ゴールデンレトリバーを飼う前に知っておきたい情報まとめ

目次

 

ゴールデン・レトリバーの性格は?

ゴールデン・レトリバーのしつけについてお話をする前に、ゴールデン・レトリバーがどのような犬なのかをご紹介しましょう。

レトリバーと名のつく犬種は、ハンターが撃ち落とした水鳥を水中でキャッチし陸へと持ち帰る(レトリーブ)役目を担ってきた犬種です。そのため飼い主の命令に対して俊敏に反応することができる能力と、長時間にわたる狩りに対応できる持久力を持った犬種になります。

とても温厚な性格をしており攻撃的な面はあまりみられません。人や他の動物に対してもとても友好的な性格ですが、ややさびしがり屋の傾向があります。賢く主人の機微に敏感なところがあるので、初めて大型犬を飼うような人でもしつけやすく、比較的扱いやすい犬種だといわれています。

ただし落ち着くまでの2歳~3歳の間は、力が強いうえに好奇心旺盛でやんちゃな犬が多いようで、この時期のしつけがとても重要なようです。

ゴールデン

大型犬にはリーダーシップは必須!

温厚で穏やかな性格のゴールデン・レトリバーですが、いざという時の力は人間の力をはるかに上回る大型犬であることを忘れてはいけません。そのことを忘れて甘やかして育ててしまうと、手に負えない暴れん坊に育ってしまうこともあります。

ゴールデン・レトリバーのような大型犬を飼う場合は、家族が上位にたってどんな時でも犬に対してリーダーシップをとり続けることが大切です。特にやんちゃな幼少期から青年期にかけての時期は、気を抜くことなく常に一貫した態度で犬に接していく必要があります。

犬のしつけで飼い主が常に犬のリーダーであることの必要性は、もともと犬が群れ社会で生きてきた習性を持っていることに起因します。

群れ社会では常に信頼できるリーダーを中心とした、規律正しい上下関係のはっきりとした生活がおこなわれます。犬にとっては信頼できるリーダーに従う生活はとても心地よく、逆に信頼し自分を任せることができる相手がいない場合は、自分がリーダーとなり規律を正そうとします。

飼い主と犬の間にしっかりと上下関係が築けなかった場合は、犬が飼い主の上位に立とうとして咬み付きや無駄吠えなどの問題行動を起こすことが多いのです。大型犬であるゴールデン・レトリバーがこの様な行動をとるようになってしまったら、家庭でしつけをすることはとても困難になってしまいます。そのため大型犬の場合は家に迎え入れた時から常に家族がリーダーシップをとることが大切なのです。

では犬がリーダーに求めるものは一体なんなのでしょうか?

  • 常に一貫したルールに従って揺らがないこと
  • 何かあったら必ず守ってくれるという安心感

この2つの上に成り立つ信頼関係こそが基本的なしつけのルールということになるようです。

Woman sitting on a sofa taking a photo of themselves at home in the living room

家族のルールを決めておきましょう

家族が常に犬の上位に立って一貫した態度で接するためには、犬を迎え入れる前に家族でよく話し合って犬と家族のルールを決めておくとよいでしょう。

そのためにはまず家の状況を考えて、トイレの場所やケージの場所など犬の生活スペースを決めておき、犬を迎え入れた時から混乱することなく生活が始められるようにしておきます。

次に犬と生活するための家族のルールを決めていきます。食事の時のルール、寝る時のルール、留守番をさせる時のルール、散歩の時のルールなど犬がしていいことと悪いことを具体的にしておきます。

ただし犬の行動や個性を見ながら必要なルールを追加できるように、あまり細かいルールにはせず、絶対に守らせたいことだけを決めておくようにしましょう。

犬に対する接し方では特に叱り方、褒め方を家族で統一しておくとよいですね。おやつを与えて褒める人と言葉や態度で褒める人が一緒にいると、犬はそれだけで人に順列を付けてしまいがちです。

飛びつきには無視が有効!

人が大好きなゴールデン・レトリバーは、来客のときなどに歓迎の意味を込めて飛びついてしまうことがあるようです。体も大きく力の強いゴールデン・レトリバーに思い切り飛びつかれたら、大人でもよろめいてしまいます。まして小さな子どもでは大きなけがにつながりかねませんね。

ゴールデン・レトリバーに飛びつきをやめさせるには無視をすることが1番有効的だといわれています。

飼い主が大好きで甘えん坊なところがあるゴールデン・レトリバーにとって、飼い主から無視されることはとても辛いことです。犬が飛びついてきたら犬に背を向けて目をあわせないようにしましょう。飼い主に無視されることが嫌いなゴールデン・レトリバーは、飛びつくと嫌なことがあると学習し段々と飛びつかなくなってきます。

飛びつく素振りをみせても我慢できるようになったら、しっかりと褒めてあげましょう。褒める時はややオーバーアクションで褒めてあげるとよいようです。

飛びついた時に犬が嫌いな手を叩くなどの炸裂音を出して驚かすという方法もあります。飛びつくと怖いことが起こると認識させることで飛びつきをなくしていく方法で、この方法もゴールデン・レトリバーには有効だといわれています。無視をしてもなかなか収まらないような時は試してみるのもよいのですね。

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飼い主が大好きなゴールデン・レトリバーには褒めてしつけが成功の鍵!

基本的に優しく穏やかな性格をしているゴールデン・レトリバーの場合は、叱ってしつけをすると飼い主に対して萎縮してしまうようなところがあるようです。

飼い主に対して従順で愛情深いゴールデン・レトリバーにとって、飼い主が喜んでくれることは何よりもうれしいことです。しつけでもその性格をいかして、教えたことができた時は「すごいね!」「よくできたね!」とややオーバーアクション気味に褒めてあげましょう。飼い主が喜んでいると感じるとしつけに対しより意欲的に取り組むようになってくれます。

逆に悪いことを教えるために叱るような場合は、悪いことをしたその場で短く「いけない」や「No」と叱ってあげましょう。あまり時間をおいてしまったり、長く叱ったりすることは逆効果になってしまいます。

ゴールデン・レトリバーのしつけでもっともしてはいけないことは、体罰を与えてしつけをすることだといわれています。飼い主から体罰を受けることは、ゴールデン・レトリバーにとっては信頼していた人からの裏切りだと感じてしまうことがあるようです。1度そう感じさせてしまったらこれまでに築いてきた信頼関係が崩れてしまい、飼い主に対して萎縮してしまったり反発をするようになってしまうので、その後のしつけが難しくなってしまいます。

遊び好きで好奇心旺盛なゴールデン・レトリバーのしつけは、飼い主も一緒に楽しみながらしつけをすることが大切です。おもちゃを使ったりゲームを取り入れたり、遊びの要素をうまく取り入れてしつけをしてみてはいかがでしょうか?

ゴールデン・レトリーバーについて詳しく知りたい方はこちら
【ペットシッターが解説】ゴールデンレトリバーとの暮らしで注意すること

 

ゴールデン・レトリーバーの平均的な寿命は?

ゴールデン・レトリーバーの平均的な寿命は10歳~12歳だといわれています。人間の年齢に換算すると75歳~89歳というところのようです。

犬は体の大きさによって寿命が異なり、大型の犬の方が小型の犬よりも短命な傾向があるようです。1節によると体の大きさに対して内臓が発達していないために、小型の犬より負担が大きいからという話しもありますが、はっきりとした理由はわかっていません。

もちろん寿命には個体差があり12歳をこえても元気な犬もいますし、寿命を前に夭逝してしまう犬もいます。先天性の病気などもありますので一概にはいえませんが、犬の寿命を延ばす1つの要素は飼い主の健康管理にあるのかもしれません。

元気で長生きのポイントは?

では少しでも長く元気に過ごしていくためにはどうしたらよいのでしょうか?健康寿命を延ばすためのポイントをいくつかご紹介します。

肥満にならない生活習慣を

ゴールデン・レトリーバーは太りやすい体質をしているため、肥満になりやすい犬種だといわれています。

肥満になると足腰への負担が大きくなるだけでなく、心臓や他の内臓にも大きな負荷がかかることになります。もともと小型犬よりも内臓に大きな負荷がかかっている大型犬の場合は、肥満になってしまうと拡張性の心筋症などの病気のリスクが高くなってしまいます。できるだけ体型を維持できるような生活習慣を身に付けさせてあげましょう。

まず肥満を防止するにはカロリーをコントロールした食事が大切です。最近では市販のドッグフードも、用途にあわせて多種多様なものが販売されています。肥満予防のためのローカロリーなフードをいくつか選んで食べ比べてみるのもよいですね。かかりつけの獣医師がいる場合は、どのようなフードがよいか相談してみるのもおすすめです。

運動量ですが、ゴールデン・レトリーバーの場合は1日2回1回30分~1時間程度の散歩が必要だといわれています。賢く知的な活動が大好きな犬種なので、いつも同じ散歩コースだと満足できなくなってしまいます。いくつかの散歩コースを用意しておき、気候や体調にあわせて選んであげるとよいでしょう。

アレルギーに気をつけましょう

ゴールデン・レトリーバーはアレルギーを持っていることが多い犬種です。特に狂犬病などのワクチン接種によるアレルギーが多く、アナフィラキシーショックなど重度の症状が現れることがあります。

犬のアレルギーの初期症状で多いのが皮膚のかゆみと湿疹です。多くは腰回りに症状が現れ激しいかゆみを伴うため、口で毛を噛み抜け毛をおこしてしまたり、ひどい場合は触ることを嫌がり噛みつくようになる場合もあるようです。

アレルギーの原因は花粉やハウスダスト、ノミ・ダニなどの環境的なものと、食べ物など体に摂取するものがあります。アレルギーを起こす原因であるアレルゲンは数多くあり、どのアレルゲンに反応するかはアレルギー検査を受けることである程度まで絞り込むことができます。激しく痒がるような症状が見られたら1度検査を受けることをおすすめします。

またワクチン接種によるアレルギーは検査を受けてもアレルギーの有無はわからないので、ゴールデン・レトリーバーの場合はワクチン接種後はしばらく様子を確認しておく必要があります。顔を痒がる、嘔吐や脱糞をしたなど少しでもおかしな症状が現れたら、すぐに病院へ相談しましょう。

耳のケアが大切

ゴールデン・レトリーバーの魅力の1つである優しげな垂れ耳ですが、耳が垂れ下がっている犬種の場合は耳の中が蒸れてしまうことが多く、外耳炎など耳の病気になりやすいといわれています。

外耳炎はベタッとした匂いの強い耳垢がたまり、耳の外耳道といわれる部分に炎症を起こす病気です。激しいかゆみと痛みを伴うので耳や首の回りを引っ掻いたり、頭を振ることが多くなったりします。原因としてはダニの寄生によるものや菌類の感染などがありますが、早い時期にしっかりと治療をすれば完治する病気です。耳の回りを引っ掻く、耳の中が汚いなどの気になる症状がある場合は病院へ連れて行ってあげましょう。

予防するためには週に1回くらいのペースで耳の掃除をしてあげるとよいですね。最近では専用のローションやウェットティッシュタイプのケア商品も販売されています。大きくなってからいきなり始めると嫌がってなかなかきれいにさせてもらえません。子犬の頃から耳のケアの癖をつけておくとよいでしょう。

また耳の中の毛も汚れや菌の温床になってしまいます。病院やトリミングサロンなどで定期的にきれいにしてもらうようにしましょう。

シニアになったら注意してあげたいこと

ゴールデン・レトリーバーの場合は6歳からシニア期に入り、10歳前後から本格的に老化が始まるといわれています。

シニア期に入ると加齢による様々な症状が現れてきます。特にゴールデン・レトリーバーのような大型の犬種の場合は、胃捻転や拡張型心筋症など命にかかわる病気が発症する可能性が高くなります。胃捻転の場合は、発生から治療までの時間が空いてしまうと致死率が高くなる病気ですから、身近に信頼できる動物病院を見つけておくことは大変重要になります。

できれば獣医師を含めたスタッフが多く常駐している24時間夜間も診察している病院で、胃捻転や拡張型心筋症などの病気に対する診察経験が豊富なところをいくつか探しておくとよいでしょう。

また老齢期に入ると潜在的な病気が発症している可能性も高くなりますので、半年に1度くらいのペースで定期検診を受けることをおすすめします。

長く一緒にいるためには

犬の健康寿命を延ばすためには、飼い主が犬の発する合図を敏感に感じ取ってあげることが大切です。犬の合図を見つけるためには、毎日時間をとってしっかりと犬とコミュニケーションをとり、いつもの様子を把握しておくことが必要になります。そしていつもと少しでも違うなと感じたら、早め早めに動物病院を受診するとよいですね。

飼い主との楽しい時間は犬にとっては1番幸せな時間です。大型犬と一緒に過ごせる時間は、どうしても小型犬より短くなってしまうかもしれません。できるだけ時間をとって犬とのコミュニケーションを充実したものにしてあげましょう。

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【ペットシッターが解説】ゴールデンレトリバーとの暮らしで注意すること

 

ゴールデンレトリバーのサイズ

ゴールデン・レトリーバーの熱烈なファンが多い一方で、映画やテレビなどの影響、ペットショップのショーケースの中でムクムクとまるでぬいぐるみの様な姿に惹かれ、あまり深く考えずに飼いはじめてしまう方も多い様です。

子犬の時は確かにぬいぐるみの様なサイズですが、大型犬ですので成犬時の体重は25kgから40kg弱程ととても大きくなります。予想以上に大きくなったなど、あまりにも身勝手な理由で捨てられてしまうゴールデン・レトリーバーがたくさんいる事も残念ながら事実です。寿命をまっとうして、幸せに精一杯生きられる様、愛情と責任を持って最後まで一緒に過ごすことのできる方に飼ってほしいと思います。

ゴールデンレトリバーの特徴

回収犬(レトリーバー)として改良された歴史もあり、体力と知性を持っている犬種です。水の中に落ちた獲物を回収するための、撥水性のある毛を持っているのも特徴的です。家庭犬として飼われているゴールデン・レトリーバーでも泳ぐのが得意又は好きと言う犬は少なくないでしょう。

