2017年6月8日更新

【犬の嗅覚】実は知らない事がたくさん!1億倍と言われる犬の嗅覚を徹底解析!

ペット生活



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犬は鼻が利くというのはよく知られていますよね。しかし、実際にどれだけすごいのか、具体的には分からないという人も多いはず。今回は犬の嗅覚にスポットを当てて、そのすごさや能力の秘密について迫ってみましょう。

 

犬の嗅覚って人間と比べてどれだけすごいの?

犬は嗅覚が優れている、とよく言われます。
確かにその嗅覚を活かし、警察犬や麻薬探知犬、ガン探知犬など様々な仕事で人間社会に貢献していますが、実際に人間と比較してどれほどの能力があるのでしょうか。

人間の一億倍の嗅覚

結論から言うと、犬の嗅覚は何と人間の1億倍も優れています。
しかし、これは全てのにおいに対して人間の1億倍の嗅覚を発揮できるわけではありません。
動物の発する汗などの有機物へは鋭い反応を示しますが、自然の中に存在しない化学的なにおいに関しては若干鈍いという特徴があります。

ただ誤解をしてほしくない点があります。
それは、人間の1億倍の嗅覚があるからといって、におい自体を1億倍の強さで感じているわけではないということです。また、人間よりも1億倍離れた距離からでもにおいを嗅げるというわけでもありません。
極端に薄められたにおいでも嗅ぎ分けられるという意味で優れているのです。

人間との違いって何?

犬と人間の嗅覚に差が生まれるのはどうしてでしょうか。

それは、人間の鼻にも犬の鼻にもある「嗅上皮」という粘膜層の大きさの違いが原因です。
嗅上皮には嗅細胞というにおいを感知する細胞が含まれています。人間の嗅上皮は一円玉くらいの大きさですが、犬の嗅上皮は千円札ほどの大きさがあるため、この大きさの差が嗅覚の違いを生むというわけなんですね。

犬の嗅覚が優れている理由

実は、犬の嗅覚が優れているのは嗅上皮の大きさだけが理由ではありません。

犬の鼻の構造に秘密があった

犬の優れた嗅覚を生み出しているのは、鼻自体の構造も関係しています。

犬の鼻の穴は、人間のように丸く開いているだけでなく、横にも切れ目が入った形状をしています。犬は鼻をヒクヒクと動かしてにおいを嗅ぎますが、こうすることで鼻の切れ目からもにおいを取り込むことができます。

また、鼻の中央に見られる一本の溝はいつも水分を蓄えた状態になっています。これによりにおいの成分を付着させ、においを嗅ぎ取りやすくします。
鼻の表面にも細かい溝が入っており、この溝にも水分が蓄えられているため、においの成分を付着させることができます。

犬の鼻がいつも湿っているのには、大切な役割があったんですね。

犬には人間にはない器官がある

優れた嗅覚の秘密として、人間には見られない鋤鼻器、またはヤコブソン器官という器官も欠かせません。
この器官はフェロモンを感知する器官で、猫の場合は発情期のオス猫はメス猫のフェロモンのにおいを8km離れていても嗅ぎ付けると言われています。他にも、母犬が出す鎮静フェロモンも嗅ぎ取る機能を備えています。

 

まとめ


わたしたち人間と比べ、はるかに優れた嗅覚を持つ犬たち。
その構造や特有の器官の存在を知ると、本当に驚かされますね。
犬の嗅覚、やっぱりすごい能力です!

 
 

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