテンションが上がりすぎた犬がいると、先輩犬がたしなめたりして落ち着かせるという行動を取る場合があります。こういったやりとりの中で集団の輪を乱さない落ち着いた犬に育っていくんですね。家庭内においてはこの先輩犬の役割を飼い主さんが担うことになります。
おもちゃに飛びつく愛犬に手をヒラヒラさせたり、大きな声で「おしまいだよー。」と言うのはより興奮させてしまい逆効果。
落ち着いた声でお座りや伏せを指示し、できたら落ち着いた声で褒めてあげましょう。一旦区切りを入れることで、愛犬が我に帰るタイミングを与えることができます。特にボール投げや引っ張りっこは興奮しやすい遊びなので、飛びついてくるうちはおもちゃを投げないなど、愛犬に求められるまま遊び続けるのではなく飼い主さん主導で始めて終わることを意識できるといいですね。

どれくらい遊べば満足か?

愛犬との遊び時間、どれくらい取っていますか?若いエネルギッシュな犬と落ち着いた中年期の犬、元々大人しい犬とアクティブな犬、1日お留守番の犬と常に誰かお家にいる犬ではそれぞれ違ってくるでしょう。

愛犬がどれくらい遊べば満足しているのか分からない場合、1ターン30分程度を目安に遊び、一旦終了してみてください。
雨でお散歩に行けなかった日、朝30分遊んでみてお昼すぎまで愛犬がゴロゴロとうたた寝をしているようであれば、夕方にもう30分遊べば十分でしょう。お昼前に起きてきたりうたた寝せずに家の中を走り回ったり、何か悪戯している場合には遊び足りない証拠です。朝30分遊んだあと少し休憩してから、また遊びを追加してあげましょう。
ダラダラと長い時間遊び続けるよりも、区切りを入れたほうが愛犬も飽きることなく遊んでくれます。

梅雨に入ると雨続きで愛犬もストレスが溜まりがち。日頃からお家の中での遊びの楽しみ方を知っておくことで、雨の日も楽しい一日に変えてしまいましょう!