泳げる環境や施設が身近にある方は運動不足解消や筋力強化、心機能や呼吸機能の強化にもなりえるので、ぜひ試してほしいと思います。普段の運動ではなかなか強化しづらい体の機能を鍛える事は寿命を延ばす事にもつながるかも知れません。

ゴールデンレトリバーの運動・遊び

体力に長けているので十分な運動が必要です。広くて安全な場所で十分に遊べ、散歩も日に何度か十分な距離を歩くなどして、運動不足にならない様に注意してください。食いしん坊の犬も多いと言われていますので、運動不足だけでなく食事の量にも気をつける必要があります。また、知能も高いのでゲームなどを取り入れて知的欲求も満足させてあげるとストレスが少なくなると言われています。
人間同様、心身共にストレスが少ない生活を送る事で健康でより長い寿命を期待できるのではないでしょうか。

ゴールデンレトリバーのかかりやすい病気

【関連記事】ゴールデン・レトリーバーの病気〜獣医師が解説するゴールデン・レトリーバーのかかりやすい病気〜

犬種特有の病気では関節に関わる病気、目に関わる病気が多い様です。稀にアレルギー、心臓の病気、腸捻転や胃捻転を起こす犬もいますので、日々の変化を見過ごさない様気をつけてください。

 

ゴールデンレトリバーの性格

性格は明るく、活発、忠誠心もあり、誰とでも友好的に接する事ができます。また、相手を思いやり人間とのつながりを大切にする事が多い様です。そのため大型犬ではありますが、庭などでの飼育よりも家の中での飼育に向いていると言われます。ただし、関節は病気が発生しやすいのでフローリングなどで滑らない様にするなど工夫が必要でしょう。また、肥満によって関節に負担がかかる事が多い様なので、盗み食いなどはもちろんの事、食べ物の与えすぎにも注意が必要です。

泳ぐことに抵抗がない犬も多いので、関節の病気が発症してしまったとしても、寝たきりの状態になる前に水中療法などを試してみるのも良いのではないでしょうか。大型犬は寝たきりになってしまうと看病、介護する際も人手が必要ですし、犬自身にも大きな負担がかかるでしょう。寝たきり状態になる事を一日でも遅らせる事が寿命を延ばす事につながる可能性は高いのではないでしょうか。

ゴールデン・レトリーバーの熱烈なファンは日本にもたくさんいますので、そう言った方と情報を共有し、病気の予防、介護の工夫などをしてみてはいかがでしょうか。

ゴールデン・レトリーバーの価格・相場は?

ゴールデン・レトリーバーの価格には大きな幅があります。インターネットなどでは50,000円以下の子犬から販売されていますし、チャンピオン犬の直子などの良血統でスタンダード(一般社団法人ジャパンケネルクラブの定めた犬種標準)に近い要素を持つ子犬になると600,000円以上する子犬もいます。

子犬には大きく分けてドッグショー向けのショータイプと、家庭犬として販売されるペットタイプがあり、先ほども述べましたが基本的にショータイプの子犬の方が将来の付加価値が高いとされ高額になります。ゴールデン・レトリーバー の場合はペットショップなどで販売されているペットタイプの子犬の販売価格は、おおよそ100,000円前後~150,000円くらいが相場といわれています。

ペットショップとブリーダー何が違うの?

ペットショップでゴールデン・レトリーバーを購入するには?

ゴールデン・レトリーバーは大型犬のなかでは人気が高いので、ペットショップで見かけることもありますが、小型犬の販売が主流のペットショップでは、大型犬用の展示スペースのあるお店でしか取り扱いができません。ペットショップからの購入を考えている場合は、大型の店舗を見て回りましょう。

ペットショップの良し悪しを見分けるポイントはいくつかありますが、基本的なものをいくつかご紹介します。

  • 生体販売の登録業者であることが店内に掲示されていること
  • 展示ケージや店舗自体に清潔感があること
  • 販売されている子犬の耳や爪、被毛が常にきれいにされていること

これらのポイントの他に、販売をしている店員が犬に対して正しい知識を持っていることも、とても大切なポイントです。購入する際はゴールデン・レトリーバーのことをよく調べ、聞くべきことを具体的にまとめておくとよいですね。

ブリーダーからゴールデン・レトリーバーを購入するには?

ペットショップから購入する場合とブリーダーから購入場合の1番の違いは、どのような繫殖環境でどのような親犬から生まれてきた子犬かを、直接自分の目で見て確認できることでしょう。

子犬の生涯にとって、どのような親犬から生まれてきたかは、とても大切なことです。特にゴールデン・レトリーバーのような純血種の犬の場合、遺伝的な要因でかかる疾患をもっている可能性が高くなります。ゴールデン・レトリーバーの場合は股関節形成不全症という疾患が多いようです。股関節形成不全症は子犬の頃には発症せず、検査・診断が可能になるのは1歳を過ぎてからになります。つまり子犬を見ただけでは判断しにくい疾患なのです。

100%というわけにはいきませんが、購入の時点でできる限り疾患を持っている可能性の低い子犬を選ぶためには、親犬の血統と交配のさせ方を知ることがとても重要になるのです。

ブリーダーから購入する場合はそのメリットをいかして、メールや電話でのやり取りだけでなく犬舎へ出向いて、繫殖の環境を見学させていただきながら、親犬の血統や遺伝性の疾患が発病した場合のアフターフォローなどを直接ブリーダーの方に確認しましょう。

里親制度とは?

環境省自然局の統計資料によると、平成26年度の1年間での犬や猫の保護件数は151,095頭となっています。そのうちの101,338頭が預かり期間内に引き取り手が現れず殺処分されたことになっています。保護犬・猫の里親制度とは、預かり期間の間に保護された犬や猫の新しい飼い主を募集し、譲渡できる頭数を増やすことによって殺処分される犬や猫を減らしていく活動です。

ゴールデン・レトリーバーは1時期爆発的な人気を誇った犬種で、そのような犬種の場合はブームが終わると徐々に保護される頭数が増える傾向があります。ゴールデン・レトリーバーも例外ではなく、多くのゴールデン・レトリーバーが里親を募集しています。どのような犬が里親を募集しているかは、ゴールデン・レトリーバー、里親の順に入力し検索するとインターネットでも簡単に探すことができます。1度検索してみてはいかがでしょうか?

ゴールデン・レトリーバーを飼うときに考えてほしいこと

ゴールデン・レトリーバーのように1時期爆発的な人気を誇った犬種が、その流行が終わると保護される頭数が増えることは里親制度の紹介でも述べましたが、このことはペットをめぐるとても大きな問題の1つなのです。

人気があがると多くの人が子犬を購入します。それにあわせて繁殖するブリーダーが増えますが、なかには利益を上げるためだけに商品を生産するような繁殖を行う、繫殖屋もしくはパピーミルと呼ばれる悪質なブリーダーが含まれる場合があります。このようなブリーダーは流行が終わるとその犬の繁殖をやめ、次に流行している犬種の繁殖を始めるために、今手元にいる親犬を放棄してしまうことがあります。このようにして保護される犬が増えて行ってしまうのです。

どうか犬を飼う時は流行の犬ではなく、自分たちの生活環境にあった犬を飼うようにしてください。そしてゴールデン・レトリーバーを飼うことをお考えならば、里親になることを考えみていただけたらと思うのです。

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【ペットシッターが解説】ゴールデンレトリバーとの暮らしで注意すること

ドッグランとは?

ドッグランと聞くと多くの方は柵で囲われた芝生の広場を思い浮かべるのではないでしょうか?

ドッグランは飼い犬とその飼い主のための専用の広場のことで、1990年にニューヨークに作られたのが始まりだといわれています。ドッグランの中では犬はリードを付けることなく自由に遊ぶことができます。多くの方がイメージした柵で囲われている理由は、ノーリードの犬たちが施設の外へ出てしまわないようにするためのものです。同じ理由から出入り口が管理扉や2重扉になっているところが多いようです。

ドッグランの多くは施設の中に犬用の水飲み場や、日差しを遮るような木立、犬と飼い主が休むことができる休憩場などが設置されていて、飼い主と犬が心地よく過ごすことができるように設計されています。最近ではドッグカフェが併設していたりプールが常設されているようなところもあり、飼い主と犬が1日中遊ぶことができる充実した設備を備えたドッグランもあるようです。ドッグランを目的に愛犬と一緒に旅行に出かける方も増えてきていますね。

活発で知的好奇心旺盛なゴールデン・レトリバーにとって、自由に走り回ることができドッグスポーツにも挑戦することができるドッグランは、うまく利用すればストレス発散にぴったりの是非利用したい施設ですね。楽しく安全に利用するためには、利用者同士がマナーを守って正しく施設を利用することが大切です。

特にサイズ別に分かれておらず小型犬から大型犬まで一緒に利用するタイプのドッグランを利用する時には、ゴールデン・レトリバーのような大型の犬種は周りの犬や飼い主に対して十分に配慮をする必要があるようです。

Golden retriever

利用前に身に付けておくべきこと

ゴールデン・レトリバーは穏やかで小型の犬種とも上手に遊べる犬が多いようですが、それでも遊びの中で小型の犬を踏んだり蹴ったりしてしまうと大きなケガをさせてしまうことがあります。

悪気があってしたことではなくても、ケガをさせた方の飼い主の責任は重く、愛犬も危険な犬とみられてしまいます。ゴールデン・レトリバーとドッグランを利用する時には、最低限のしつけは済ませてから利用するようにしましょう。

ゴールデン・レトリバーと一緒にドッグランを利用する時に、最低限身に付けておきたいしつけは次のようなものです。

呼び戻し

ドッグランを利用する時に絶対に必要になるのが、名前や「おいで」に反応して飼い主の元に戻ってくる呼び戻しです。

ドッグランの中では犬は飼い主の元を離れて自由に遊ぶことができます。そのため夢中になり過ぎてヒートアップしてしまったり、他の犬との遊びがエスカレートして喧嘩になってしまうようなトラブルも多くあります。

特にゴールデン・レトリバーは2歳~3歳まではやんちゃで興奮しやすいところがあるので、他の犬や周りの人に迷惑をかけてしまいそうな時には早めに呼び戻してあげるよいですね。

ドッグランの中では楽しいこと夢中になることがたくさんあるため、多くの犬がいつもはできていることができなくなってしまうことがあります。そのため室内や散歩では名前や「おいで」に敏感に反応して、100%飼い主の元へ来るようにしつけておく必要があるといわれています。

散歩中も周りの方の迷惑にならない場所を選んで、ロングリードを利用して呼び戻しの訓練をしておくとよいでしょう

クールダウン

呼び戻しとあわせて身に付けておきたいしつけがクールダウンです。

前にも書いているとおりゴールデン・レトリバーは落ち着きが出てくるまでに時間がかかる犬種だといわれており、2歳~3歳の若年の頃は夢中になると興奮してしまう犬も多いようです。大型のゴールデン・レトリバーが興奮した状態で走り回ってしまうと、周りの犬に迷惑をかけてしまうことになりますね。

クールダウンには「お座り」「ふせ」「待て」のコマンドが有効だといわれています。まず呼び戻して他の犬と離れさせ「お座り」もしくは「ふせ」をさせます。その後「待て」をかけて他の犬の動きなどを目で追うことなく飼い主に注目できるようになるまで待たせます。

クールダウンは室内だけでなく屋外でのしつけがとても大切です。できるだけ人や犬の往来があり車やバイクなどの音の聞こえるような、犬が気を散らしやすい場所を選んでしつけをおこなうとよいでしょう。

神経質なところがある犬の場合は、地べたや草の上に座ったりふせることを嫌がることもあるようです。散歩に出かけるようになったら、できるだけ早い時期から外で「お座り」や「ふせ」をさせるようにしておくとよいですね。

人や犬とのコミュニケーション

ゴールデン・レトリバーは人や他の犬に対して友好的な犬種だといわれていますが、小さな頃から家族の中だけで生活をしていると、せっかくの長所である友好性をうまく引き出してあげることができないようです。ゴールデン・レトリバーの友好性をうまく引き出してあげるためには、小さな頃から家族以外の人や他の犬と触れ合う機会を多く設けてあげることが必要です。

「ならばドッグランを早くから利用すればいいじゃない。」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし人や犬との正しいコミュニケーションの仕方を学んでいない状態でドッグランを利用してしまうと、他の犬からマナーのなっていない犬として叱責を受けてしまったり、逆に加減がわからず相手の犬を傷つけてしまうこともあります。

ドッグランを利用する前に散歩などリードを付けた状態で、飼い主がうまくコントロールしながら人や犬とのコミュニケーションの仕方を教えてあげる必要があるのです。

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利用する時に守るべきこと

ドッグランにはサイズ別に大型・中型犬用と小型犬用に分かれているところもありますが、小型犬から大型犬まで一緒に遊ぶことができるところも多くあります。

サイズがわかれていないドッグランはさまざまな犬種と触れ合うことができることが魅力ではありますが、サイズも性格も違う犬と考え方の異なる飼い主が集まるのでトラブルも多くなるようです。

お互いに気持ち良く安全にドッグランを利用するためには、飼い主が守らなければならないマナーがあります。ドッグランを利用する時に飼い主が守るべきマナーは次のようにいわれています。

ワクチン・狂犬病の予防接種は済ませておきましょう

犬同士を触れ合わせる時に必ずしておかなければならないことが、ワクチンの接種と狂犬病の予防接種を済ませておくことです。

散歩も最初のワクチン接種が済む4ヶ月までは控えた方がよいといわれているように、危険性の高い感染症のから愛犬を守り病気の蔓延を防ぐためには、犬が集まる公共の施設を利用する時はその年のワクチンの接種と狂犬病の予防接種は済ませておく必要があります。

ドッグランの中にはワクチンと狂犬病の予防接種が済んでいることを証明できない場合は、入場できない所もあります。初めて利用するドッグランへ行く時には、ワクチン接種済みの証明書と鑑札、狂犬病の予防接種が済んでいることのプレートを持っていくとよいでしょう。

