2017年6月18日更新

ねりま猫?ねりまねこ?【ねりまねこ】

2010年活動を開始した頃、
さほど考えずに適当に決めたハンドルネーム「ねりまねこ」

最初のころ、

「もしかして練馬多頭崩壊のレスキューをしたねりま猫さんですか?」
と何度か聞かれました。

多頭崩壊?
ねりま猫?
なんのこっちゃ?

と検索したら、ありました!

こちら

ねりま猫40頭のSOS

私はすべてひらがなの「ねりまねこ」

40頭SOSの方は「ねりま猫」です

今では、
多頭飼育崩壊の話をあちこちで聞きますが、

10年前は、ネット上で公になることは珍しいケースでした。

レスキュー経験豊富な愛護団体ではなく、善意の個人が集まり、広く呼びかけ、たくさんの方たちの支援で自分達だけで抱え込むことなく問題を解決しました。

その、ねりま猫さんと初めてお会いしました。

あれだけのトラブルを限られた時間の中で解決した中心メンバーのお一人、予想通り、社交的で聡明な方でした。

今でも、ご自分のできる範囲で、動物を助ける活動をしています。

飼い主探しのために作成した猫のプロフィールのカード

写真を撮るのが得意な人
デザインが得意な人など
それぞれの得意を活かして
作られました。

支援を募るためのチャリティはがきを制作しましたが、その前に、レスキューは終わりました。
結局、販売されることのなかったチャリティはがきのご挨拶文に事件のあらましが端的に書かれています。

ねりま猫チャリティはがき

多頭飼育崩壊という言葉をご存じですか?
犬、猫などをきちんと避妊・去勢して飼わなかったために
あっという間に管理不能な頭数に増え、
人も猫も不衛生で過密な、
大変不幸な暮らしに陥ってしまうことです。

2007年夏、東京都練馬区のあるご家庭の
2DKのマンションで、4年の間に
4頭の猫が41頭に増えてしまいました。

猫たちのうち10頭は、過密な暮らしのなかで
命を落としてしまいました。

ボランティアが多数参加して
このお宅の衛生環境を改善し、
生き残った31頭は適切なケアを受けられるようになりました。

救い出された猫たちは今、順次
新しい家族のもとへ旅立っています。

このはがきの収益金は、新しい家族を待つ猫たちの
医療費や生活費、そして二度とこのような不幸な事件が
おきないよう、動物の適切な飼育についての啓発活動のために使われます。
お買い上げ、ありがとうございました。

ねりま猫


ねりま猫さんは最近、崩壊した家を見に行かれたのですが、変わらず暮らしているご様子でした。
猫だけでなく、飼い主様も救われたのです。

_____

先日、私たちも、一年前に関わった49頭多頭飼育崩壊のお宅に行ってみました。

直接、会うのは憚られたので、外から見ただけですが、
猫を飼っている様子はなく、庭木もきれいに手入れされ金魚も丁寧にケアされていました。

ご自身の生活を再建してくれた

そうあってほしいです。
しかし・・・

ひとたび崩壊させてしまい限度を超えた頭数になるとレスキューは大変困難です。

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

ねりまねこ



NPO法人

「NPO法人ねりまねこ・練馬区地域猫推進ボランティアのブログです。 博愛の夫と、平均的猫好き妻による、市民ボランティア奮闘記! 地域猫とは地域にいる飼い主のいない猫の問題を、 地域住民・問題解決に取り組むボランティア・行政の三者が協力しあって解決を目指すことにより、 人と猫とが共生する地域づくりをしていくという考え方です。」

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