2017年7月1日更新

床に置かれたおやつは気づかない!猫の視力はいいの?悪いの?

ペット生活



編集部

犬や猫との暮らしを豊かにするお役立ち情報をお届けします。

 

猫は鳥やネズミなど動くものにとても敏感に反応し、俊敏な動きを見せます。その一方で、目の前に置いてあるおやつに気づかないこともしばしばあります。猫が動くものに興味を示し、静止しているものに気づかないのはなぜでしょうか?そんな猫の不思議にも思える行動について、ご紹介したいと思います。

 

猫の優れた動体視力の能力とは?

猫は動体視力が優れている動物で、1秒間に25~60度程動くものに最も反応すると言われています。そのため、ネズミなどの素早い動きをする動物を捕らえることができるのです。また、テレビなどの動画は、動体視力の良い猫にとっては流れるような動画ではなく、静止画のように1コマ1コマがコマ切れで映し出されているように見えるのです。一方、ほとんど動かないものや1秒間に1~3度程しか動かないものに対しては、止まっていると判断します。猫が目の前の床に置いてあるおやつに気づかないのは、そのためなのです。

猫の視力は人間の視力よりも悪い!?


では、猫は動体視力が優れているのに、なぜ目の前にある好物のおやつですら気づかないのでしょうか?

猫の視力は0.1~0.2程度しかない

実は猫の視力は、0.1~0.2程と言われており、近視の傾向にあるのです。つまり、目の前に好物のおやつがあっても、猫の視力ではおやつとの距離によって、ぼんやりと映っていたりするため、正確に判別することが難しいという訳です。

猫の目はピント合わせが苦手!?

猫の視力が近視の傾向にある理由は、近すぎる物に対してピント合わせが苦手だからです。人間でも目のすぐ前に指を置くと、指とは判断できますが、ピントが合わずはっきりとは指の形や指紋、指のシワなどを判別することが難しいように、猫には人間以上にピント合わせが苦手なのです。そのため、2m未満の距離にあるものは識別しにくいものも出てきます。

このように、猫は動体視力は抜群なまでに優れているけど、人間よりもピント調整が苦手で近視傾向にあるために目の前にある好物のおやつに気づかないという訳なんです。

 

さいごに


猫の視力について知ると、一見不思議に思える猫の行動も納得できるものだと理解することができます。猫の体の構造をもっと深く知れば、あなたの愛猫が見せる謎の行動を解明することができるかもしれませんね♪その謎の行動が猫の体の構造によって解明されたとき、あなたはきっと愛猫との生活がさらに楽しいものになるはずです。

 
 

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