愛犬からは絶対に目を離さない

ゴールデン・レトリバーはあまり他の犬とトラブルになることはない犬種だといわれていますが、多くの犬が自由に遊んでいるドッグランでは常に、何が起こるかわからないという気持ちを持っておくことが大切です。

トラブルを事前に防ぐためには、ドッグランを利用している間は愛犬から目を離さずに、周りの人や犬に迷惑をかけそうな時や、逆にドッグラン内の雰囲気が悪くトラブルに巻き込まれそうな時に、素早く対応できるようにしておく必要があります。

ゴールデン・レトリバーのように大型の犬種の場合は、悪気はなくても加害者になってしまうことがあることを忘れてはいけません。トラブルになりそうな時にいつでも愛犬を止めに入れるように待機しておくことも重要です。

発情中は利用しない

避妊をしていないメスは発情中は多くの犬が集まる場所へは、連れて行かないようにしましょう。

発情中のメスを連れて多くの犬がいる公共施設を利用すると、周囲の犬や飼い主の方に迷惑をかけてしまいます。発情中のメスはオスを引き付ける強烈な臭いを放っています。この臭いはオスにとってはどんなに訓練を積んでいても衝動をおさせることができないほど魅力的なものなので、興奮して飼い主を引きずってしまったりオス同士が喧嘩になってしまうことがあるからです。

周囲の犬や飼い主の方に迷惑をかけるだけではなく、愛犬自身も危険がおよぶ可能性があります。興奮したオスに襲われてケガをしてしまうこともありますし、最悪の場合は望まない妊娠をしてしまうことも考えられますね。

発情中は体調を崩しやすいものです。室内や安心できる場所でゆっくりと静かに過ごさせてあげるとよいでしょう。

排泄は済ませてから、粗相はすぐに片付けましょう

多くの犬が利用するドッグランを衛生的で気持ちのよい状態に保っておくためには、ドッグラン内で粗相をしないように飼い主1人1人が心配りすることが大切です。

ドッグランを利用する前には自宅でしっかりと排泄を済ませるようにしましょう。自宅から離れたドッグランを利用する場合は、ドッグランに入る前に散歩をさせるなどの工夫をするとよいでしょう。

ドッグランの中には犬のトイレスペースが用意されているところがあります。トイレスペースが用意されている場合は、リードを離す前にトイレの場所を確認してから離すようにするとよいですね。

ドッグランの規約に従って正しく利用しましょう

ドッグランにはそれぞれの施設に利用の際の規約が決められています。規約の内容はさまざまで、利用時間や利用料金などの基本的なものから、粗相の際の片付け方が決まっていたり、ワクチンと狂犬病の予防接種が済んでいることの証明する必要があったりと、細やかな内容になっている場合もあります。

どの内容も施設を管理している方々が、利用者がお互いに気持ち良く利用するためにと考えて作られたものです。施設を利用している間は規約に従って正しく利用するように心がけましょう。初めて利用するドッグランへ行く時は、予めホームページや電話などで利用規約を確認しておくとよいでしょう。

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ゴールデン・レトリバーとドッグランを利用するには?

ゴールデン・レトリバーとドッグランを利用するために必要なことについて調べてみましたがいかがでしたでしょうか?

ゴールデン・レトリバーは基本的にはとても友好的で、誰とでもどんな犬とでも仲良く協調性を持って遊ぶことができるといわれています。しかし中にはスイッチが入ると興奮が抑えられなくなってしまう犬や、他の犬に対して心を開くことができない犬もいるようです。

ドッグランは必ず利用しなければならない施設ではありません。特に他の犬に対して強い苦手意識がある犬にとっては、ストレスを感じるだけで決して楽しい場所ではないでしょう。

「ゴールデン・レトリバーなんだから他の犬と仲良く遊んで欲しい。」という気持ちはわかりますが、他の犬に対して唸ったり吠えたりする犬をドッグランへ連れて行くのは、利用している他の飼い主や犬たちに迷惑をかけるだけでなく、他の犬から嫌がられ嫌われる経験を積んでしまう愛犬にとっても辛いだけの時間になってしまいます。

ゴールデン・レトリバーでもさまざまな個性があり必ずしも全ての犬がフレンドリーだとはかぎりません。他の犬が苦手でどうしてもうまく遊べない場合は、貸切ることができるドッグランを利用するなど、愛犬の個性にあわせた利用方法を考えてあげるとよいですね。

ゴールデン・レトリーバーについて詳しく知りたい方はこちら
【ペットシッターが解説】ゴールデンレトリバーとの暮らしで注意すること

ゴールデン・レトリーバーの月齢別の体重について

ゴールデン・レトリーバー 体重
ゴールデン・レトリーバーの成犬の標準体重は、オス29~34kg、メス25~29kgと言われています。ここでは、ある2匹のゴールデン・レトリーバー(オス)の生後2ヶ月からの体重推移をご紹介致します。

(1匹目)
生後2ヶ月 4.8kg
生後3ヶ月 10.2kg
生後4ヶ月 15.0kg
生後5ヶ月 19.7kg
生後6ヶ月 26.0kg
1歳8ヶ月 29.3kg

(2匹目)
生後2ヶ月 4.8kg
生後3ヶ月 6.9kg
生後4ヶ月 11.5kg
生後5ヶ月 15.0kg
生後6ヶ月 18.1kg
生後7ヶ月 23.0kg
生後8ヶ月 26.0kg
生後9ヶ月 29.1kg
生後10ヶ月 32.5kg
生後11ヶ月 33.0kg
1歳0ヶ月 36.0kg
1歳1ヶ月 35.9kg

あくまで例ですので、ご参考程度にご覧ください。やはり大型犬ですので、人間の子供位の体重にはなるのですね。寝ている時などに上に乗られたら、苦しそう・・・(笑)

ゴールデン・レトリーバーの月齢別の食事について

ゴールデン・レトリーバー 食事
ここでは、月齢別のゴールデン・レトリーバーの食事について解説していきます。産まれてすぐはもちろん、母乳を飲んでいますので特に人間が与えるものはありませんが、生後30日〜1ヶ月頃に離乳食を与えます。

子犬用のドッグフードをお湯でふやかし、冷ましてから与えます。量は1日100~300g位ですが、ドッグフードの袋などに記載されている体重別の1日量を参考にすると良いでしょう。

食事量が多ければ子犬の便が柔らかくなりますし、少なければ固くなります。便の様子を見て食事量を調整するようにされてください。1日の食事回数は4回です。1日の給仕量を4回に分けて与えます。

生後1ヶ月~3ヶ月までに、徐々にドッグフードをふやかさずに固いまま食べられるようにしていきます。急に固くしてしまうとまだ消化器の未熟な子犬は消化不良を起こす事がありますので、少しずつふやかす時間を短くしていって固くしていきます。この頃の1日の食事回数は4回が目安です。

この生後1ヶ月~3ヶ月にペットショップやブリーダーから家に迎え入れる事が多いと思いますので、迎えた当初は元いたペットショップなどで与えていたものと同じドッグフードを同じ方法で与えると、子犬にストレスがかからないでしょう。

生後3ヶ月~6ヶ月頃には、子犬用ドッグフードを固いまま与えるようにします。1日の食事回数は3~4回にします。生後6ヶ月頃から、徐々に成犬用ドッグフードに切り替えを行っていきます。

切り替えを行う時は、急に成犬用ドッグフードに変えるのではなく、今までの子犬用ドッグフードに成犬用を少しずつ混ぜるようにしていき、成犬用の量を段々と多くしていき、最終的に全部成犬用にする、というようにしてください。

この頃から1日の食事回数は2回にしていきます。1歳6ヶ月頃から、1~2回にしても良いでしょう。

ゴールデン・レトリーバーについて詳しく知りたい方はこちら
【ペットシッターが解説】ゴールデンレトリバーとの暮らしで注意すること

誰とでも仲良くなれる友好的な性格

「ゴールデン・レトリーバーの魅力は?」と飼い主の方に聞くと、多くの方が「人懐っこいところ!」と答えることでしょう。

ドックカフェやペット可のアウトレットモールなどで、飼い主の側を尻尾を振り振り優雅に歩いているゴールデン・レトリーバーを見かけることがあります。もちろん飼い主の方のしつけが素晴らしいのでしょうが、見知らぬ人や小さな子供が触ろうとすると、きちんと座ってお行儀よくなでられている姿を見ると、なんてすばらしい犬だろうと思います。

ゴールデン・レトリーバーは友好的で社交性の高い犬種なので、小さいころからしっかりと社会性を身に付けさせれば、誰とでも仲良くなれる犬だといわれています。そんなゴールデン・レトリーバーだから、人の多いアウトレットモールなどへも安心して連れて行くことができます。愛犬と一緒に安心して出掛けられるのは、犬を飼う魅力の1つですね。

他の動物とも仲良くなれます

ゴールデン・レトリーバーが友好的に振る舞うのは、人に限ったことではありません。

もともと攻撃性の高い犬種ではありませんので、自分よりも小さな小型犬やもっと小さな猫やうさぎのような小動物とも、比較的仲良く共存することができるといわれています。

最近は多頭飼いをする方が増えてきていますね。多頭飼いのよいところは、犬同士の群れとしてのやり取りが生まれ社会性が身につくことと、飼い主の意識が分散することでしつけが厳しくなることにあるといわれています。ただし先住のペットや後から来たペットとうまく共存できるこが最大のポイントになります。

他の動物と仲良く共存できるゴールデン・レトリーバーの場合はこの点は、先住のペットとも後からきたペットとも仲良くできるので安心ですね。憧れの多頭飼いに挑戦できるのも、ゴールデン・レトリーバーの魅力の1つかもしれません。

高い知性も魅力的

ゴールデン・レトリーバーはもともと狩りの時に、猟師が撃ち落とした獲物をもって来る役割をしていた犬です。撃ち落とした獲物は猟師からはかなり離れた位置に落ちますから、ゴールデン・レトリーバーは飼い主から離れた状態になるわけです。そのような状況下でも自分で何をすべきかを判断し、的確に獲物を飼い主の元に運ぶことができる能力が備わっているのです。

このように高い知性を持つゴールデン・レトリーバーですので、小さいころからしっかりと家族の中でのルールを教えてあげれば、教えられたことを守って生活をすることができます。ただし、してはいけないことなどをしっかりと一貫させておかないと、混乱していうことを聞かなくなってしまうこともあります。ゴールデン・レトリーバーを飼う前に、家族の中で犬とのルールをしっかりと決めておくとよいですね。

また飼い主のために仕事をすることが好きな犬種ですので、家の中でなにか1つ仕事を決めてあげるのもよいでしょう。新聞を持ってくるとか、お散歩の前にはリードを持ってくるなど、レトリーバー犬の得意とする、物を持って飼い主のもとへ来るという行為をうまく生かした仕事を考えてあげるとよいですね。

知性の高いゴールデン・レトリーバーと一緒に生活するのなら、色々なことに一緒に挑戦するのも楽しみの1つでしょう。

魅力溢れるゴールデン・レトリーバーの世界

いかがでしたか?

ここにご紹介したのはゴールデン・レトリーバーの魅力のほんの1部です。人にも個性があるように犬も1匹1匹違った個性を持っていますから、その魅力もまた十人十色です。

ただその魅力を引き出すためにはしっかりとしたしつけと、社会性がきちんと身についていることが前提になります。特に大型犬の場合は人よりもはるかに強い力を持っていますので、正しいしつけができていないと人の手に負えない犬になってしまい、犬にとっても飼い主にとっても辛い結果になってしまうこともあります。

また大型犬を飼う場合は時間や費用もかかりますし、飼うのに適した環境を用意してあげることも必要になります。

ゴールデン・レトリーバーとの生活を魅力あふれるものにするためには、十分な準備とグゴールデン・レトリーバーに対する正しい理解が大切なことは忘れないでください。

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【ペットシッターが解説】ゴールデンレトリバーとの暮らしで注意すること

ゴールデン・レトリバーにとっての散歩の意味は?

ゴールデン・レトリバーは水中回収犬として使役されてきた犬種です。水中回収犬の仕事は陸上で猟師が獲物を撃ち落とすのを待ち、仕留めた獲物を泳いで取りに行き陸地へと運ぶとても体力を必要とする仕事です。

ゴールデン・レトリバーはこの重労働を何時間でも続けていられるだけの、体力と集中力を持った犬種です。つまり知的好奇心旺盛で運動への欲求も強い犬種なので、家庭でペットとして飼う場合でも、毎日しっかりと体を動かせるようにしてあげないと、ストレスを溜めてしまいます。

またゴールデン・レトリバーは人や他の動物にとても友好的で、誰とでもすぐに仲良くなれることが長所だといわれていますが、家族以外の人や他の動物と触れ合う機会の少ない環境で育ててしまうと、長所である友好性をうまく引き出してあげることができないようです。

ゴールデン・レトリバーの友好性をうまく引き出してあげるためにも、ワクチン接種がすむ4ヶ月辺りから、ゆっくりと外の世界を楽しむような散歩から初めてあげるとよいようです。

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ゴールデン・レトリバーに必要な散歩の目安は?

