2017年4月29日更新

愛犬が元でトラブルに!?賃貸物件選びや住み始めたら気をつけたいポイントとは!

長谷川真理恵



JKC A級トリマー、JKC C級ハンドラー

グルーミングスクールに4年通い、JKC A級トリマーライセンス、JKC C級ハンドラーライセンスを取得。フリーのトリマーとして働く傍ら、在学中にモデル犬として迎えたトイプードルのチャンピオン完成をきっかけに繁殖学・遺伝学を学び、ドイツやイギリスのブリーディングスタイルをモデルとして極少数頭のみのブリーディングを手掛ける。主人の海外赴任に伴い愛犬とともにドイツへ越した後、現在はベルギー在住。日本とは大きく異なるヨーロッパにおける"犬とは"を日々体感中。

 

都市部の住宅事情の変化から、マンションやアパートなどの集合住宅が増えた現代。また外飼いから犬を室内で飼うことが当たり前となり、それに伴って小型犬が増えていきました。
賃貸でペット可物件も増えてきたものの、やはり中々見つけづらいもの。せっかく見つけた条件に合うペット可物件でも、かわいい愛犬が元で近隣トラブルに、大家さんとトラブルに、なんてことは避けたいですよね。

そうならないためには周りの理解も必要ですが、やはり飼い主さん側の努力も必要です。

 

お気に入りの物件を見つけたら!契約する前に確認しておきたいこと


物件自体がペット可であるからといって、周囲がペットに対して友好的とも、大家さんが動物好きとも限りません。

  • 敷金礼金の上乗せはあるか
  • ペットが居る場合の退去後の修繕費の取り決め
  • 上下左右向かいなど近所の方に動物がどうしても嫌いという人がいないか
  • 愛犬のストレスを発散させるようなお散歩コースは充実しているか
  • 家の防音性能はどのくらいか、上の階の足音がどれくらい聞こえるか

などを大家さんに聞いたり、内覧で事前に確認しておくといいでしょう。

どこまでこちらが気を使わなくちゃいけないの?と思ってしまうかもしれませんが、ペット可物件というのはペット共生型マンションなどとは違ってきます。前の住人の犬がうるさかった、重度の動物アレルギーがあるなどの理由で、犬が苦手な人がいないとも限りません。

引越しが完了したら、なるべく早くご近所への挨拶を


一人暮らし向けマンションなどでは引越しの挨拶をしないという場合も増えてきています。

しかし、後から「犬の声がうるさい!」「毛が飛んできた。」などで犬を飼っていると分かるよりも、先にこちらから挨拶をして知らせておいた方が第一印象はいいです。挨拶をしたときの反応を見ることで、ペットを飼っていることにどう感じているかもなんとなく分かります。明らかに嫌そうな反応だった場合は、これからの生活でもよほど気を使った方がいいかもしれません。

またやってしまいがちなのが、愛犬を連れての挨拶。
犬好きの方は喜んでくれるかもしれませんが、犬が苦手、アレルギーがある方もいるため飼い主さんのみで行くほうが良いでしょう。

 

日常生活で気をつけたい!トラブルになりがちなポイントや対策


ペットを巡る近隣トラブルの原因として多いのが

  • 吠え声の騒音
  • 走り回ったりおもちゃで遊ぶ際の足音
  • 臭い
  • 抜け毛

です。

また賃貸物件で大家さんとトラブルになるのが壁や床の破損。

日頃から散歩を充実させ、吠え声や家の中で暴れるようなことは未然に防ぎましょう。どうしても上手くいかないときにはトレーナーさんに頼るという選択も必要です。
床にはカーペットやコルクマットを敷くなどするだけで足音はかなり防げますし、フローリングの傷対策にもなります。

また換毛期に大量の毛が抜ける犬種を飼っている場合。
部屋の換気と思って窓を開けたり、あなたの干した服についていた毛が近所の方の洗濯物につくということもあります。またゴミ置き場に捨てたペットシーツの臭いが気になるという方もいます。
あなたにとっては愛しい愛犬の毛や汚いと感じないものでも、他人にとって同様ではないということに留意しましょう。

日頃のしつけと、飼い主さんの心遣いが大切


常日頃吠え続けている犬と、静かにしている犬。家中走り回っている犬と、家ではおとなしくしている犬。大家さんや近隣の人にとってその違いは大きいです。
飼い主さんにとっては何をしても可愛くても、他人にとってはそうではないということを意識して、日頃から愛犬が人間社会に溶け込むためのしつけは必要です。

また共有スペースや自宅近所で会ったときににっこり挨拶をする人、何も言わずすれ違う人とではあなた自身への印象も違ってくるでしょう。

いままでペット可だった物件が住人からの苦情でペット不可になってしまったというケースも少なくありません。
大好きな愛犬が周りから邪魔者扱いされてしまうなんて、悲しいですよね。日頃から注意していくことでお互いに歩み寄り、犬と人が気持ちよく共存していける社会を目指しましょう。

 
 

関連カテゴリ