2017年5月21日更新

【梅雨の準備できてる?】愛犬にも影響アリです!梅雨時は特に気をつけたいこと!!

長谷川真理恵



JKC A級トリマー、JKC C級ハンドラー

グルーミングスクールに4年通い、JKC A級トリマーライセンス、JKC C級ハンドラーライセンスを取得。フリーのトリマーとして働く傍ら、在学中にモデル犬として迎えたトイプードルのチャンピオン完成をきっかけに繁殖学・遺伝学を学び、ドイツやイギリスのブリーディングスタイルをモデルとして極少数頭のみのブリーディングを手掛ける。主人の海外赴任に伴い愛犬とともにドイツへ越した後、現在はベルギー在住。日本とは大きく異なるヨーロッパにおける"犬とは"を日々体感中。

 

朝と晩の気温差、ジメジメとした湿気。
人間も体調を崩したり、どことなく怠かったり、気分が落ち込みがちだったりしませんか?
実は梅雨時の体調変化は人間だけでなく、犬にも起こりがちです。

どんな変化が多いのか、事前に知っておくことで少しでも快適に梅雨を過ごしたいものですよね。

 

こまめにチェックで早期発見!皮膚トラブル


湿気の多い日本の梅雨は細菌にとってはとっても快適な環境です。
トリミングにくる犬たちもこの時期になると皮膚トラブルを起こし赤くなっていたり。「なんだか痒がってるの…。」と飼い主さんが気づくことも。
その原因はマラセチアだったり、細菌感染だったり、耳ヒゼンダニだったりと様々です。
これまでなんともなかった愛犬が加齢により免疫が低下して、突然発症するということもあります。

一番の策は日々愛犬の皮膚を観察すること。

  • 脇や内股
  • 足の指股
  • 耳の中
  • 耳の先の厚み

など、とくにトラブルが起きやすい場所を念入りに。毛を根元までしっかりかき分けで確認しましょう。
皮膚トラブルというのはやっかいなものが多く、治療に時間がかかるものが多いため、早期発見が早期治癒の鍵になります。
「なんだかおかしいな?」と思ったら早めに獣医さんへ連れて行ってあげてください。

ブラッシングを丁寧に、湿気による毛のもつれ

まだ1歳未満のパピー、もしくは元の毛質で毛が柔らかい、ダブルコートの犬に多いのが梅雨時の毛もつれです。
表面は大丈夫そうに見えても湿気がこもる根元でもつれたり、湿気で毛のウェーブが出てもつれたりと手強い毛もつれ。そのまま放っておけば毛玉になってしまいます。
ほぐすために愛犬が痛い思いをしたり、毛をごっそりカットしてしまなくてはいけなくなったりと、ダメージが大きくなってしまいます。

皮膚のチェックの手助けにもなるブラッシングなので、普段より少し頻度を増やして行ってあげると良いでしょう。

 

食べ物の管理に要注意!食中毒


人間も犬も気をつけたいのが食べ物の傷みによる食中毒です。
食べ残しをそのまま置いておいたり、開封済みのフードが傷んでいたり、お水やそのお皿で細菌が繁殖していたり。梅雨時はいつも以上に衛生面に気を遣う必要があります。

  • ご飯の食べ残しは処分する
  • フードは開封したら1ヶ月を目安に消費できる量のものを買う
  • お水はお皿・給水器は毎日交換して清潔に保つ

などに配慮することで予防しましょう。
また下痢や嘔吐が見られたらすぐに獣医さんへ行くことも大切です。

雨でお散歩に行けない?犬だってストレス溜まるんです

昨日も雨、今日も雨、曇りだけど地面は濡れている…。連日お散歩に行けないことも多い梅雨時はどうしても家にこもりがちです。
犬にとって運動だけでなく、匂いや音が脳の刺激にもなるお散歩はとても大事なもの。例えどんなにお家が広くても、満足感や情報収集はお散歩でしか得られないものがあります。

そうなると犬もストレスでイライラ。

  • 足先をしきりに舐めている
  • 家の中で走り回る
  • いつもより吠える
  • あくびが増えた

などが見えたらストレスサインです。

ストレスが溜まりすぎると問題行動に繋がったり、免疫の低下を招くことも。少し晴れた隙にちょっとでも外に出る、嗅覚を使う宝探しゲームを駆使するなどしてストレス解消させてあげましょう。

いっそ雨を楽しむのもあり!


気温の急激な変化や湿気は人間にも犬にも、体調管理が難しく、気分も塞ぎ込みがち。とても厄介なものですね。

私が今いるヨーロッパでは湿度は低いものの雨や霧、雪に霜も多く、梅雨時以上に地面が濡れていることが多い日々です。
しかしこちらの人は雨などお構いなし!彼らに言わせれば「濡れて困るのは人間の事情。」なんだそうです。
トイレを家の中でさせる習慣がないので、必然的に日に何度も外に出さなくてはいけない事情もありますが…。
とくに雨上がりの草の匂いはたまらないらしく、必死に嗅ぐ愛犬の姿を見ていると、なんとなく梅雨の散歩もいいかもなと思ったりします。
帰ってドライヤーをすれば、皮膚のチェックもできて一石二鳥ですよ♪

梅雨時はいつも以上に人間も愛犬も気を配って、元気に梅雨を乗り越えたいですね。

 
 

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