2歳~3歳までのゴールデン・レトリバーは好奇心旺盛で天真爛漫なところが全面に出てきて、落ち着きがあるというよりはやんちゃな性格の犬が多いようです。

できれば散歩でしっかりと運動への欲求を満たして、室内では静かに過ごせるようにしたいところですが、骨格形成が遅く股関節形成不全などの関節の病気に注意が必要な犬種なので、骨格が出来上がるまでの成長期はあまり激しい運動を続けておこなうのは避けた方がよいようです。

散歩を始めたころは無理にリードを引っ張って散歩するようなことはせず、外の雰囲気を楽しむ程度の軽い運動にとどめておくとよいでしょう。散歩に慣れてきたら徐々に距離と時間を伸ばしていくとよいようです。

成犬のゴールデン・レトリバーの散歩は1日2回で1回の散歩は30分~1時間程度でが目安だといわれています。散歩中もただ歩くだけの散歩では十分に満足しないので、ジョギングや早や足などを取り入れて速さを変えたり、散歩の途中で公園など周りの人に迷惑をかけない場所で、ロングロードを利用してボール遊びをさせるなどの工夫が必要になるようです。

また賢く聡明なゴールデン・レトリバーはいつも同じ散歩コースでは、知的な刺激が少ないため満足しなくなってしまうようです。いくつかの散歩コースを用意しておいて、季節や天候にあわせて変化を付けてあげるとよいでしょう。

リーダーウォークを身に付けましょう

ゴールデン・レトリバーは人に対してとても友好的なので、飛びつき事故が多い犬種でもあります。ゴールデン・レトリバーにしてみれば友愛の情を示しているだけで悪気があるわけではありませんが、大きくて力の強い大型犬ですから小さなお子さんに急に飛びついたりすると、大きな事故につながってしまうことがありますね。

また好奇心が強く気になるものがあると飼い主を引っ張っていってしまったり、下に落ちているものを口に入れたがったりする傾向もあるようです。

小型の犬種ならば力ずくでリードを引っ張って対抗することもできますが、大型のゴールデン・レトリバーでは人の力で対抗することはなかなか困難です。周囲の人や他の犬に迷惑をかけることなく、ゴールデン・レトリバーと安全に楽しく散歩をするためにはリーダーウォークの訓練が不可欠です。

リーダーウォークの教え方には色々とありますが簡単に実践できるものとしては、犬が飼い主の前に出た時にわざと犬の前を通って方向を変える方法、もう1つは引っ張ると首に負担がかかるチョークを利用して、犬が引っ張った時に首に軽いショックを与えるように犬と逆の方向に飼い主が動く方法です。

どちらの場合も犬に命令などをせずに無言でおこない、1回5分~10分くらいの短い時間での訓練がよいようです。本格的に散歩へ行く前にまずは室内や家の前などで十分に訓練をおこなうとよいでしょう。家族だけでの訓練でうまくいかない時はしつけ教室に通うなどプロの力を借りて、できるだけ小さな頃からしっかりと身に付けておくとよいですね。

リーダーウォークの訓練が終わり本格的に散歩へ出かけるようになってからも、自宅前でリーダーウォークの訓練を5分くらいおこなってから散歩へ出ると、落ち着いて散歩ができることが多いようです。

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賢いゴールデン・レトリバーには散歩時間は決めない方がよい

犬の散歩時間については決めるべきであるという意見と、決めない方がよいという意見の2つの意見がありますね。決めた方がよいという意見の多くは、規律正しい生活を好む犬にとって、時間毎に決まったことをさせてあげることで、情緒的にも安定した生活を送らせてあげることができるというものでしょう。

確かに群れ社会の規律正しいなかで生きてきた犬にとって、時間毎に決められた習慣で生活することは習性にあった心地のよい生活だといえます。しかし飼い主の生活が多様化している現在では、必ず決まった時間に散歩へ出かかることができる環境を整えてあげることが、難しくなっているのが現状ではないでしょうか。

ゴールデン・レトリバーのような賢い犬種の場合は、1度時間を決めてしまうと時間がくると必ず散歩へ行きたがるようになります。そのため時間がきても行かれないと催促吠えをしたり、時間通りにいかれないことにストレスをかかえてしまうこともあるようです。

時間的に余裕がある環境で飼育できる場合は、散歩や食事の時間を決めて規則正しい生活をさせてあげるのもよいかもしれませんが、時間的に不規則になることが考えられる場合は、散歩や食事の時間は決めずに飼い主の都合にあわせて生活ができるようにしておく方が、犬にも飼い主にも心地よく生活できるようです。

また近年の激しい気候変動から夏の気温の上昇が著しいため、夏の散歩では熱中症に注意しなければならなくなってきました。特に被毛の量も多く暑さに弱いところがあるゴールデン・レトリバーの場合は、夏の強い直射日光の中を散歩させるのは危険だといわれています。

夏の散歩は直射日光と地面からの照り返しを避けるために、地面が熱を持つ前の午前5時~6時くらい、夕方は地面の熱がしっかりと抜けているのを確認してから散歩をするとよいでしょう。

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まとめ

ゴールデン・レトリバーの散歩についていろいろと調べてみましたがいかがでしたでしょうか?

ゴールデン・レトリバーの散歩で「引っ張るし、噛むし、飛びつくし、散歩にならない。」と悩んでいる飼い主の方がいらっしゃるようです。ゴールデン・レトリバーというとゆったりとした歩調で悠然と飼い主の横をついて歩いているようなイメージがあるので、「何で?」と思う方も多いかもしれませんね。

ゴールデン・レトリバーは落ち着くまでに3年かかるといわれるほど、子犬の頃は好奇心旺盛でやんちゃなところが強い犬種です。そのため子犬の頃に小型の愛玩犬のようにかわいがってしまうと、気が付いたら手に負えないやんちゃでパワフルな犬へと成長してしまうこともあるようです。

ゴールデン・レトリバーはとても賢い犬種なので、1度リーダーウォークを覚えてしまえば、軽く首にショックを与えるだけで、大抵の衝動は抑えることができるようになるといわれています。落ち着きのある悠然としたゴールデン・レトリバーへ育てるためには、小さな頃からしっかりと訓練を積んで、室内だけでなく屋外でも常に飼い主がリーダーであることを教えてあげることが大切なようです。

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ゴールデン・レトリバーにとっての散歩の意味は?

ゴールデン・レトリバーは水中回収犬として使役されてきた犬種です。水中回収犬の仕事は陸上で猟師が獲物を撃ち落とすのを待ち、仕留めた獲物を泳いで取りに行き陸地へと運ぶとても体力を必要とする仕事です。

ゴールデン・レトリバーはこの重労働を何時間でも続けていられるだけの、体力と集中力を持った犬種です。つまり知的好奇心旺盛で運動への欲求も強い犬種なので、家庭でペットとして飼う場合でも、毎日しっかりと体を動かせるようにしてあげないと、ストレスを溜めてしまいます。

またゴールデン・レトリバーは人や他の動物にとても友好的で、誰とでもすぐに仲良くなれることが長所だといわれていますが、家族以外の人や他の動物と触れ合う機会の少ない環境で育ててしまうと、長所である友好性をうまく引き出してあげることができないようです。

ゴールデン・レトリバーの友好性をうまく引き出してあげるためにも、ワクチン接種がすむ4ヶ月辺りから、ゆっくりと外の世界を楽しむような散歩から初めてあげるとよいようです。

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ゴールデン・レトリバーに必要な散歩の目安は?

2歳~3歳までのゴールデン・レトリバーは好奇心旺盛で天真爛漫なところが全面に出てきて、落ち着きがあるというよりはやんちゃな性格の犬が多いようです。

できれば散歩でしっかりと運動への欲求を満たして、室内では静かに過ごせるようにしたいところですが、骨格形成が遅く股関節形成不全などの関節の病気に注意が必要な犬種なので、骨格が出来上がるまでの成長期はあまり激しい運動を続けておこなうのは避けた方がよいようです。

散歩を始めたころは無理にリードを引っ張って散歩するようなことはせず、外の雰囲気を楽しむ程度の軽い運動にとどめておくとよいでしょう。散歩に慣れてきたら徐々に距離と時間を伸ばしていくとよいようです。

成犬のゴールデン・レトリバーの散歩は1日2回で1回の散歩は30分~1時間程度でが目安だといわれています。散歩中もただ歩くだけの散歩では十分に満足しないので、ジョギングや早や足などを取り入れて速さを変えたり、散歩の途中で公園など周りの人に迷惑をかけない場所で、ロングロードを利用してボール遊びをさせるなどの工夫が必要になるようです。

また賢く聡明なゴールデン・レトリバーはいつも同じ散歩コースでは、知的な刺激が少ないため満足しなくなってしまうようです。いくつかの散歩コースを用意しておいて、季節や天候にあわせて変化を付けてあげるとよいでしょう。

リーダーウォークを身に付けましょう

ゴールデン・レトリバーは人に対してとても友好的なので、飛びつき事故が多い犬種でもあります。ゴールデン・レトリバーにしてみれば友愛の情を示しているだけで悪気があるわけではありませんが、大きくて力の強い大型犬ですから小さなお子さんに急に飛びついたりすると、大きな事故につながってしまうことがありますね。

また好奇心が強く気になるものがあると飼い主を引っ張っていってしまったり、下に落ちているものを口に入れたがったりする傾向もあるようです。

小型の犬種ならば力ずくでリードを引っ張って対抗することもできますが、大型のゴールデン・レトリバーでは人の力で対抗することはなかなか困難です。周囲の人や他の犬に迷惑をかけることなく、ゴールデン・レトリバーと安全に楽しく散歩をするためにはリーダーウォークの訓練が不可欠です。

リーダーウォークの教え方には色々とありますが簡単に実践できるものとしては、犬が飼い主の前に出た時にわざと犬の前を通って方向を変える方法、もう1つは引っ張ると首に負担がかかるチョークを利用して、犬が引っ張った時に首に軽いショックを与えるように犬と逆の方向に飼い主が動く方法です。

どちらの場合も犬に命令などをせずに無言でおこない、1回5分~10分くらいの短い時間での訓練がよいようです。本格的に散歩へ行く前にまずは室内や家の前などで十分に訓練をおこなうとよいでしょう。家族だけでの訓練でうまくいかない時はしつけ教室に通うなどプロの力を借りて、できるだけ小さな頃からしっかりと身に付けておくとよいですね。

リーダーウォークの訓練が終わり本格的に散歩へ出かけるようになってからも、自宅前でリーダーウォークの訓練を5分くらいおこなってから散歩へ出ると、落ち着いて散歩ができることが多いようです。

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賢いゴールデン・レトリバーには散歩時間は決めない方がよい

犬の散歩時間については決めるべきであるという意見と、決めない方がよいという意見の2つの意見がありますね。決めた方がよいという意見の多くは、規律正しい生活を好む犬にとって、時間毎に決まったことをさせてあげることで、情緒的にも安定した生活を送らせてあげることができるというものでしょう。

確かに群れ社会の規律正しいなかで生きてきた犬にとって、時間毎に決められた習慣で生活することは習性にあった心地のよい生活だといえます。しかし飼い主の生活が多様化している現在では、必ず決まった時間に散歩へ出かかることができる環境を整えてあげることが、難しくなっているのが現状ではないでしょうか。

ゴールデン・レトリバーのような賢い犬種の場合は、1度時間を決めてしまうと時間がくると必ず散歩へ行きたがるようになります。そのため時間がきても行かれないと催促吠えをしたり、時間通りにいかれないことにストレスをかかえてしまうこともあるようです。

時間的に余裕がある環境で飼育できる場合は、散歩や食事の時間を決めて規則正しい生活をさせてあげるのもよいかもしれませんが、時間的に不規則になることが考えられる場合は、散歩や食事の時間は決めずに飼い主の都合にあわせて生活ができるようにしておく方が、犬にも飼い主にも心地よく生活できるようです。

また近年の激しい気候変動から夏の気温の上昇が著しいため、夏の散歩では熱中症に注意しなければならなくなってきました。特に被毛の量も多く暑さに弱いところがあるゴールデン・レトリバーの場合は、夏の強い直射日光の中を散歩させるのは危険だといわれています。

夏の散歩は直射日光と地面からの照り返しを避けるために、地面が熱を持つ前の午前5時~6時くらい、夕方は地面の熱がしっかりと抜けているのを確認してから散歩をするとよいでしょう。

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まとめ

ゴールデン・レトリバーの散歩についていろいろと調べてみましたがいかがでしたでしょうか?

ゴールデン・レトリバーの散歩で「引っ張るし、噛むし、飛びつくし、散歩にならない。」と悩んでいる飼い主の方がいらっしゃるようです。ゴールデン・レトリバーというとゆったりとした歩調で悠然と飼い主の横をついて歩いているようなイメージがあるので、「何で?」と思う方も多いかもしれませんね。

ゴールデン・レトリバーは落ち着くまでに3年かかるといわれるほど、子犬の頃は好奇心旺盛でやんちゃなところが強い犬種です。そのため子犬の頃に小型の愛玩犬のようにかわいがってしまうと、気が付いたら手に負えないやんちゃでパワフルな犬へと成長してしまうこともあるようです。

ゴールデン・レトリバーはとても賢い犬種なので、1度リーダーウォークを覚えてしまえば、軽く首にショックを与えるだけで、大抵の衝動は抑えることができるようになるといわれています。落ち着きのある悠然としたゴールデン・レトリバーへ育てるためには、小さな頃からしっかりと訓練を積んで、室内だけでなく屋外でも常に飼い主がリーダーであることを教えてあげることが大切なようです。

ゴールデン・レトリーバーについて詳しく知りたい方はこちら
【ペットシッターが解説】ゴールデンレトリバーとの暮らしで注意すること

ゴールデン・レトリバーの性格は?

ゴールデン・レトリバーの性格は?といわれて1番に思いつくのは、優しくて友好的な性格というものではないでしょうか?

ゴールデン・レトリバーが大型犬の中でもっとも家庭犬として適しているといわれる理由が、皆さんが1番最初に思い描いたゴールデン・レトリバーの性格である、優しく人や他の動物に対して友好的な性格にあります。

優しくおおらかゴールデン・レトリバーはあまり攻撃性を見せることがなく、小さなお子さんがいるご家庭やすでに先住のペットがいるご家庭でも飼うことができる大型犬だといわれています。飼い主に対してとても甘えん坊で家族と一緒になにかをすることが大好きですが、人や他の動物に対しても友好的な性格なので、家族と一緒に出かけているのに家族そっちのけで、他の人や動物に尻尾を振って愛想よく振る舞うこともあるようです。

忍耐強く飼い主や家族に対して気配りのできる点も、家庭犬として適した点ですね。明るく天真爛漫なので家族のムードメーカーとしても活躍してくれます。とても甘えん坊の犬が多く1匹で放っておかれるのは苦手なので、大型犬でも室内で飼育することが適しているでしょう。

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ゴールデン・レトリバーのしつけはしやすい?

