2017年6月12日更新

盲導犬の誕生から訓練方法~盲導犬のことを知ろう~

ペット生活



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目が見えない人や見えにくい人のパートナーとして働く、盲導犬。
公共交通機関やお店でも、同伴のマークを目にすることはよくありますね。
ここでは、盲導犬の誕生から訓練、その役割についてポイントごとに紹介していきます。

 

盲導犬とは?

盲導犬は、「身体障害者補助犬法」に基づいて、特別な訓練を受けて認定された犬です。
目が見えない人や見えにくい人が行きたい所に出かけられるよう、安全に歩く手伝いをするため、公共施設や交通機関、飲食店やスーパー、ホテルなど様々な場所にパートナーとともに同伴することができます。

盲導犬に向いている犬は?


盲導犬に向いているのは、ラブラドール・レトリバーとゴールデン・レトリバーとされています。
レトリバー種は、もともと狩猟犬として人と一緒に働く犬です。
そのため、環境に適応する能力が高く、人間と仕事をすることが大好きな性格の犬なので、盲導犬に向いているのですね。
また、盲導犬を務めるためには、身体の大きさが重要です。
レトリバー種は、人を安全に誘導するためにちょうどいいサイズ。
チワワやヨークシャーテリアのように小さすぎては、パートナーを安全に誘導することができませんし、セントバーナードのように大きすぎては電車に乗ったり、人混みを歩くのに向いていません。
優しい目を持つ外見が、周りの人に威圧感を与えないという点でも大切なポイントです。

 

盲導犬になるには?何歳まで仕事をするの?

仔犬期の過ごし方

盲導犬候補の仔犬は、生後2か月になるとお母さん犬や兄弟犬たちと離れ、パピーウォーカー(仔犬飼育ボランティア)の家庭に1歳まで預かってもらいます。
家族の一員として愛情たっぷりに育てられることによって「人と一緒にいることが楽しい」と自然に考えられるようになり、社会性が養われます。

訓練スタートから盲導犬としての活躍

1歳になると、パピーウォーカーの家庭から盲導犬協会に戻ってきて、盲導犬の訓練がスタートします。
犬によって訓練期間は半年から1年と幅がありますが、様々な訓練とテストを受けて合格した犬が、約2歳から盲導犬としての生活がスタートします。

引退する時

それから約8年、10歳を過ぎると盲導犬も引退の時を迎えます。
引退した盲導犬は、これまでいっしょに過ごしたパートナーと別れ、引退犬オーナーの家庭でのんびりと余生を過ごします。

注意点とまとめ


人が大好きな盲導犬は、撫でられたり声を掛けられたりすると、うれしくて注意が逸れてしまうことがあります。
仕事に集中できなくなると、パートナーを安全に誘導することができなくなり、危険です。
あなたが外出先で盲導犬を見かけたら、静かに見守ってくださいね。
もし、この記事を読んで、少しでも盲導犬に興味を持っていただけたらうれしいです。

 
 

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