2017年6月5日更新

シベリアンハスキーだけじゃない!?そりを引く犬たちの歴史をご紹介!

ペット生活



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辺り一面真っ白な雪景色の中、犬たちが前をしっかりと見つめて、一心不乱にそりを引いている。そんな場面を目にしたことがあるでしょうか。もしかしたら、映画「南極物語」のワンシーンを覚えている方もいるかもしれません。寒冷地帯に暮らす人々にとって、なくてはならない存在だったそり犬たち。今回は、そり犬の歴史や活躍する犬種についてまとめてみました。

 

犬ぞりの歴史

はるか昔から人間と共に暮らし、あらゆるところで人の生活を支える重要な役割を担ってきた犬たち。
番犬や牧羊犬、猟犬など、多くの使役犬の存在はよく知られていますよね。

そり犬の歴史も古く、一説によると3万年も前から存在するとも言われています。
シベリアやアラスカなど高い緯度の地域では馬や車輪の付いた荷車を使用することができないため、犬ぞりは重要な移動手段として用いられてきました。

そり犬たちは、氷の割れ目を察知する能力に長けており、自分たちの判断で安全なルートを走ることができます。その能力が評価され、南極地方などの探検隊に重宝されてきたという歴史もあります。
1911年、ノルウェーの探検家ロアール・アムンセンが、犬ぞりを使って人類で初めて南極点に到達したというのは有名な話です。

このように人間の移動手段として大いに活躍してきたそり犬たち。
スノーモービルが実用化されてからはその役割を譲りましたが、現在では世界各地で開かれる犬ぞりレースにその活躍の場を移しています。
また、一部の地域では今でも人々の生活を支える交通手段として利用されています。

犬ぞりで大活躍の犬種たち


そり犬と聞くと、多くの方がシベリアンハスキーを思い浮かべることでしょう。
しかし、シベリアンハスキーの他にもたくさんの犬たちが活躍しています。犬ぞりで活躍する犬種を一部まとめてみました。

シベリアンハスキー

体高60cm、体重25kgほどになる大型犬。元々は、アジア北東部に暮らすエスキモー、チュクチ族が重用していた犬種。美しく密に生えた被毛は、零下40度にも耐える保温性を持つ。

アラスカンマラミュート

体高63cm、体重35kgほどになる大型犬。外見はシベリアンハスキーによく似ている。寒さに対して恐ろしく強く、零下70度の環境にも耐えるという説も。持久力とそりを引く力強さは、他の犬種と比べ秀でている。

アラスカンハスキー

犬ぞりレースに特化した犬を目指し、シベリアンハスキーなどのそり犬と俊足の猟犬を交配して作出された犬。犬種としては確立されていないため、外見的な特徴に明確な基準はない。体重は18kg~34kgほどになる個体が多く、レースで最も多く見られる犬。

カナディアンエスキモードッグ

最大で体高69cm程度、体重48kgほどになる大型犬。カナダ原産の犬種で、イヌイットによって重用されてきた古代犬種。高い身体能力を誇り、一頭で80kgの荷物を100km牽引するという話もある。

サモエド

シベリアのサモエド族が生活を共にしてきた犬種。体高60cm程度、体重が30kgほどに成長する。毛色やホワイトやクリームで、ふわふわな手触りで保温性も高い。そり犬としても強靭な体力を発揮する。サモエドスマイルと呼ばれる独特の表情が可愛らしい。

他にも、グリーンランドドッグ、チヌーク、ウトナーガン、樺太犬など様々な犬種が犬ぞりで活躍しています。

 

さいごに

いかがでしたか?
安全な交通手段として重宝されてきた犬ぞりですが、現在ではレースとして盛んになり、多くの人を熱くさせています。日本国内でも多くの大会が開かれていますので、一生懸命な犬たちの姿を見に、足を運んでみてはいかがでしょうか。

 
 

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