ゴールデン・レトリバーは確かに穏やかで優しい面を持った犬種ですが、大型の犬種である以上運動能力もパワーも人をはるかに超える能力を持っていることを忘れてはいけません。

また2歳~3歳まではやんちゃで元気な犬が多く、迎え入れた子犬の頃からしっかりとしつけをしておかないと、家具を壊されてしまったり、はしゃぎ過ぎて低血糖を起こしたりと、トラブル続きのペットライフになってしまうことがあるようです。

ゴールデン・レトリバーのしつけは子犬を迎えた時から、家のルールに従って家族全員が1貫した態度で接していくことが大切です。どのような場面でも常に犬に対して家族がリーダーシップをとって接していくことが必要で、甘やかしや家族が犬の要求に常に答えるような従属的な態度をとってはいけません。

また友好的な性格をしているゴールデン・レトリバーですが、小さなころから家族以外の人や他の動物と接する機会なく成長してしまうと、その友好性をうまく引き出してあげることができないようです。ゴールデン・レトリバーの友好的な性格をうまく引き出してあげるためには、小さな頃から積極的に家族以外の人や他の犬と触れ合う機会を設け、社会性を身に付けさせてあげることが必要です。

大型犬であるゴールデン・レトリバーのしつけは、チワワやシー・ズーのような小型の愛玩犬と同じ様に考えてはいけないようですね。やはり大型犬として規律のある生活をさせてあげることが必要になるようです。

ゴールデン・レトリバーの抜け毛と臭いは?

ゴールデン・レトリバーを室内で飼う時に気になるのは抜け毛と臭いの問題ではないでしょうか?

ゴールデン・レトリバーはほどよく長い上毛と、柔らかく密集して生えている下毛の2重構造になっているダブルコートという毛の構造をしています。ダブルコートの犬種は寒冷地で育種改良された犬種が多く、寒さから身を守るために密集した下毛が生えており、暖かくなると下毛が抜け変わることで暑さ寒さに対応できる仕組みになっています。

そのためゴールデン・レトリバーも春から夏にかけてと秋から冬にかけて換毛期があり、毎日のブラッシングでも対応しきれないほどの抜け毛があるようですね。

ゴールデン・レトリバーの本来の役割は猟師が撃ち落とした水鳥を水中から回収することです。冷たい水の中でも体温を奪われることなく作業をおこなうためには、下毛が水に濡れないようしっかりと上毛で弾いておく必要がありますね。上毛に十分な撥水性を持たせるためには皮脂の分泌を多くし、被毛に油分を持たせる必要があります。

体臭は皮脂の分泌が多いほど強くなる傾向があります。ゴールデン・レトリバーも例外ではなく、体臭は強い傾向があるようです。また垂れ耳なので耳の中が蒸れやすく臭いがしやすい点、大型犬なので小型犬よりもよだれの分泌が多く口周りの毛が汚れやすい点なども臭いの原因として気になるところですね。

また大型犬のため自宅で手軽にシャンプーをすることが難しい点も、抜け毛や臭いの対策として問題になるところのようです。ゴールデン・レトリバーを臭いや抜け毛が気にならない状態に保っておくためには、毎日のブラッシングや定期的なシャンプーなど被毛のケアに手間と時間をかける必要があるようです。

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ゴールデン・レトリバーのかかりやすい病気は?

ゴールデン・レトリバーなどの大型犬を飼う時に1番気になることが健康面ではないでしょうか?

小型の犬種であれば具合が悪くなった時も抱っこをして病院に連れて行くことができますが、メスでも25kg~32kgオスなら30kg~34kgにもなるゴールデン・レトリバーの場合は、力のない状態の犬を病院に連れて行くことは車であってもかなり困難なことです。

また犬の場合は小型の犬種よりも大型の犬種の方が寿命が短い傾向がある点も気になるところですね。ゴールデン・レトリバーがかかりやすいといわれている病気について知っておくことで、早めに病気の兆候を見つけてあげることが大切なようです。 

ゴールデン・レトリバーがかかりやすいといわれている病気には次のようなものがあります。

胃拡張胃捻転症候群

ゴールデン・レトリバーのような胸の深い大型の犬種に多い病気で、突然死の原因の1つになっています。胃にたまったガスで胃が拡張し、風船がひっくる返るように捻じれてしまう病気です。

捻じれることで排出口を失ったガスはそのまま胃に充満し拡張を続け、周囲の血管や臓器を圧迫しやがて全身の循環不全に陥ります。また捻じれた胃や捻じれる際に巻き込まれた臓器では壊死が進んでいくため、早期発見早期治療をしなければ命に関わる危険な病気です。

初期の症状としては急に腹部が膨らむ、嗚咽をするが吐けない、よだれが多くなるなどが現れます。救急の処置で胃の中のガスを外へ排出し、緊急手術で捻じれた胃の整復、胃洗浄、捻じれ防止のための固定をおこなう必要があります。

腫瘍性疾患

特に老齢期になってからの発症が多いのが腫瘍性疾患です。ゴールデン・レトリバーは良性・悪性ともに腫瘍ができやすい体質なので注意が必要なようです。

骨肉腫

骨の組織が癌化した状態のことで骨髄、皮質骨、骨膜などに発症します。犬の場合は骨に腫瘍できた場合悪性である確率が高く、特に大型~超大型と呼ばれる犬種の2歳と7歳~9歳が好発年齢だといわれています。また関節内への転移は少ないものの、肺への転移が多くみられるのも犬の骨肉腫の特徴です。

症状としては足に触ると硬い腫れができる、足を引きずるように歩く、歩くのを嫌がる、運動量が減るなどがあげられます。癌が小さく犬に体力があるような場合は外科的な手術と化学療法を併用した治療がおこなわれ、癌が進行している場合や高齢の犬の場合は化学療法や薬物療法による治療がおこなわれます。

いずれにしても致死率がとても高い病気で、手術と化学療法を併用したとしても10ヶ月程度の余命だといわれています。

悪性リンパ腫

リンパ組織が癌化した状態のことでリンパ肉腫とも呼ばれています。発症場所や症状によって多中心型、消化器型、縦隔型、節外型に分けられます。悪性リンパ腫が発症する原因ははっきりとはわかっていません。

治療法としては抗がん剤による化学療法がメインですが、抗がん剤での治療ができないようなケースには放射線療法が用いられます。

ただしどちらの治療もあくまでも完治させる治療ではなく、犬の生活の質(QOL)を維持し生活を楽にさせることが中心の治療で、残念ながら発症した場合は2年後の生存率は25%と低く致死率の高い病気になっています。

尿石症・尿路結石

膀胱などでできてしまった結石が尿道に詰まってしまう病気です。結成基の種類によって様々な病名がありますが、犬の場合は細菌性の膀胱炎などの尿路感染症が原因で起こると考えられている、ストラバイト結石が多くみられるようです。

結石で尿管が詰まってしまうのでおしっこが出にくくなり、重症化すると急性腎不全や尿毒症を起こすこともあります。

治療は内科的におこなわれる場合と外科的におこなわれる場合があり、投薬や処方食などを使用し結石を溶かして小さくしていく場合は長期に通院が、外科的に結石を除去する場合は高額な手術費が必要になります。また症状によっては抗生剤などの投薬や点滴治療がおこなわれる場合もあります。

ゴールデン・レトリバーの飼育費用は?

ゴールデン・レトリバーのような大型の犬種を飼う時には、小型犬とは比較にならない飼育費用と生活スペースが必要になることは覚悟しておかなければなりません。

まず子犬を迎えるにあたって用意しておかなければならない、ケージやキャリー、トイレなどの生活用品はすべて大型のものを用意しなければなりません。なかにはケージやキャリーを用意せずに子犬の頃から室内で自由に生活させている方もいらっしゃるようですが、しつけの面を考えるとあまりよいことではないようです。

できるだけ自宅内に犬の生活スペースを設け、寝る時や食事の時など人と犬が別に過ごす時間を作り、規律正しい生活を送らせるとよいでしょう。

次に食費ですがゴールデン・レトリバーは食欲旺盛な犬が多いため、エサにかかる費用も相応にかかることが多いようです。しかしもっとも気になるところは食餌アレルギーを持っている犬は多い点です。

食餌アレルギーを持っている犬の場合は、アレルゲンを抜いた療養食や手作り食を与える必要があります。療養食は一般的なドッグフードに比べて高額になるため、一般的なドッグフードを与えている犬と比較すると倍まではいきませんが、かなり負担が大きくなることが考えられます。

手作り食は作り方によって費用を抑えることができるようですが、手間と時間が必要になりますね。

医療費の面でも大型犬の場合は小型犬よりも1度にかかる医療費が高額になります。大型犬で注意が必要だといわれている胃拡張胃捻転症候群を発症した場合を考えると、手術費用だけで10万円を超える可能性があるといわれています。

もちろん病院によって設定料金は異なるので一概には言えませんが、大型犬を飼う場合は1度の医療費でかなり高額な請求があることも念頭に置いて、医療費の備えは十分にしておく必要があるようです。

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まとめ

ゴールデン・レトリバーの飼いやすさについて実際に生活をすることを考えて、色々と調べてみましたがいかがでしたでしょうか?

犬が好きな人にとって大型犬とともに生活をすることは憧れの1つですね。特にゴールデン・レトリバーは優しく上品な見た目だけでなく、性格的にも穏やかで人に対して愛情深いので、初めて飼う大型犬としておすすめの犬種であることは間違いないでしょう。

しかし注意が必要なのは大型犬と小型犬では力も運動量もそして飼育にかかる費用もまるで違うということです。愛情表現のつもりの飛びつきも、小型犬なら飼い主が事前にリードを引けば防ぐことができますが、ゴールデン・レトリバーがおこなえば飼い主も飛びつかれた相手も転倒してしまうことがあるのです。

大型犬と小型犬の違いをしっかりと理解して、大型犬用の準備を整えてから子犬を迎えることができるならば、ゴールデン・レトリバーは家族の1員として最良のパートナーとなってくれることでしょう。

ゴールデン・レトリーバーについて詳しく知りたい方はこちら
【ペットシッターが解説】ゴールデンレトリバーとの暮らしで注意すること

ゴールデン・レトリバーのエサの適量は?

ゴールデン・レトリバーのような大型の犬種を飼う場合に、1番気になるのはエサの適量ですね。特に大食漢で出されたものを何でも食べてしまうような傾向があるゴールデン・レトリバーの場合は、ペロリと食べて物足りなさそうな顔をされてしまうことが多いので、どのくらいの量をあげたらいいのか迷ってしまうことも多いようです。

でもゴールデン・レトリバーは肥満になりやすい犬種としても有名ですし、股関節形成不全など肥満が原因になる関節の病気にも注意が必要な犬種ですので、食べるだけ与えてしまうわけにはいきません。

では肥満を予防するにはどうしたらよいでしょうか?肥満を防止するためにはまずエサの適量を知っておくことです。エサの適量の割り出し方には色々な方法があります。ここでは一般的によく用いられる算出方法をいくつかご紹介します。

体重から割り出す方法

おおよそ体重の2.5%の量が適量といわれています。カロリーでいうと体重1kgあたり50~110カロリーの計算になります。

ただしこれは成犬の場合の計算になるので、成長期の子犬の場合は約2倍、逆にシニア期の犬の場合は2~3割少なめに与えるとよいといわれています。

パッケージの記載量を目安にする

市販のフードの場合はパッケージに給仕量が記載されているものがほとんどになります。記載されている量を目安に運動量や太り気味であるかなどを考慮して、エサの量を決めていくとよいといわれています。

係数から計算する方法

年齢や月例、体質などの係数を使用して1日に必要なカロリーを割り出す方法です。次のような式を使用します。

  • 安静時の必要エネルギー=70×(適正体重)の0.75乗
  • 1日の必要エネルギー=安静時の必要エネルギー×ライフステージ係数

ライフステージ係数

  • 4ヶ月まで:3.0
  • 4ヶ月以降体重増加が止まるまで:2.0
  • 避妊・去勢をしている成犬:1.6
  • 避妊・去勢をしていない成犬:1.8
  • 肥満気味の場合:1.2~1.4
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個体差にあわせたエサの適量の見極めは?

