2017年5月14日更新

猫シンポジウム@練馬2【ねりまねこブログ】

【2/11猫シンポジウム@練馬】

NPOねこけん代表 
溝上奈緒子さんの講演をYouTubeにあげてくださったのでシェアします。

ねこけんの名前の由来ですがねこ研究所じゃないですよ。
猫の生きる権利の略称だそうです。

TNR数 約4000頭
譲渡数 約2500頭

多頭飼育崩壊救済数 年3回(増加傾向)

ブログ閲覧数 平均2万view

たった一人の餌やりから始まった活動は、今や100人を率いる団体です。

560グループの名前の由来は?
(ラグビーの五郎丸さんのファン?)

中卒に見られるというM代表の真相は?

最後のテレビショッピングみたいな実演まで、おもしろいのでぜひ見てください。

捕獲器は安くはないし、普通の個人は何度も使うものではありません。

できれば、各自治体の保健所や動物愛護相談センターでまとまった台数を所有し、市民の要請に応じて(身分証の提示や、期限付きで)貸し出してくれたら助かります。

実際にそのようにしている自治体は複数あります。

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元練馬区保健所職員で地域猫制度を設立時に担当していた

石森信雄さん

練馬区の特徴は、公募した市民ボランティアが地域猫活動を推進していることです。

その数は約150人

「地域猫活動のてびき」という約30ページの教科書にそった活動をします。

シンポジウムで配布した資料はこちらからダウンロードできます。
NPOねりまねこHP

地域猫ボランティアには区長の印鑑つきの身分証が与えられます。

また、町内会長に活動の趣旨を説明しご理解を得てから、活動を開始します。
これらの後ろ盾で登録ボランティアは住民の理解と協力を得やすいのです。

たとえ行政担当者が2年ほどで変わっても

しくみさえしっかりしていれば地域猫制度は持続可能です。

練馬区に猫に関する苦情が来ても登録ボランティアに丸投げはしません。
登録ボランティアは行政の下請けでも、便利屋でもないので、紹介もしません。

それは勇気を出して手を挙げてくれた市民ボランティアを守るためです。
ボランティアが何をするかは行政や町の人ではなく、それぞれ個人が決めることです。

練馬区のコンセプトは地域の課題は、地域住民で解決することなので、

苦情や相談をした当事者がまずは、自ら解決できるように助言や提案をします。

練馬区方式の重要なポイントです。

①絶対にケンカをしない
地域猫活動は、猫好きも猫嫌いも多様な価値観を受け入れ解決に導く活動です。

だから、行政、住民、ボランティアの誰ともケンカを絶対にしてはいけません。

ケンカをして嫌われたら誰も協力してくれなくなります。

一週間前の川崎セミナーでもお話ししたこと人間は、正論を言う人に従うのではなく、好きな人に従うものです。
人間は理屈よりも感情で動く生き物ですから。

②猫の保護はしない

飼い主のいない猫を適正に管理するのが、地域猫活動です。
ボランティアが保護して飼い猫にする活動ではありません。

住民の中には、身勝手な人もいます。

ひとたび、保護すると野良猫との共生なんて面倒なことをせず、自分が何もせず、楽するためにボランティアにすべての猫を引き取らせようとするでしょう。

押し付けられたボランティアは無理をして多頭飼育となり、破たんしてしまうかもしれません。

練馬区のさまざまな約束は

市民が自ら問題解決ができるように、そして続けられるように、考えてのことなのです。

ねりまねこ



NPO法人

「NPO法人ねりまねこ・練馬区地域猫推進ボランティアのブログです。 博愛の夫と、平均的猫好き妻による、市民ボランティア奮闘記! 地域猫とは地域にいる飼い主のいない猫の問題を、 地域住民・問題解決に取り組むボランティア・行政の三者が協力しあって解決を目指すことにより、 人と猫とが共生する地域づくりをしていくという考え方です。」

ねりまねこブログ

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