2017年6月8日更新

日本の安全は犬によって守られている?!麻薬探知犬とは?

ペット生活



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空港で預け荷物を受取所で待っていると、空港職員に連れられた犬が受取所内を楽しそうに歩き回っていた。そんな光景を時々目にしたことがあるかもしれません。一体この犬は何をしているのでしょうか。散歩?いえいえ、しっかりとお仕事をしているんです。あなたが目にした犬は、実は麻薬探知犬です。麻薬探知犬はわたしたちの安心安全を守るために大きな役目を担ってくれています。
今回は、麻薬探知犬のお仕事や訓練などについて調べてみました。

 

麻薬探知犬って何するの?


「麻薬探知犬」。時々ニュースなどでも耳にしますよね。一体どんなことをする犬なんでしょうか。
麻薬探知犬は、その名の通り、においを頼りに麻薬を探し出すことを仕事とする使役犬です。麻薬は多くの場合、海外から日本に持ち込まれますが、その密輸入を防ぐため力を発揮するのが麻薬探知犬です。

麻薬探知犬の活躍場所は、空港や港、そして国際郵便局など。人間の1億倍とも言われる嗅覚を武器に、国の入り口となるそれらの場所から麻薬が国内に入らないよう、目を、いや鼻を光らせているのです。
麻薬探知犬は、麻薬を見つけるとそれをハンドラーと呼ばれる職員に知らせます。知らせ方には2通りあり、麻薬のにおいがする場所を引っ掻いて知らせるアグレッシブドッグと、その場所で座って知らせるパッシブドッグがいます。

日本で麻薬探知犬が導入されたのは昭和54年のことで、2頭の麻薬探知犬を配置したことが始まりです。現在では、全国で120頭を超える麻薬探知犬が日夜働いています。

どんな犬でもなれるの?向いている犬種や性格


人間よりはるかに優れた嗅覚を持つ犬たち。しかし、どんな犬でも麻薬探知犬になれわけではありません。においを嗅いで探し出す能力がより高い犬のみ麻薬探知犬になることができます。
特に犬種を限定しているわけではありませんが、日本で活躍している犬種としては、ジャーマンシェパード、ラブラドールレトリバー、ゴールデンレトリバー、フラットコーテッドレトリバーの4種類です。
麻薬探知犬には、次のような資質が必要とされています。

① 動くものに対して興味を示す
② 物を投げると、くわえて持ってくる
③ 持ち帰ったものに対する独占欲が強い
④ 人見知りをしない
⑤ 行動が積極性に溢れ、生き生きとしている
⑥ どんな場所でも恐れない

 

麻薬探知犬になるためにどんな訓練をするの?

麻薬探知犬になるためには、東京にある訓練センターで約4ケ月のトレーニングを受けます。
トレーニングには4つの段階があり、最初は馴致訓練と呼ばれる訓練で、麻薬探知犬となって様々な場所に行くために環境に慣れる訓練を4週間かけて行います。
次に、いろいろな場所に隠された大麻類を発見する訓練を行います。最初は、簡単に見つけられる場所から始め、徐々に難易度を上げて分かりにくい場所にも隠していきます。この訓練に8週間かけます。
第3段階は覚せい剤やヘロインを発見する訓練。4週間行います。
そして最後の第4段階では、現場訓練を行います。実際の検査場などに向かい、これから働く実際の現場での訓練を2週間行います。
こうして、優秀な麻薬探知犬が誕生していくのです。

水際の監視役!麻薬探知犬


水際で活躍する麻薬探知犬。平成元年以降でも、大麻やコカイン、ヘロイン、MDMA、あへんなど数々の麻薬を見つけ出し、摘発に貢献しています。
わたしたちの安心安全な生活を守るために働いてくれて、本当に感謝ですね!

 
 

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