算出されたエサの量はあくまでもその体重ならばこれくらいという目安になります。犬にも性格や健康面に個体差があり運動量や消化能力も異なってきますので、ただ算出された量を与えていればよいというわけではないようです。

では個体差にあわせたエサの適量を見極めるにはどうしたらよいのでしょうか?もっともよい方法だといわれているのは便の状態を確認する方法です。

便が柔らかい状態が続く場合は与え過ぎ、逆にポロポロと硬い便が続く場合は少な過ぎだと考えられています。丁度よい便は硬さが耳たぶくらいの柔らかさで、拾うと便のあとが少し残るくらいがよいといわれています。

まずは算出されたエサの適量を目安に与えてみて、便の状態をみながら量を調整してあげるとよいですね。

月例や年齢によるエサの与え方

小型犬よりも子犬の頃の成長スピードの速い大型犬の場合は、月例や成長にあわせてこまめにエサの量や与え方、回数を変えていく必要があります。

前にも書きましたが犬にも個体差があり、子犬の頃の成長の速度もそれぞれの犬によって異なるので一概にあてはまるわけではありませんが、月例や年齢にあわせたエサの量や与え方はおおよそ次のようにいわれています。

2ヶ月~3ヶ月

このころに子犬を引き取った場合は、急な変化による胃腸障害を起こさないために、量や回数、食べ物の硬さなど基本的に引き取った時と同じようにして与えます。

自宅で出産した子犬の場合は、市販の離乳食やパピー用の高カロリーのフードを与えます。ドライフードの場合はお湯や犬用のミルクでふやかしてあげるようにしましょう。

食事の回数は朝、昼、夕、夜の4回、1日のエサの量は300g~370g程度が目安となります。

4ヶ月~5ヶ月

ドライフードの場合は便の様子を見ながら少しずつ硬い状態で食べられるようにしていきましょう。離乳食を与えていた場合はパピー用のフードに切り替えます。

おやつもこの時期から開始します。

食事の回数は3ヶ月までと同じく4回か夜を除いた3回が目安になります。1日のエサの量ですが370g~410g程度が目安だといわれています。

6ヶ月

成犬として体ができてきて体重の増加がおさまってきます。成犬用のフードに変えていく時期ですが、いきなり変えてしまうと胃腸障害につながってしまいます。もともと食べているフードに少しずつ混ぜて慣らしていくとよいでしょう。

便の状態が変わらないようなら1週間くらいを目安に切り替えていくとよいようです。

食事の回数も徐々に減らしていく時期になります。朝、昼、夕の3回から朝、夕の2回が目安となります。また1日のエサの量ですが5ヶ月までと同様に、370g~410g程度が目安だといわれています。

7ヶ月~1歳6ヶ月

体が出来上がってきますがまだ成長過程のため体重が安定しない犬が多いようです。ただしこの時期に高カロリーのエサを与え続けてしまうと肥満につながり関節への影響が心配されるので、高カロリーのパピー用の食事をやめて成犬用の食事へと、しっかりと切り替えましょう。

食事の回数は朝、夕2回、1日のエサの量は400g~450gが目安となります。

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1歳6ヶ月~7歳

できるだけ体重の増減のない状態を保つような食事に気を心がけます。成犬用のフードを与えていても体重が増えて行ってしまうような場合は、食事量を減らすかダイエット用のローカロリーの物に切り替えましょう。

その際はできればかかりつけの獣医師に相談し、適したフードをアドバイスしてもらうとよいですね。

食事の回数は朝、夕2回か朝の1回が目安になります。1日のエサの量は350g~420g程度が目安だといわれています。

7歳以降

シニア期に入ってきて消化機能や噛む力が衰えてきます。ドライフードの場合はふやかすなどして柔らかい状態の物を与えるようにしましょう。フードは高タンパク低カロリーのシニア用のフードに切り替えていくとよいでしょう。

食事の回数は1回~2回が目安ですが、歯が抜けたりして1回に多くの量を食べることが難しい場合は、1回の食事量を減らして回数を増やしてあげるようにしましょう。

1日のエサの量は7歳までと同様350g~420g程度が目安だといわれています。

食餌アレルギーには注意が必要

ゴールデン・レトリバーはアレルギー体質の犬が多いことでも有名な犬種です。アレルギーの原因となるアレルゲンにはハウスダストや花粉などの環境的なもの、ノミやダニなどの寄生虫などがありますが、特定の食べ物がアレルゲンになっていることも多くあり、食べ物を原因としたアレルギーのことを食餌アレルギーと呼ぶようです。

ゴールデン・レトリバーはアレルギー性の皮膚炎にかかりやすい犬種だといわれています。食べ物によるアレルギー性皮膚炎の症状は耳や目の周り、唇、わきの下、後ろ足のつけ根などにかゆみをともなう赤い発疹ができます。

食物アレルギーの原因の1つはタンパク質だといわれています。また犬はもともと穀物を消化することが難しいといわれており、消化不良やアレルギーの原因になってしまうことがあるようです。

アレルギーを起こしているアレルゲンの特定は、動物病院でアレルギー検査を受けなければはっきりとはわかりませんが、エサの量を調整しても便の状態がゆるかったり嘔吐をするような場合は、予め消化・分解されたたんぱく質を使用したフードやグレインフリーといわれる穀物を除いて作られたフードに切り替えてみるのもよいでしょう。

また発疹が出ていたり、やたらと痒がるなどのアレルギー性の皮膚炎が疑われる症状が現れている場合は、早めにかかりつけの獣医師に相談するようにしましょう。

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早食いには要注意!

ゴールデン・レトリバーは食べることが大好きな犬種なので、エサの食い付きがよい犬が多いようですね。元気よくガツガツと食べてくれるのは微笑ましいことですが、大型犬のゴールデン・レトリバーの場合は早食いには注意が必要なようです。

ゴールデン・レトリバーのような胸の深い大型犬が突然死する原因の1つに、胃拡張胃捻転症候群という病気があります。

この病気は胃にたまったガスで拡張した胃が捻じれてしまう病気です。捻じれた胃はどんどんガスをためてやがて他の臓器や血管を圧迫し循環不全を起こします。また捻じれた胃や捻じれる際に巻き込まれてしまった臓器は時間とともに壊死が進んで行くため、早期発見早期処置をしなければ命を落としてしまう恐ろしい病気なのです。

なぜ胃の中にガスが発生してしまうのかはっきりとした原因はわかっていませんが、エサの早食いと食事直後の激しい運動が病気を誘発しやすいといわれています。ゴールデン・レトリバーの場合はゆっくりと10分くらいかけて食事をさせ、食後は30分~1時間はゆっくりと安静に過ごすようにしつけてあげるとよいですね。

犬の早食いを防止するには水分が十分にあるエサを食べさせるのがよいといわれています。ドライフードの場合は水や犬用のミルクでふやかして与えたり、ウェットタイプの缶詰を混ぜて与えるとよいようです。また早食いを防止する工夫がされたエサ皿やおもちゃも販売されていますので、あわせて試してみるのもよい方法ですね。

早食いは膨満感を得ることができず肥満の原因にもつながります。慌てずにゆっくりと食べる癖をつけて、肥満と病気を予防してあげましょう!

ゴールデン・レトリーバーについて詳しく知りたい方はこちら
【ペットシッターが解説】ゴールデンレトリバーとの暮らしで注意すること

ゴールデン・レトリーバーのブリーダーとは


ゴールデン・レトリーバーは人気の犬種という事もあってか、ブリーダーの数も多いです。またアメリカ系・イギリス系ゴールデン・レトリーバーを専門に扱うブリーダーもいて、好みのゴールデン・レトリーバーを選ぶこともできます。

多くの優良ブリーダーは広い敷地で伸び伸びとゴールデン・レトリーバーを運動させており、チャンピオン犬を両親・祖父母に持つ子犬も多いようです。

対応も丁寧で親切、購入から受け取りまでに動画で子犬の様子を知らせてくれたり、遠方の場合にも出張して対面販売をしてくれるブリーダーもいますので、ご自身の状況に合わせて探してみてください。

ブリーダーから子犬を迎えるメリットとして、4つほど挙げさせて頂きます。

  • 親犬が明確なので、性格や成犬になった時の体格の予測ができる
  • 遺伝性疾患・感染症の管理がされているので健康な子犬が多い
  • 中間マージンがないので、ペットショップよりも安く良い犬が手に入る
  • 購入後に困った時は直接ブリーダーに相談ができ、専門的なアドバイスが貰える

ゴールデン・レトリーバーをブリーダーから迎え入れる時の注意点

どの犬種にも言える事ですが、まずは優良な信頼出来るブリーダーを探す事です。世の中には真摯にブリーディングを行っているブリーダーもいれば、「パピーミル」と言われるような子犬製造工場のようなブリーダーもいます。

出来る限り見学に行き、ブリーディングの様子を確認する事や、ブリーダーの人柄を確かめる事をされてください。見学を断るブリーダーとはまずお付き合いしない方が賢明でしょう。

ゴールデン・レトリーバーのブリーダーの探し方


優良なブリーダーはどのように探せば良いのでしょうか?優良ブリーダーや優良ブリーダーばかりを集めたポータルサイトをご紹介しますね!!

どれも誠実で親切なブリーダーばかりです。是非チェックされてみてください。

ブリーダー以外の探し方

ブリーダーからゴールデン・レトリーバーを迎えるのにはとてもメリットが多いです。ですが、ブリーダー以外にも「里親」という手段もある事を覚えておいて頂きたいです。

人気がある犬種ゆえに、保護件数も多いのが現状です。飼い主不在の可哀想なゴールデン・レトリーバーを救うためにも、里親になる事を検討してみるのも良いのではないでしょうか?

ゴールデン・レトリーバーの里親になる方法は下記リンクから知る事ができます。是非、ご一読されてみてください。

ゴールデン・レトリーバーの里親になるには?

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【ペットシッターが解説】ゴールデンレトリバーとの暮らしで注意すること

ゴールデン・レトリバーの被毛の特徴は?

ゴールデン・レトリバーの魅力の1つは、何といっても走ると柔らかくなびく金色の被毛ですね。ゴールデン・レトリバーは狩りで仕留めた水鳥を水中から回収してくる仕事をする、水中回収犬として生み出された犬種です。そのためゴールデン・レトリバーの被毛は、水の中で作業しやすい構造になっています。

ゴールデン・レトリバーの被毛は上毛と下毛の2重構造をしたダブルコートという毛の構造をしています。弾力のある上毛は金色をしていて油分が多く撥水性が高い毛質をしています。白く柔らかい下毛は密集して生えることで体温を毛の中に閉じ込め、その上を撥水性の高い上毛が覆うことで下毛が濡れず、冷たい水の中でも体温を奪われることなく作業ができるようになっています。

ゴールデン・レトリバーのようなダブルコートの犬種の特徴は、季節にあわせて下毛が抜け替わることで季節にあわせた体温調整をおこなっているところです。ゴールデン・レトリバーも春から夏にかけてと秋から冬にかけては、換毛期といわれる下毛の生え変わりの時期でかなり多くの毛が抜け落ちます。

美しいカラーといいほどよい長さといいゴールデン・レトリバーの魅力の1つでもある被毛ですが、抜け毛が多い点が難点なようですね。

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ゴールデン・レトリバーのスタンダードカラーは?

ゴールデン・レトリバーの日本でのスタンダードカラーについて、一般社団法人・ジャパンケネルクラブ(JKC)ではどのように定められているのでしょうか?

ゴールデン・レトリバーのスタンダードカラーはゴールドまたはクリームの色調であることと決められています。犬のゴールドは茶褐色のことをあらわしますが、同系のカラーでもっと赤みの強い赤褐色のレッドや、赤みがかった栗色のマホガニーなどはゴールデン・レトリバーのスタンダードカラーとしては認められていません。

またホワイトカラーが入ることがあるようですが、スタンダードとして認められているのは胸に入ることだけが許容されるとなっています。

アメリカ系とイギリス系とは?

ゴールデン・レトリバーはイギリス系とアメリカ系の2つのタイプの犬がいるようです。

ゴールデン・レトリバーのルーツは不明な点が多くはっきりとしたことはわかっていませんが、スコットランドの貴族でハンティング・ドッグの繁殖を手掛けていたツィードマウス卿が生み出した犬種であることは確かなようです。

ツィードマウス卿が生み出したゴールデン・レトリバーはツィードマウス卿の故郷のスコットランドだけでなく、イングランドでも人気を博していきます。最初の頃はイエロー・レトリバーとも呼ばれていたようですが、1920年にゴールデン・レトリバーに統一されました。この血統をひく犬がイギリス系のゴールデン・レトリバーとなるようです。

イギリスで人気を博したゴールデン・レトリバーは1890年代にアメリカやカナダへ持ち込まれ、そこでも人気の高い犬種となっていきます。1825年にはAKC(アメリカンケネルクラブ)でも正式に犬種として登録されるようになります。この血統をひく犬がアメリカ系のゴールデン・レトリバーとなるようです。

イギリス系とアメリカ系で何が違うのでしょうか?イギリス系とアメリカ系では体格も性格も異なるようです。

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イギリス系のゴールデン・レトリバーは骨太でがっちりとした犬が多く、アメリカ系のゴールデン・レトリバーよりも体高が低く小柄で鼻がやや短い犬が多いようです。性格的には大人しく落ち着いた犬が多いといわれていますが、狩猟犬としての本能が強くアメリカ系のゴールデン・レトリバーよりも人への依存度が低く自立心が旺盛だといわれています。

対してアメリカ系のゴールデン・レトリバーはイギリス系のゴールデン・レトリバーと比べるとスマートで体高が高くやや大柄な犬が多いようです。鼻の長さもイギリス系よりも長くツンとした形をしているようですね。

性格的にはアメリカ人の好みなのか陽気で好奇心旺盛なのが特徴で、人への依存度が高くとても甘えん坊な犬が多いようです。猟犬というよりは、人と一緒に挑戦できるドッグスポーツなどで活躍することができるタイプのようですね。

イギリス系とアメリカ系のもっとも大きな違いはカラーです。

イギリス系のゴールデン・レトリバーは目や鼻の色はブラックで、被毛のカラーはホワイト系のクリームの犬が多いようです。子犬の頃はホワイトであっても成長とともに茶系のカラーが現れる犬が多いのも特徴ですね。被毛はアメリカ系のゴールデン・レトリバーと比べて短く、柔らかなウェーブがかかっています。

アメリカ系のゴールデン・レトリバーは目の色は茶褐色で、鼻の色は成長とともにブラックから茶へと退色していくことが多いようです。被毛のカラーはイギリス系のゴールデン・レトリバーよりも濃く、濃淡のあるゴールド(茶褐色)の犬が多いようです。被毛はイギリス系のゴールデン・レトリバーとは異なりウェーブのかかっていないストレートの形状をしています。

日本では以前はアメリカ系のゴールデン・レトリバーが多かったようですが、最近では大人しく落ちつきがあるイギリス系のゴールデン・レトリバーも人気が高く頭数も増えているようです。

一般社団法人・ジャパンケネルクラブではイギリス系とアメリカ系の区別は付けず、どちらもゴールデン・レトリバーとして取り扱われています。そのためアメリカ系とイギリス系の血統が混ざっている犬もるようですが、それぞれの血統の容姿や性格を大切に考え、血統を守ってブリーディングを続けているブリーダーの方も多くいらっしゃるようです。

迎え入れた子犬がイギリス系とアメリカ系どちらの血統を引いているのかを知るためには、血統書を見て祖先犬の名前にKCと付く場合はイギリス系、AKCと付く場合はアメリカ系と判断するようです。

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まとめ

ゴールデン・レトリバーのカラーについて色々と調べてきましたがいかがでしたか?

ゴールデン・レトリバーのカラーの違いにブリーディングされてきた国の違いがあることがわかりましたね。ご紹介したイギリス系とアメリカ系の他にも頭数は少ないですがオーストラリア系といわれる犬もいるようです。

どの血統もそれぞれの国で愛され繁殖されてきた歴史があり、カラーだけでなく性格的にも個性があるようです。同じ犬種でこれだけ多くの血統があるのも、ゴールデン・レトリバーが人を魅力する犬種であることの証しかもしれません。

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ゴールデン・レトリバーは体臭が強いの?

柔和な顔立ちが可愛らしいゴールデン・レトリバーですが、残念ながら臭いが強い犬種として名前が上がることが多いようです。

インターネットなどでゴールデン・レトリバーの掲示板を除いてみても、「自分では慣れてしまって気にならないけど・・・。」と臭いで悩んでいる飼い主の方を多く見かけました。なかには「シャンプーしていれば気にならない。」という方もいらっしゃるので個体差はあるようですが、室内の臭いや撫でた時の手に付く臭いが気になる方が多いようですね。

ゴールデン・レトリバーの被毛は弾力のある金色の上毛(トップコート)と白く柔らかい手触りの下毛(アンダーコート)からなる2重の構造をしています。犬にはこのダブルコートの他にシングルコートと呼ばれる毛質があります。

シングルコートとは温暖な地方で育種改良された犬が多く、冬の寒さから体温を守る必要がないため、被毛の中の風通しが比較的よい毛の構造になっています。代表的なところではトイ・プードルや、ヨークシャー・テリア、マルチーズなどがシングルコートの犬種となります。

それに対してダブルコートは上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)の2層構造となっており、寒冷地で育種改良された犬が多いため、下毛によって体温を守るような構造になっています。代表的なところではコーギー、ポメラニアン、スピッツなどがダブルコートの犬になります。

このようにダブルコートの犬種はシングルコートの犬種に比べて、被毛の中に風を通しにくい構造になっているため臭いが被毛の中にこもりやすく、一般的にはダブルコートの犬種の方がシングルコートの犬種よりも臭いが強いといわれています。

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犬の体臭とは?

犬の臭いで1番気になるのは犬の体臭ですね。体臭は人でも犬でも同じ仕組みで臭いを発しています。体臭は汗と皮脂が混ざったものが皮膚上で酸化し、脂肪酸へと変化したものを雑菌が分解・発酵させる際に発する臭いです。「でも犬って汗をかかないんじゃないの?」と思う方も多いのではないでしょうか。

汗には体温を調整するためにかく汗と、生殖のためのフェロモンを分泌するための汗の2つの種類の汗があり、それぞれ異なる汗腺から分泌されます。犬は体温を調整するための汗腺は体の限られたところにしかなく少ないのですが、フェロモンの混ざった汗を分泌する汗腺は全身にあります。このフェロモンの混ざった汗が体臭の原因となる汗なのです。

具体的には次のようになっています。

エクリン腺

主に体温調整のための汗腺で、人の場合は全身にあるのに対して犬の場合は足の裏や鼻の頭などの限られた場所にあります。そのため犬は汗による体温調整が苦手だといわれているのです。このエクリン腺からの汗は、ポップコーンと形容されるような少し香ばしいような臭いを発します。ソファーや絨毯など犬が歩くような場所の家具が臭う原因はこのエクリン腺からの臭いによるものだといわれています。

アポクリン腺

この汗腺が臭いを発する汗腺で、人の場合は腋の下などの特定の場所にだけあるのに対して犬の場合はほぼ全身にあります。このアポクリン腺から分泌される汗にはフェロモンが含まれており、エクリン腺から分泌される汗よりも臭いの強い汗になっています。

このフェロモンを含んだ臭いの強い汗を分泌するアポクリン腺は、もう1つの臭いの原因である皮脂を分泌する皮脂腺とつながっています。

そのためアポクリン腺から分泌される汗は2つの臭いの原因である、フェロモンと皮脂が混ざった状態で分泌されることになりこの汗が酸素に触れて酸化し脂肪酸へと変化した結果、脂肪酸を好物とする雑菌が繁殖することによって強い臭いを発する体臭となるのです。

ゴールデン・レトリバーの臭いが強いといわれる原因の1つが皮脂の分泌が多いことです。これはゴールデン・レトリバーがもともと水中回収犬として水の中での作業が多かったためだと考えられていますが、アポクリン腺から分泌される汗が脂肪酸へと変化する時に皮脂の割合が多いほど早く脂肪酸に変化するようです。そのため皮脂の分泌の多いゴールデン・レトリバーは体臭が強い犬種ということになります。

体臭をケアする方法は?

ゴールデン・レトリバーの体臭を抑える方法は被毛のケアをおこない、毛や皮膚にある皮脂を適量に保つことが大切です。そのためにはブラッシングやシャンプーを正しく定期的におこなう必要がありますね。

また臭いの原因となっている皮脂の分泌を抑えるためには、食べているエサを見直すのもよいようです。

ブラッシング

ゴールデン・レトリバーのようなダブルコートと呼ばれる被毛の場合は、抜けた下毛が上毛に絡んで毛玉になったり、取り残された状態で肌に残っていると蒸れて臭いの原因になるだけでなく皮膚病の原因にもなります。

またゴールデン・レトリバーの豊かな長い被毛はゴミをからめ捕りやすく、からんだゴミが見つけにくい毛質をしています。ゴミをからめたままにしておくと、雑菌が繁殖しやすく臭いの原因になってしまいます。

できれば1日1回、換毛期には朝晩の散歩後などにこまめにブラッシングをしてあげるとよいでしょう。

ゴールデン・レトリバーのブラシングはまずスリッカーブラシを使用して、毛玉や抜け毛を取り除き、毛のもつれをといていきます。スリッカーブラシは皮膚に強くあててしまうと皮膚を傷めてしまうので、力を入れずに肌に平行に梳いていきます。

最後にコームを使用して梳き残しがないか確認しながら被毛の艶をあげて仕上げます。

シャンプー

シャンプーですが臭いが気になるからといってあまり頻繁におこなうと、雑菌から皮膚を守るために必要な皮脂まで落としてしまうことになり、かえって臭いの原因になってしまうことがあります。

適切なシャンプーの頻度は犬の皮膚や被毛の状態によって異なりますが、おおよそ月に1回~2回、皮脂の分泌が盛んになる夏場は月に2回~3回くらいのシャンプーが理想的なようです。

ゴールデン・レトリバーは水中回収犬であったこともあり、とても撥水性の高い被毛をしています。そのためしっかりと毛をかき分けるようにして洗わないと、皮膚まで洗うことができない毛質になっています。

被毛を洗っているだけでは臭いの予防にはなりませんね。シャンプーをする際は皮膚をしっかりと洗うように心がけましょう。

食事の見直し

臭いの強弱の原因でなる皮脂ですが、脂質やたんぱく質の多い食事を続けると分泌が増加する傾向があるようです。特に動物性の脂肪は皮脂の分泌を盛んにしてしまうようで、動物性脂肪が多く含まれたフードやおやつをあげていると分泌が促進されてしまうようです。

他の犬よりも臭いが強いなと感じた時は、食事やおやつの内容を動物性の脂質とタンパク質の少ない物へ切り替えていくとよいでしょう。

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注意しておきたいゴールデン・レトリバーの臭い

「犬くさい」という臭いの中には体臭以外の臭いが含まれていることが多くあります。特に耳の周りの臭いや口の周りの臭いなどは、どこが臭っているのかわからず漠然と「犬くさい」といわれてしまうことが多いようですね。

犬の体臭自体は個を識別するための臭いであって病的なものではありませんが、体臭以外の臭いにはそのまま放置しておくと病気につながってしまうものもあります。犬が臭うと感じた時はどこが臭っているのかしっかりと特定してあげるとよいですね。

ここではゴールデン・レトリバーで注意しておきたい臭いをご紹介します。

耳の臭い

ゴールデン・レトリバーで特に注意しておきたいのがこの耳の臭いです。小ぶりな垂れ耳はゴールデン・レトリバーのチャームポイントの1つですが、垂れ耳の犬種は立耳の犬種に比べて耳の中が蒸れやすく、耳の臭いの原因である黒くベタッとした耳啞が溜まりやすい構造になっています。この耳垢が溜まった状態を放置しておくと雑菌が繁殖し外耳炎になる可能性があります。

毎日のブラッシングの際に一緒に耳の中をチェックしてあげましょう。特にゴールデン・レトリバーの場合は耳の中に耳毛が生えているので、汚れがたまりやすく臭いの原因になることが多いようです。定期的に耳毛を抜いて耳の掃除をしてあげましょう。

耳掃除の頻度ですが耳の中の皮膚はとてもデリケートなので、あまりやり過ぎるとかえって傷つけてしましまい逆効果になってしまうこともあるようです。臭いの気にならない状態であれば週に1回~2回の頻度でよいといわれています。

耳毛を抜くためにはイヤーパウダーやカンシ、イヤーローションなどの道具が必要です。自分で抜くのが心配な場合は、定期的に動物病院で抜いてもらうとよいでしょう。成犬になってから始めると嫌がって施術が難しくなるので、小さな頃から行うとよいようです。

耳毛の処理をした後で黒くベタッとした耳垢がたまっている場合は、耳そうじ専用のウェットティッシュなどのケア商品を使って耳の汚れを拭いてあげます。この耳垢が悪臭の原因になるので、できるだけ綺麗にふき取ってあげましょう。

奥の汚れは無理に綿棒などを使用して取ると鼓膜を傷めてしまう可能性があります。専用のイヤーローションを使用して耳垢を浮かしとるようにします。イヤーローションの使い方がわからない場合や汚れがひどい場合は、獣医師やトリマーなど専門の知識のある方にお掃除をお願いするのとよいでしょう。

定期的に耳の掃除をしているのに耳からの悪臭がおさまらない場合は、外耳炎などの耳の病気を発症している可能性があります。できるだけ早めに獣医師の診察を受けるとよいですね。

歯周病などによる口臭

ゴールデン・レトリバーで耳の臭いに次いで注意しておきたい臭いが、口の周りの臭いです。口臭は特に老齢になってから気になってくる臭いの1つですが、原因は歯についた歯垢です。歯垢は歯についた食べかすに菌が付着し繁殖したもので、この歯垢が石灰化したものが歯石になります。この歯垢から歯石ができることを繰り返すことによって、歯茎や歯自体に菌が繁殖し炎症などをおこすのが歯周病です。

歯周病を予防するには毎日のデンタルケアで歯垢をためないことが大切です。そのためにはできるだけ小さな頃から歯磨きのトレーニングをし、歯磨きに苦手意識をなくしておくとよいですね。またデンタルガムなどを使用するのもよい方法でしょう。

それでもなかなか完全に防ぐことは難しいものです。少しでも異臭を感じたら早めに獣医師に口腔内チェックをしてもらうとよいでしょう。

目やに涙やけの臭い

目の周りにいつも目やにや涙やけがあるとその部分の皮膚や被毛が濡れた状態が続いてしまい、そこに雑菌が繁殖し臭いを放つことがあります。長毛種の犬種の場合は毛が目に入りやすく、涙やけを起こす犬が多いようです。

できれば1日数回目の周りをチェックして、気になる場合は優しく拭いてあげるとよいでしょう。

肛門腺からの臭い

犬が自分の臭いを付けるための臭いを貯めておく袋を肛門腺といいます。肛門腺は字のごとく犬の肛門付近にあり、排泄と一緒に臭いを排出する仕組みになっています。

ただうまく排出されていないような場合、お尻のあたりから強い臭いを放ち始め、放っておくと破裂してしまうこともあります。肛門腺はトリミングの際や動物病院などで絞ってもらうことができますので、定期的に絞ってもらい臭いの軽減につなげるとよいでしょう。

皮膚病にも注意が必要

ゴールデン・レトリバーは体質的に皮膚病にかかりやすい犬種だといわれています。前にも書いたとおり皮膚病は独特な臭いを放つものが多く、犬がくさいと感じる原因の1つになっています。

いつもと同じケアをしているのに臭いが強くなったり、フケが多くなるなどの症状がみられたら、早めに動物病院へ相談してみるのとよいですね。ここではゴールデン・レトリバーがかかりやすい皮膚病をご紹介します。

アレルギー性皮膚炎

アレルギーを起こす原因としては食べ物によるもの、ノミやダニなどの寄生虫、ハウスダストや花粉などの環境的な要因が考えられ、それらのアレルゲン(アレルギーを起こす元となる物質)が肌についたり、呼吸とともに吸い込んだりすることで発します。

症状としては痒がって手足を噛んだり、足でかくと大量のフケが出たりするようになります。重症化していくと脱毛を起こしたり、患部が赤黒くなり皮膚が分厚くなるなってしまったりします。

治療方法はアレルゲンによって異なりますが、早期の発見で重症化する前に治療を始めることが大切なようです。

脂漏性皮膚炎・マラセチア皮膚炎

犬の皮膚に共生している酵母の一種であるマラセチアが、犬の免疫力の低下や脂質の過剰分泌などの要因が複数重なることで、病原体へと変異することが原因で発症する皮膚病です。マラセチアは耳の中にも存在し耳の中で起こると外耳炎になります。

症状としてはフケが多くなり脂っぽい滲出物がでて被毛がべとつき、カビのような悪臭を放ちます。ひどくなると脱毛してしまうこともあります。

膿皮症

皮膚の上で菌が異常繁殖することで化膿し膿を排出している状態をいいます。表皮、真皮、皮下組織のどの個所でも発症する可能性があります。90%が犬と共生しているブドウ球菌が、皮膚の細菌バランスの崩れによって引き起こす病気です。脂漏症と同様で細菌のバランスを崩す原因となった病気により併発している可能性があり、まず基礎疾患の治療をおこなう必要があることが多い病気です。

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口の周りはいつも清潔に!

ゴールデン・レトリバーはよだれの量が多い犬種としても知られています。よだれそのものも臭いの原因の1つですが、よだれを付けたまましておくと皮膚がただれて皮膚病の原因になってしまうこともあります。

またゴールデン・レトリバーのような長毛の犬種の場合はエサを食べた後や、水を飲んだあと口の周りにエサや汚れが付いてしまうことがあります。特に子犬のころのふやかし食や缶詰のような柔らかいエサを与えている場合、口の周りの毛にエサの汁やエサがこびり付いて臭いの原因になることがあるようです。

よだれが出やすい運動後や食事の後には濡れたタオルで口の周りをしっかりと拭き取ってあげるとよいですね。また顎の下も汚れやすい部分になりますので、しっかりと顎を上げて拭き取ってあげるようにしましょう。

口の周りの毛にエサやゴミが付いてしまっている場合は、コームを使用して汚れをしっかりと取り除いてから拭いてあげるとよいですね。気が付かずに毛玉になってしまっていたような場合は、蒸しタオルなどを使用して毛玉をふやかして柔らかくなったところをコームで梳いてほぐしてあげます。無理に引っ張るようなことをすると肌を傷めてしまうので、毛が引きつれないように優しくときほぐしてあげましょう。

ゴールデン・レトリーバーについて詳しく知りたい方はこちら
【ペットシッターが解説】ゴールデンレトリバーとの暮らしで注意すること

ゴールデン・レトリバーの抜け毛はなぜ多いの?

ゴールデン・レトリバーで調べてみると「1回掃除機をかけたら紙パック式なら間違いなく満タン。」や「空気清浄器はあっという間に目詰まりします。」など、抜け毛の量が多いことが伝わってくるものを多くみまけます。

ではなぜゴールデン・レトリバーの抜け毛は多いのでしょうか?犬の抜け毛の量は根の長さよりも毛の生え方によって違いがあるようです。具体的には次のようになっています。

シングルコート

一般的にシングルコートと呼ばれる犬種は抜け毛が少ないといわれています。

シングルコートとは温暖な地方で育種改良された犬が多く、冬の寒さから体温を守る必要がないため、人と生活しやすいように抜け毛の少ない犬へと改良されたという説が有力です。代表的なところではプードルやマルチーズ、ヨークシャー・テリア、パピヨンなどがシングルコートの犬種となります。

ダブルコート

ダブルコートと呼ばれる犬種は春から夏にかけてと秋から冬にかけて換毛期と呼ばれる毛の抜け変わりの時期があり、この時の抜け毛は犬が体を振ると毛が舞い上がるほどになります。

ダブルコートは上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)の2層構造となっており、シングルコートの犬が温暖な地域で育種改良されたのに対して、寒冷地で育種改良された犬が多く、下毛が抜け替わることによって季節にあった体温調整をしているといわれています。代表的なところではコーギー、ポメラニアン、スピッツなどがダブルコートの犬になります。

ゴールデン・レトリバーは抜け毛の多いダブルコートの犬種のため、日々の抜け毛はもちろん特に換毛期には大量の抜け毛が発生します。また体も大きく毛の量も豊富なため、小型のスピッツやポメラニアンなどよりも抜け毛の量は多くなります。

ゴールデン・レトリバーを飼う時は抜け毛があることを理解した上で、抜け毛の対策について考えておくとよいですね。

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抜け毛対策に有効な方法とは?

最近では大型犬でも室内で飼育することが多くなってきていますね。ゴールデン・レトリバーと室内でともに快適に過ごしていくためには、抜け毛を対策は不可欠なものになります。イライラせずに楽しく生活していくためにはどのような対策があるのでしょうか?

  • 抜け落ちる毛をできるだけ少なくする
  • 抜け毛を付きにくくする
  • 抜けた毛をすぐに片づけられるようにする

それぞれに有効な対策を考えてみましょう。

抜け落ちる毛を少なくする方法

ブラッシング

抜け落ちる毛を少なくする方法でもっとも有効なのが、愛犬をこまめにブラッシングしてあげることです。

ゴールデン・レトリバーの場合は抜けた下毛が柔らかく長い上毛に絡んで毛玉になったり、ゴミやダニ、ノミなどをからめてしまいやすい毛質をしているので、抜け落ちの対策のためだけでなく皮膚病や寄生虫の予防のためにも、しっかりとブラッシングをしてあげる必要があるようです。

できれば1日1回、換毛期には朝晩の散歩後などにこまめにブラッシングをしてあげるとよいでしょう。

ゴールデン・レトリバーのブラシングはまずスリッカーブラシを使用して、毛玉や抜け毛を取り除き、毛のもつれをといていきます。スリッカーブラシは皮膚に強くあててしまうと皮膚を傷めてしまうので、力を入れずに肌に平行に梳いていきます。

最後にコームを使用して梳き残しがないか確認しながら被毛の艶をあげて仕上げます。

シャンプー

犬のシャンプーは回数が多すぎても少なすぎても逆効果になってしまいます。おおよそ月に1回~2回、皮脂の分泌が多くなる夏場は月に2回~3回のシャンプーが理想的だといわれています。

人間用のシャンプーは犬にとっては刺激が強すぎるので必ず犬用のシャンプーを使用します。シャンプーに希釈するように書いてある場合は、その通りにぬるま湯などで希釈して予め用意しておきましょう。

スポンジを用意しておくと顔を洗う時に目や耳に水を入れることなく顔を洗うことができるので便利です。

またシャンプー前には必ずブラッシングをして抜け毛や汚れをおとしておきましょう。ブラッシングをおこなわずにシャンプーをしてしまうと、汚れた死毛が絡まりフェルトのような状態になってしまいます。しっかりと毛を梳いてからシャンプーをするようにしましょう。

シャンプーのあとは自然乾燥をさせずに、ドライヤーを使用してしっかりと乾かしましょう。生乾きの状態で放置しておくと雑菌が繁殖し、体臭や皮膚病の原因になることもあるので注意が必要です。

洋服を着せる

毛の抜け落ちを予防するには洋服を着せるのも効果的です。洋服を着せる対策方法は日中はお気に入りのお出かけ着を、寝る時は着心地がよく通気性のよい部屋着を着せてあげるなど、飼い主も楽しみながら対策ができるところがよいところです。

特に車に乗せて出かける時や旅行先など、抜け毛が付いてしまうのが気になるような場所へ連れていく時は、洋服を着せて抜け落ちを予防しておくと飼い主の気持ちも楽になりますね。

ただし着せっぱなしはやめましょう。どうしても洋服を着せていると服の中が蒸れてしまうので、皮膚病の原因になってしまいます。

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抜け毛を付きにくくする方法

抜け毛で1番気になるのはソファーなどの布製の家具や洋服に、抜け落ちた毛が付いてしまったときですよね。特に起毛しているような布の場合は、抜け毛が絡んでしまってなかなか取れにくくお掃除も大変です。

家具の場合は抜け毛の付きやすい布を使った家具には、滑りのよい布でカバーをしておいたり、カーペットなどは毛足の短いものに取り換えておくなどの工夫をするとよいですね。

洋服の場合は普段に着る洋服をできるだけ抜け毛が付いても目立たない色や、抜け毛の付きにくい素材の物を選ぶようにする、外行きの服を着ている場合はできるだけ抱っこをしない、抱っこをする時はエプロンなどを着用するなどの対策をしてみてはいかがでしょうか?

抱っこではなく膝にのせるような場合は、専用のラグを膝に敷いてからのせるようにすると、毛が洋服に付くことを防ぐことができます。

抜けた毛をすぐに片づけられるようにする方法

どんなに対策をして注意をしていても、抜け毛のあるゴールデン・レトリバーのような犬種を飼う場合は、抜け毛が家具や床に落ちてしまうものです。

毎日長い時間をさいて抜け毛の掃除をするのはとても大変です。抜け毛の掃除はためずに気が付いた時にさっととるのがコツです。

気になる時に簡単に片手で操作できるハンディークリーナーなどを用意しておくとよいでしょう。フローリングの床にはウェットタイプのハンドワイパーがソファーや絨毯などには粘着ローラーが効果的なようです。

また家具の配置を掃除がしやすいように変えておくのもよい方法ですね。

サマーカットは抜け毛対策に有効?

抜け毛の対策の1つとして、被毛を短くカットしてサマースタイルにしてしまうという方法があります。

確かに短く切ったサマーカットは、飼い主にとってはブラッシングやシャンプーなどの日々のケアが楽ですし、抜け落ちる毛も短いため気にならないという利点があります。また犬にとっては被毛の風通しも良くなるので、暑い夏を涼しく快適に過ごすことができますね。

しかし犬の毛を短くカットする場合には注意が必要なようです。

犬の皮膚は人よりもはるかに薄く敏感です。全身を短く切ってしまうサマーカットにすることは抜け毛対策や暑さの対策にはよいことですが、本来被毛が豊富にあることで守られている肌をケガや紫外線、虫刺されなどから無防備な状態にしてしまうことでもあるのです。

またはっきりとした原因はわかっていませんが、バリカンを使用して短く刈り込むようなカットしてしまうと、バリカンを使用した部分の被毛が伸びなくなってしまったり、毛ぶきが悪くなるなどの症状が現れることがあるようです。

抜け毛の対策としてサマーカットにするのは有効的な方法のようですが、カットの仕方やカットする長さには注意をしてあげたいところですね。

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おおらかな気持ちで対応が1番!

ゴールデン・レトリバーの抜け毛について調べてみましたがいかがでしたでしょうか?

ゴールデン・レトリバーは才色兼備という言葉がぴったりな犬種だといわれるほど賢く、人も他の動物も大好きで愛嬌たっぷりな魅力的な犬種です。家庭に迎えれば最良のパートナーとなってくれることでしょう。

そんなゴールデン・レトリバーと一緒に暮らしていくためには、抜け毛を楽しんでしまうくらいの気持ちが大切なようですね。

粘着性の弱い粘着ローラーで愛犬をコロコロしてしまったり、撫でる時に滑り止めの付いた軍手を使うことでブラッシングのかわりにするなど面白い方法で抜け毛の時期を乗り切っている方も多いようです。

調べてみると中には愛犬の抜け毛を利用してぬいぐるみを作ってしまったり、丸めて毛玉ボールを作っておもちゃとして使用したりと、積極的に抜け毛を利用している方もいらっしゃいました。そのくらいの気持ちでおおらかに楽しく対応してあげるのが1番のようですね。

ゴールデン・レトリーバーについて詳しく知りたい方はこちら
【ペットシッターが解説】ゴールデンレトリバーとの暮らしで注意すること

ゴールデン・レトリバーにおすすめの保険は?

残念ながらゴールデン・レトリバーは他の犬種に比べても、高額な医療費が必要な病気にかかるリスクが高い犬種だといわれています。また糖尿病や皮膚炎など長期渡る通院が必要になる病気にかかる可能性も考えられますね。

その点を踏まえて考えると次のようなことを考慮して保険を選ぶとよいようです。

  • 長期通院の必要な病気に備え、通院の補償日数や回数が十分もしくは制限なしのもの
  • 回数制限よりも1日の支払額に注目して、手術・入院補償の手厚いもの
  • 1回の事故(傷病)に対しての上限がないものもしくは補償が十分なもの

考慮すべき点ふまえてゴールデン・レトリバーにおすすめの保険を考えてみました。

アニコム損害保険(株)

ペット向け保険の業界大手の実績があり、動物病院との提携件数も多くお会計の窓口でペット保険証を提示するだけで保険を使うことができるのが特徴です。

プランは2つのプランが用意されており、かかった医療費の70%を保険で負担してくれる「ふぁみりぃ70%プラン」と、50%を負担してくれる「ふぁみりぃ50%プラン」になります。

ただし通院・入院の利用回数に制限があるので、長期通院の場合には利用の仕方を考えて使用する必要があります。

アイペット損害保険会社

アニコムと同様に提携の動物病院で加入者カードをみせるだけで保険を使うことができます。

保険料はやや高くなりますが通院から入院・手術までを幅広く補償してくれる「ペット保険うちの子」の50%補償プランと70%補償プラン、手ごろな保険料で高額になりがちな手術の費用に特化した「ペット保険うちの子ライト」の3つのプランがあり、備えたい内容にあわせてプランを選ぶことができます。

またペットが他人にケガをさせてしまった場合の損害賠償を補償する、ペット賠償責任を特約として付けることができます。

GIガーデン少額短期保険・いぬとねこの保険

年間補償額はプランによって決まっていますが、支払い回数の制限や1日当たりの限度額などの制限がないのが特徴です。谷型保険料体系という独特の保険料計算をおこなうので、0歳から3歳までは保険料が下がっていき、3歳から加齢による保険料加算がはじまるのも特徴的です。

プランは保険料はやや高くなりますが入院、通院、手術のすべてを補償してくれ賠償責任特約の付帯も可能な「プラチナ90%プラン」「プラチナ70%プラン」「プラチナ50%プラン」、通院に特化した補償内容で賠償責任特約の付帯も可能な「ゴールド90%プラン」「ゴールド70%プラン」「ゴールド50%プラン」、手術のみを補償する「パール70%プラン(使用回数に制限有)」の7つのプランがあります。それぞれの%は医療費の負担%をあらわしていて、90%プランを選択した場合は医療費の90%を保険で負担してくれます。

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補償と保険料のバランスをよく考えましょう

今回ご紹介した保険は、ゴールデン・レトリバーの場合は高額な医療費が必要な病気にかかるリスクが高いこと、また糖尿病などの慢性的な病気にも注意が必要なことなどから、保険料は高めでも補償の内容が幅広い保険を選ばせていただきました。

前にも書きましたが残念ながらゴールデン・レトリバーは他の犬種と比較して、高額な医療費が必要となるリスクが高い犬種だといわれていますので、飼う場合には医療費への備えは不可欠な犬種だといえます。

しかし病気の種類によって医療費のかかり方は異なってきます。例えば胃拡張胃捻転症候群などの場合は発症した時に1時的に高額な医療費が必要となりますし、糖尿病などの慢性的な病気にかかった場合は長期にわたって定額の医療費が必要になりますね。

このようにさまざまなリスクが考えられるゴールデン・レトリバーの場合は、どのケースに対して保険で補償してもらいたいのかを明確にして、保険料と自分たちの考えている補償内容とのバランスがよい保険を選ぶこと大切です。

ゴールデン・レトリーバーについて詳しく知りたい方はこちら
【ペットシッターが解説】ゴールデンレトリバーとの暮らしで注意すること

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